たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

期待・那須の紅葉 10/15 (1)

2012年10月18日 | 登山
余りにもコロコロ変わる天気予報に越後駒ヶ岳は断念

日帰りできる那須の山に出かけました

足利辺りで日の出となり白笹山への登山口に着いたのが7時45分、家から約2時間のドライブです


コースは白笹山から南月山に登り上げ姥ヶ平を回る一周コースをとりました


沼っ原(8:00) 白笹山(9:45) 南月山(10:50) 姥ヶ平経由・沼っ原(16:00)




初夏、シロヤシオが美しいと聞く尾根の紅葉には未だ手が届かず急登に耐え ただひたすら黙々と前進するのみ

僅かに残る花が慰めてはくれるものの二人とも次第に無口に

                  

何でも良いから変化は無いものかと愚痴が出た時に登山口に有る沼っ原調整池を俯瞰する事ができました

この辺りから紅葉も少しずつ始まりますが「オー」というには程遠く・・・




写す物が無ければこんな物でも仕方なく・・・


それでも北側に回り込んだ付近で展望が開け小気味よい景色を眺める事が出来ました

(流石山かも)






更に進むと もう十数年前に登った懐かしい茶臼岳の白い噴煙をあげる姿が

私達はこれから、その麓まで歩きます


再び展望が閉ざされ登りが一段落ついた所が白笹山でした

注意しないと通り過ぎてしまいそうな笹を刈り払いしただけの狭い山頂です

実際、ここに注意を向ける登山者は一人もおらず皆、素通りでした

そんな不遇の山をせめて私達だけでもカメラに収めて上げたいと・・・




さて、紅葉を求めて腰を上げる事にしましょうか

灌木を抜け笹に覆われた斜面を下ると、ようやく前方に南月山が視野に飛び込みました

その奥には茶臼も小さく望めます









登山道が登りにかかり鬱蒼とした森を抜けた所で振り返れば

今、歩いて来た稜線の先に白笹山がここからではとても不遇とは思えない穏やかな姿で鎮座する姿が見て取れます





そして南月山の山肌の美しさと 谷を覗けばモワモワと柔らかそうな樹海に、しばし時を忘れました






この実はツルリンドウでしたっけ???


やった~  10時50分 南月山到着

と同時に雲行きが怪しくなり目の前に迫った茶臼があれよあれよと言う間にガスに包まれてしまったではありませんか

(写真はタッチの差で写せた茶臼岳)






そう言えばカーラジオで

「日本海側は荒れ模様となり新潟では雷を伴うでしょう。この低気圧は昼ごろには太平洋側に抜ける模様です」

どうやら、その只中に入ってしまった様で周辺は暗く冷たい風が容赦なく吹き付け

今、正に上空を猛烈な勢いで低気圧が駆け抜けようとしています

何とか風がしのげる場所にシートを敷き其処が今日の山上レストランとなりましたが、それにしても侘しい

さて本命 牛ヶ首は諦めなくてはならないのか

・・・続く・・・


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