12月26日。土曜日。曇り。
今年も終わろうとしています。
新年まで残り5日です。
『垣根の花』

サザンカ。美しい。
決められた時に花開き、何事にも始まりがあり終わりがあり、決められた終わりを迎える。
娘夫婦が、第三回目の家建築を決心して、新たな始まりを迎える。
新しい芽を吹き、新しい花を咲かせる時を迎える。
新たな開始の姿は美しいものである。
それは祈りによって始まる。
『玄関の花』

挿し芽をした花が、大きく咲き始めました。
2020年の終わりは、 2021年の始まりでもある。
別れと新たな開始のために、準備をしなければなりません。
周到な準備は、 新たな開始への自信となるはずです。
それは祈りによって始まる。
そして。
今日は12月26日。主の降誕第二日。
『聖ステファノ殉教者 祝日』

『聖ステファノ』 ジャコモ・カヴェドーネ作品
西暦5年。 ギリシャ語を話すユダヤ人として 誕生。
ステファノは最初の殉教者であり、
その証しは教会の模範として、常に大切にされてきました。
彼は、使徒たちを補佐するために選ばれた七人のうちの一人で、
やがて福音宣教にも携わりました。
35/36年頃。30歳/31歳。
主・キリストの受難に倣い、自分を迫害する人々に最期まで愛を示して殉教した。
『毎日の読書』より
『今日の入祭唱』
『天の門は聖ステファノのために開かれ、
殉教者の初穂に勝利の冠が与えられた。』
『今日の第一朗読 聖ステファノの殉教の次第』
『そのころ、ステファノは恵みと力に満ち、
すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。
ところが、
キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、
またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、
ステファノと議論した。

しかし、
彼が知恵と〝霊〟とによって語るので、歯が立たなかった。
人々は激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。
ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、
神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、
「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。
人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、

都の外に引きずり出して石を投げ始めた。
人々が石を投げつけている間、
ステファノは主に呼びかけて、
「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。
それから、ひざまずいて、
「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」 と大声で叫んだ。
ステファノはこう言って、眠りについた。』
使徒言行録 6章8-10節 & 7章54-60節
2年前の今日。2018年12月26日。
聖ステファノの祝日の正午の祈りの集いで
教皇フランシスコ

2019年11月26日来日の教皇様
聖ペトロ広場に集った人々と共に、正午の祈りを唱えられた。
祈りに先立つ『説教』で、
教会の最初の殉教者となった『聖ステファノの信仰の証し』を話されました。
『クリスマスのすぐ翌日に聖ステファノを記念することは、
ベツレヘムでのイエスの降誕の喜びと、エルサレムで石打ちされたステファノの殉教の悲劇との対比
によって、違和感を生むかもしれない。
しかし、実際には、幼子イエスは人となられた神の御子であり、
十字架上の死を通して人類を救う方である。
馬小屋の中の布にくるまれた幼子は、十字架から降ろされた後、再び埋葬のために布に包まれることになるのです。
聖ステファノは、神なる師イエスに殉教をもって最初に従った人です。
イエスとステファノの死に共通するのは、
自らの命を神にゆだねたこと、 迫害者たちを赦しながら死んだこと、の2点です。
ステファノは、人々から石を投げつけられている間、
「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」 使徒言行録7章59節 と言った。
それは。
イエスが、十字架上で
「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」 ルカ福音書23,章46節 と叫んだことと同じでした。
イエスの態度に忠実に倣ったステファノの姿は、
私たち一人ひとりに、神の手から用意された命を信仰をもって受け取るように、招いているのです。
神への信頼は、
困難な時も、信仰の成長の機会、兄弟たちとの新しい関係構築のチャンスとして、
それを受け入れ、生きることを助けてくれるのです。
赦しは心を押し広げ、分かち合いを生み、穏やかさと平和をもたらすのです。
最初の殉教者ステファノは、家庭や、学校、職場、小教区、様々な共同体内の人間関係において、
とるべき道をわたしたちに示してくれたのです。』
『今日の祈願』
『いつくしみ深い神よ、 豊かな恵みを感謝して祈ります。
降誕節の喜びのうちに、聖ステファノの殉教を祝うわたしたちが、
救いの恵みを味わうことができますように。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新年まで残り5日。ひたすらコロナ終息を祈ります。 お元気で!
今年も終わろうとしています。
新年まで残り5日です。
『垣根の花』

サザンカ。美しい。
決められた時に花開き、何事にも始まりがあり終わりがあり、決められた終わりを迎える。
娘夫婦が、第三回目の家建築を決心して、新たな始まりを迎える。
新しい芽を吹き、新しい花を咲かせる時を迎える。
新たな開始の姿は美しいものである。
それは祈りによって始まる。
『玄関の花』

挿し芽をした花が、大きく咲き始めました。
2020年の終わりは、 2021年の始まりでもある。
別れと新たな開始のために、準備をしなければなりません。
周到な準備は、 新たな開始への自信となるはずです。
それは祈りによって始まる。
そして。
今日は12月26日。主の降誕第二日。
『聖ステファノ殉教者 祝日』

『聖ステファノ』 ジャコモ・カヴェドーネ作品
西暦5年。 ギリシャ語を話すユダヤ人として 誕生。
ステファノは最初の殉教者であり、
その証しは教会の模範として、常に大切にされてきました。
彼は、使徒たちを補佐するために選ばれた七人のうちの一人で、
やがて福音宣教にも携わりました。
35/36年頃。30歳/31歳。
主・キリストの受難に倣い、自分を迫害する人々に最期まで愛を示して殉教した。
『毎日の読書』より
『今日の入祭唱』
『天の門は聖ステファノのために開かれ、
殉教者の初穂に勝利の冠が与えられた。』
『今日の第一朗読 聖ステファノの殉教の次第』
『そのころ、ステファノは恵みと力に満ち、
すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。
ところが、
キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、
またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、
ステファノと議論した。

しかし、
彼が知恵と〝霊〟とによって語るので、歯が立たなかった。
人々は激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。
ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、
神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、
「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。
人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、

都の外に引きずり出して石を投げ始めた。
人々が石を投げつけている間、
ステファノは主に呼びかけて、
「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。
それから、ひざまずいて、
「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」 と大声で叫んだ。
ステファノはこう言って、眠りについた。』
使徒言行録 6章8-10節 & 7章54-60節
2年前の今日。2018年12月26日。
聖ステファノの祝日の正午の祈りの集いで
教皇フランシスコ

2019年11月26日来日の教皇様
聖ペトロ広場に集った人々と共に、正午の祈りを唱えられた。
祈りに先立つ『説教』で、
教会の最初の殉教者となった『聖ステファノの信仰の証し』を話されました。
『クリスマスのすぐ翌日に聖ステファノを記念することは、
ベツレヘムでのイエスの降誕の喜びと、エルサレムで石打ちされたステファノの殉教の悲劇との対比
によって、違和感を生むかもしれない。
しかし、実際には、幼子イエスは人となられた神の御子であり、
十字架上の死を通して人類を救う方である。
馬小屋の中の布にくるまれた幼子は、十字架から降ろされた後、再び埋葬のために布に包まれることになるのです。
聖ステファノは、神なる師イエスに殉教をもって最初に従った人です。
イエスとステファノの死に共通するのは、
自らの命を神にゆだねたこと、 迫害者たちを赦しながら死んだこと、の2点です。
ステファノは、人々から石を投げつけられている間、
「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」 使徒言行録7章59節 と言った。
それは。
イエスが、十字架上で
「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」 ルカ福音書23,章46節 と叫んだことと同じでした。
イエスの態度に忠実に倣ったステファノの姿は、
私たち一人ひとりに、神の手から用意された命を信仰をもって受け取るように、招いているのです。
神への信頼は、
困難な時も、信仰の成長の機会、兄弟たちとの新しい関係構築のチャンスとして、
それを受け入れ、生きることを助けてくれるのです。
赦しは心を押し広げ、分かち合いを生み、穏やかさと平和をもたらすのです。
最初の殉教者ステファノは、家庭や、学校、職場、小教区、様々な共同体内の人間関係において、
とるべき道をわたしたちに示してくれたのです。』
『今日の祈願』
『いつくしみ深い神よ、 豊かな恵みを感謝して祈ります。
降誕節の喜びのうちに、聖ステファノの殉教を祝うわたしたちが、
救いの恵みを味わうことができますように。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新年まで残り5日。ひたすらコロナ終息を祈ります。 お元気で!