(続き)
長谷寺
長谷寺は686年、道明上人が皇室の為に法華説明図銅盤を西の丘に安置され、のち727年徳道上人は聖武天皇の勅を奉じて民衆の為に東の岡に十一面観音菩薩を祀った。この上人は観音信仰に徹したお方で西国三十三所巡拝の開祖となった大徳であります(パンフより)
登廊(108間、399段、約200mの回廊形式の登廊)
この登廊が造られたのは中臣信清が息子の病気が平癒したお礼にこの廊下を寄進したと言われています。子供を持つ親の愛と十一面観音菩薩への感謝が込められた登廊なのですね。 この両側には牡丹が植えられていた記憶がありますが咲いたらさぞかし華やかな事でしょう。
紅葉の向こうの本堂が壮観でした
華やかさに高揚しながらも心が洗われる景色です
真っ赤なモミジを纏った五重塔
本堂は舞台造りとなっており、見下ろせば紅葉の向こうに伽藍が立ち並ぶその様を、しばし眺め入っていた事が思い出されます。絶景ですねぇ。。甍を包み込む春の桜の季節も観て見たいものです
いくたびも参る心ははつせでら 山もちかひも深き谷川(長谷寺の御詠歌)
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