マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

主の御降誕・クリスマスまで11日・・・『心の灯』 そして 『三人の弟子たちは、「人の子も、人々から苦しめられる」と告げられる。』

2020-12-12 23:42:48 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
12月12日。土曜日。快晴。


 今日は・・・            『待降節第二週・最終日』
 
            『待降節ロウソク2本に灯』             我が家居間に置かれたロウソク

          クリスマス前まで、 残り2本に点火、 残り11日です。
   4本には、『悔い改め』、『希望』、『喜び』、『イエス・キリスト』、4つの意味があります。

私のいままでの待降節の2週間は・・・
           
     『悔い改め』は十分だっただろうか?  『希望』と『喜び』は十分だっただろうか?
        『主イエス、私の所へ来てください!』 と、 祈りは足りているだろうか?

何事も
私には足るはずがなかろう。

     残り11日間・・・

           御ひとり子がおいで下さるのをひたすら待ち望みましょう。
         燃える『心の灯』を持って、 救い主を迎えることができますように。

          今日は、聖霊の働きで、私も悔い改めが少しできました。
                             感謝!感謝!


そして。

今日は12月12日。待降節第二土曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、ケルビムの上に座し、顕現してください。 
   御顔の光を輝かせ、わたしたちをお救いください。』

         詩編80章 2&4節


『今日の福音 イエスの御言葉』

       『山を下りるとき、  弟子たちは  イエスに、
 
   「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」 と尋ねた。

イエスはお答えになった。
     「確かにエリヤが来て、 すべてを元どおりにする。
       言っておくが、 エリヤは既に来たのだ。
     人々は彼を認めず、 好きなようにあしらったのである。


  人の子も、そのように人々から苦しめられることになる。」

  そのとき、弟子たちは、イエスが洗礼者ヨハネのことを言われたのだと悟った。』
           マタイ福音書 17章10-13節


辞典で調べてみました。
エリアとは、誰なのか?

         エリアとは、
  イスラエル北王国のアハブ、アハジャ両王の時代(紀元前869~849年)活躍した預言者。
  ヤハウェの神礼拝に熱心で、バアル礼拝と対決し、ヤハウェ礼拝を擁護した大指導者。
  火の車に迎えられて天に上った。
    新約の時代において、
  『救い主が地上に来る時』、その前に現われる預言者はエリアの再来であると信じられてきた。
     イエスの時代の人々は、この再来のエリアを『洗礼者ヨハネ』において見ている。
  『イエスの山上の変容』の時、律法を代表するモーセとともに、エリアは預言者を代表して現われた。
                『聖書辞典』より


 今日の聖書では・・・

       ある日イエス様は、弟子たちに打ち明けられたのです。
  『自分はエルサレムで、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、
    三日目に復活することになっている。』と。    

      その六日の後、イエス様は、ペテロ、ヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、
          高い山(ガリラヤ湖近くのタボル山)に登られました。


        一同が山を下りるとき、三人はイエスに尋ねたのです。
      『なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか』と。
         イエスは、三人にお答えになったのです。
   『エリヤは既に来たのだ。人々は彼を認めず、 好きなようにあしらったのである。』 と。
          そこで、三人は悟ったのです。
    「イエス様が言われた『すでに来たエリア』は、洗礼者ヨハネである。」 と。
           以上。マタイ福音書 16章21~25節 参照


   旧約時代。 エリアは、人々に反対され、預言者として認められなかったのです。
   新訳時代。 ヨハネは、エリアと同じ仕事をしたのですが、領主ヘロデ王に殺されました。
          エリアは、見事に、『イエスの先駆者』としての仕事は果たしました。
  救い主の時代。 イエスは、弟子たちに打ち明けた通りに、人々に棄てられ、殺されました。

      神様は、エリア、ヨハネ、イエス様を通して、働かれました。
        しかし、
    人々は、彼らを神から遣わされた人たちと認めず、反対し、棄てたのです。

 イエス様は、前もって、『人の子も、エリアやヨハネのように人々から苦しめられることになる。』
             と、ご自分の『受難』について、弟子たちに話されたのです。


私たちも、
預言者やイエス様の生活を
聖書から学びながら、
その生活の中に
神様の道と働きを見極めたいものですね。


『今日の祈願』

  『いつくしみ深い神よ、
   わたしたちが神の恵みに支えられて悪い習慣を改め、
  降誕祭にふさわしい準備をすることができますように。』




皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
いよいよ明日は、待降節第三主日、三本目のロウソクも点灯しますね。
悔い改め、希望、喜びを持って、『心の灯』を燃やしながら、
イエス様をお迎えする最後の準備をいたしましょう。  お元気で!