猛烈に暑かった夏が去りいよいよ紅葉の季節がやってきました
今日は来週、登る越後駒ヶ岳に備えての足慣らしです
草津辺りは未だ紅葉する葉は見られませんでしたが南志賀は今が最盛期
錦織りなす風景に何度、車を停めた事でしょう
登山口は昨年のちょうど今ごろ登った破風岳・土鍋山の有る小串硫黄鉱山跡地が起点
生憎、ガスが視界を閉ざし破風も土鍋も残念ながら裾野さえ見せてはくれません
これから登る御飯岳の前衛峰に立つ役目を終えた鉄塔がボンヤリ霞んで見えるだけです
より寒さを助長させるそんな風景を見ながら9時50分、登山道に足を踏み入れました
前衛峰を越え大きく下ると、どうでしょう 目にも眩しい黄・橙・赤い世界が開けました
と、同時に薄日も差しはじめ青空も覗く様になりました
この急激な変化は先に進む事さえ忘れさす喜びと戸惑いに似た感覚と言ったらいいのでしょうか
もう無いだろうと思った花が足元に僅かに残っていたのも嬉しかったですね
結構、道のりが長く感じられたのは3回のアップダウンのせいだったのかなァ
ともかく、それをクリアし11時半、山頂に到着しました
今日の昼食メインは「うどん」、 これ、山に意外といけますよ
隣りの「浅漬けの素」? 途中、休憩をした時に喉が渇いたので水分補給でもしましょうと・・・
ゲッ、何て事? 「ゆずみかんジュース」と間違えてゴクリ・・・
“Oh my god”
さァお腹も満腹、そろそろ退頂としましょうか
ガスに濡れた木の根に滑らないよう慎重に足を運び二峰超えると、これはこれは
登りと下りの世界が反転、この時ばかりは ひたすら太陽に感謝しました
言葉を失うとはこう言う事なんですね
最後の峰を超えると・・・
幸運にも入山時には見えなかった破風岳と土鍋山が全容を現したんです
そして小串鉱山跡も
ケーブルを失くした支柱もハッキリと
こうして13時50分、夢の様な山行は幕を閉じたのでした
・・・続く・・・
人気ブログランキングへ