たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

埴輪の里の花火大会

2018年08月21日 | 年中行事
何時も家から眺めていた埴輪の里の花火大会ですが

車で7分、今夜は会場に行ってみる事にしました

「花火は何処から上がるのですか?」

「古墳から上げる様ですよ」  教えて下さった女性と一言、三言 会話

すると「良かったらこのシート、お使い下さい」と言うや

隣りの家族のシートに移られたのです

初対面なのに随分と親切な人が居るものです




坐った場所(車道)から古墳までの距離は50mと離れていないんじゃないかな?

大玉は真上・・・頸椎症の悲しさ、首をそらす事は出来ません

手術せず指回しで奇跡的に治ったとはいえ、やはり未だ心配

首を傾けて上目使いで・・・結構、苦労しています

   




   

花火と月のコラボレーション





   



派手な色彩に混じって少々シックな花火も



   



僅か30分の打ち上げですので間を置かず次から次へと夜空を飾ります


以上前半

枚数が有り過ぎて載せきれませんのでクライマックスの花火は後日

と言う事で本日はコメント欄を閉じました

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吹割の滝

2018年08月19日 | アウトドア
8月18日


ここのところ清々しい日が続いております

しかし、こうした日も長くは続かず20日からは暑さが振り返すのだとか




2ヶ月半振りに顔を見せた孫を伴って吹割の滝へやって来ました

呼び込みで印象を悪くした通りの店も今はとても静かになりました

こうなって、むしろ売り上げは上がったんじゃないかしら!


何度も来ているのでお馴染みの景色ですが変わったのは事故が多発した為

警備員が要所要所に座り見張り番が建つようになった事でしょうか

余り端を歩くとピピピーッ

耳をつんざく様な笛の音が鳴り響きます

・・・→



こちらの見張りの方が効き目ありそう


岩盤の上にたった一輪の花  何人の目を曳きつけた事でしょう

でも見る限り私の回りに気付く人は誰もおりませんでした


この穴、前から有ったかしら・・・う~ん覚えが無い




振り返り振り返りカメラを向けます


進む先は大分、穏やかな流れに


最後にもう一度、振り返って・・・観光客の姿があんなに小さくなってしまいましたよ


吊り橋を渡って滝を高巻けば涼しいと言うより肌寒さを感じる森の小道です

帰り道、先日寄った昭和村の道の駅で安い、本当に安い野菜を購入

勿論、甘~いトウモロコシも


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8月13日・迎え盆の一日

2018年08月16日 | 暮し
8月13日












墓参りの帰り道、埴輪の里のヒマワリ畑(2万本)へ寄り道した

ヒマワリの迷路で孫を遊ばせたのは、もう15年以上前の事

今も迷路は健在でジリジリと照りつける陽の下、親子連れが歓声を上げていた

暑さに汗がしたたり落ちる

雄さんが童心に返って迷路に侵入する後を私も途中まで入ったがUターン

案の定 雄さんは相当な時間が掛かって無事、出口から顔を出した


家に戻る寸前で雨滴がウインドウを濡らした

何とかセーフで家に入るや篠突く雨

ここのところ毎日こんな繰り返しだ




さて、ご先祖様がお出でなさった

「半殺し」でも作るとしましょう




19時15分 薄っすらと夕焼けの名残を見せる雲の下に美しい月が出ていた

糸の様に細い月 

「へー、この時期は西で月が見られるんだ」

今更ながらに驚いている私です


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思い出に残る山(27)白山ー2

2018年08月14日 | 心に残る思い出の山
続きです

昨夜の事

20時になると消灯され今迄のざわめきがシーンと静まり返ったのも束の間

オナラの音から始まり激しい鼾  その内、耳元で単発的な鼾

私も鼾を掻くらしいから(名誉の為に可愛い鼾(^_-)-☆)文句は言えないが

それにしても他人の鼾は気になるものだ  「タカも負けるな」と雄さんが言う

どうにも寝られそうにないので雄さんを伴って外へ出て見ると広大な夜空に星が澄んだ光を

放ち瞬いていたが期待した「降る様な」には届かなかった

「家で見る星空と其れほど変わりないな」と雄さん

部屋に戻り布団に潜ると今度はインターホーンから洩れるシャカシャカ音が直ぐ上から

雄さんも1時間程は我慢していたが限界が来たのか「ラジオ停めて下さい」

しかし寝てしまったらしく、それからもズッと鳴りっぱなしだった

暫くすると外から帰った男性が「満天の星ですよ、人工衛星も見えました」

とうとう我慢できなくなってしまった雄さんは布団を持って廊下へと・・・

後で聞いた話では雄さんの他にも何人かが廊下に居た訳だが

その内の一人の鼾が物凄く踏んだり蹴ったりだったそうだ


その夜は疲れているのに、まどろむ位しか出来ず、おまけに3時前から他の部屋の

団体が動きだしたため寝ていられる状態ではなくなってしまった

こうなったら行動を起こしてしまった方が楽と身支度をし御前峰へ向かう事にした

山腹には点々と懐中電灯の灯り、東の上空には金星、左下方には小松の市街地の灯りが

一塊となり輝いている 白山比咩神社から太鼓の音が鳴り山々に響いた

懐中電灯の灯りが一列になって登って来る

闇が少しずつ薄まってゆき東の空が、ほんのり染まり始めた

地上と天上の境界と言う急峻な岩壁を登りあげると高天原

瞬間パッと視界が開け雲海の上に北アルプスの雄大な山並みが横一直線に並び

その中に小さな尖峰を見つけ私は「槍ケ岳」が見えると叫んだ

黒い山のシルエットが日の出と共に次第に輝きを増し山肌が浮かび上がる

瞬間、山々が大きく息を吸い込んだ様に思えた

ー(略)-


御前峰から尾根伝いに進み天柱石からジグザグ道を下ると間もなく火口底に降り立った

火口底を暫く歩くと御前峰・剣ヶ峰・大汝峰に囲まれた翠ヶ池の畔に出た

折からの風の強さに湖面は風にあおられ時折り水しぶきが飛んでくる

翠ヶ池を過ぎ御前峰からの尾根を乗っ越すと、いよいよ大汝峰の登りとなった




岩また岩の斜面に吹き付ける風は私達の全身を阻むかのようだ

山頂(2684m)の風当たりは更に厳しく足を踏ん張って立っているのがヤッとだった

(写真の山は大汝峰より)

ー(略)-

火口の底に下り道標に従って血の池、五色池、百姓池、残雪の下に隠れている千蛇ヶ池の

縁を歩く頃には風も遮られ漸く一息つけるようになった

この千蛇ヶ池が解氷して地底の一部が露出するのは新雪が来る前の

10月上旬の僅かな期間だけだそうである

言い伝えが面白い 泰澄大師は白山開山に際し山頂近くに居た毒蛇千匹を捉え、この池に

封じ込め万年雪を持って蓋をしたと言う 万が一にも雪が消えて蛇が逃げ出そうになれば

池のすぐ上にある岩峰「お宝庫」が崩壊し池の蓋をする様になっているのだという

白山には昔から毒蛇が多く居たらしい 今でも沢筋から登るルートに温泉が出ている

所がありキャンプしていて蛇に驚かされた人がいるというのだとか

この後、私達はお花畑を経由して7時、室堂に帰り着いた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


砂防新道と観光新道の分岐まで下れば一昨日、私達が挨拶に返す気力も無く登ってきた

斜面を同じ様に登山者が登って来る、きつそうな顔 私達は無言で擦違う事にした

此処を下ると、もう室堂の赤い屋根も御前峰も見えない

何処からかウソのフィーフィーと言う鳴き声とウグイスの鳴き声が聞こえてきた


蛇塚






(私達の山行に珍しく花の写真)

キヌガサソウ・シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ

たくさんの花に飾られた斜面をアルバイトの学生と花名を教えたり教わったりしながら

ノンビリ道草を食いながら歩いている内に前方に殿が池ヒュッテが見えてきた

ー(略)-


テント一張りは出来そうな空間でリュックを下ろし靴を脱ぎ、いよいよ終わる山旅の

厳しくも楽しかった時を振り返り熱いコーヒーを啜った

ここから眺める四方の景色は何とも素晴らしい

今、下りてきた花咲く斜面、東側に一際目立つ別山、南対岸には昨日、汗を掻きかき登った

砂防新道、甚之助小屋も小さく見える そして右に目を移せば別当覗きから覗いた

大崩壊の巨大な傷痕、西には殿が池ヒュッテの後ろに聳える白山釈迦ヶ岳

そして私達が坐る三畳ほどの回りにはニッコウキスゲの大群落


水溜りの様な殿が池を通りトンネル状の岩を抜けると視界もいよいよ閉ざされ、ひたすら

無風の熱い下りとなった、道脇のササユリだけが涼しそうだ

所々土止めの木製階段があり次第にペースダウンして来る、進むにつれて更に緊張の

連続となり何時もの様に駆け下る事が出来ない

もういい加減にして欲しいと思いながら、ひたすら下って行くと後ろから

元気の良い子供五名と女性一人が追いついた

「足がイテェ~~階段は嫌いだ~」と言いながらも飛び跳ねている

この先、別当出合までの道程は長かったが子供達の元気さに引きずられて

1時20分、漸く下り着く事が出来た 君達のお蔭で気晴らしができて無事降りられた

有難うと礼を言いバスに乗り込むと昨日の金沢のご夫婦も同乗し

一時でも言葉を交わし合った仲、一ノ瀬で軽い寂しさを残した別れた

入山時、あれ程あった車も愛車のミューがポツンと帰りを待っているだけだった

本日はコメント欄を閉じさせて頂きました


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