液晶テレビに経営資源を傾斜させそれが経営を圧迫したシャープにとって,プラズマクラスターは頼みの商材だということはよくわかる。
「プラスイオンとマイナスイオンがカビや細菌を殺して」というTVCMを打っているし,ほとんどの消費者がなんの疑いもなるそれを受け入れて,プラズマクラスター関連商品は相当のブランド力を確保し,よく売れている。
でもね。
イオンによる効果は極めて限定的であり,プラズマクラスターという商品の消臭・雑菌効果の大部分は副次的(もしかしたら,これは最初から狙ってた?)に発生するオゾンによるものであることは,シャープは否定しているが,以下の実験では確認されているようだ。
以下参照
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?style=abst&vol=86&mag=0&number=6&start=723
オゾンの消臭・殺菌効果は事実だが,一定濃度を超えると人体に影響がある。だから「オゾン発生器」という名前ではいくらその発生量を人体に無害なレベルに押させたとしても,販売は厳しい。「有害物質」という言葉には消費者は過剰に反応する。
シャープもオゾンという表現はしないし,聞かれても「オゾンは副次的に発生しますが,人体には影響のないレベルです」という回答しかしないだろう。でも,実際にはプラズマクラスターはオゾン消臭殺菌器なのだ。
だから危険なものを販売しているというつもりは全くない。低濃度のオゾンはちゃんと管理されていれば問題ないし,プラズマクラスターから発生する程度であれば換気などが必要なものではない。
言いたいのは,多くの大手電機メーカーがマイナスイオンというまだ明確に科学的証明がされていないものを売り物にする,しかもそれが大会社の経営を左右しているというのは普通の状態ではないのではないか,ということ。
「プラスイオンとマイナスイオンがカビや細菌を殺して」というTVCMを打っているし,ほとんどの消費者がなんの疑いもなるそれを受け入れて,プラズマクラスター関連商品は相当のブランド力を確保し,よく売れている。
でもね。
イオンによる効果は極めて限定的であり,プラズマクラスターという商品の消臭・雑菌効果の大部分は副次的(もしかしたら,これは最初から狙ってた?)に発生するオゾンによるものであることは,シャープは否定しているが,以下の実験では確認されているようだ。
以下参照
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?style=abst&vol=86&mag=0&number=6&start=723
オゾンの消臭・殺菌効果は事実だが,一定濃度を超えると人体に影響がある。だから「オゾン発生器」という名前ではいくらその発生量を人体に無害なレベルに押させたとしても,販売は厳しい。「有害物質」という言葉には消費者は過剰に反応する。
シャープもオゾンという表現はしないし,聞かれても「オゾンは副次的に発生しますが,人体には影響のないレベルです」という回答しかしないだろう。でも,実際にはプラズマクラスターはオゾン消臭殺菌器なのだ。
だから危険なものを販売しているというつもりは全くない。低濃度のオゾンはちゃんと管理されていれば問題ないし,プラズマクラスターから発生する程度であれば換気などが必要なものではない。
言いたいのは,多くの大手電機メーカーがマイナスイオンというまだ明確に科学的証明がされていないものを売り物にする,しかもそれが大会社の経営を左右しているというのは普通の状態ではないのではないか,ということ。
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