まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

もう逃げられない

2020年05月16日 15時54分52秒 | 日々雑感
昨日、ツチノコが電子辞書に載っていなかったと書いたが

そんなわけないんじゃないか、ともう一回調べた。

と、書くといかにも暇そうだが、確かに暇である。

やらなければいけないこと、つまり部屋の片付けとかは果てしなくあるのだが

雨のせいか、歯の詰め物が取れてメランコリックなせいか

だらだらしてしまって、またツチノコを調べたりしているんである。

ツチノコ調べてる場合じゃないのに。

歯医者の予約もしなければいけないのに。

現実逃避だろうか。

見直したところ、ツチノコは載っていた。

歯医者に電話をしなければいけないし、片付けもしなければいけなくなった。
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その子は今頃、なにしてる

2020年05月16日 14時06分15秒 | 日々雑感
夕方の散歩コースには陸橋がある。

渡らなくても向こう側へは行けるのだが、必ず渡る。

陸橋が散歩のメインかもしれない。

子供の頃から高いところが好きで、押し入れの2段目とか天井裏とか梯子にのぼるとか大好きだった。

前の職場では2mの脚立に乗って電球を取り替えたりしていた。

なので陸橋にしばしたたずみ、下界を(というほどの高さではないですが)見下ろしたり

夕日を見たりするのも楽しいのだが、陸橋に長くたたずむと誤解されるかなーと思うのだ。

高校生の頃、行方不明になったことがある。

正しく言うと『行方不明になっていると間違われたことがある』だけど。

当時わたしは、遅刻の常習犯だった。

と言うといかにも悪い子だったようだが、地味で真面目な高校生だった。

その頃、朝の連続テレビ小説に夢中で、見終わるとすでに8時半。

校門は8時45分に閉まる。

学校は、家からどんなに急いでも自転車で15分はかかる。

いつもギリギリ入れるか入れないかなので朝のホームルームには

遅れるか、間に合わないかのどちらかなのだ。

その日は、間に合わなかった。

担任とは顔を合わせず、当然朝の出欠確認にも間に合っていない。

しかし、そんなことはしょっちゅうなのだ。

そのまま1時間目の授業が始まり、何食わぬ顔で授業を受けていた。

しばらくして学年主任の先生だか誰だか、忘れてしまったけど

血相変えた先生がいきなり教室の戸を開けると、ぐるりと生徒を見まわし

ぴたりとわたしを見据えると「いたか!」。

きょとん、である。

さっきからずっといた。

呼び出されて聞かされたことは思いもよらぬことだった。

XX駅近くの陸橋で、通っていた高校の制服を着た、わたしによく似た女の子が

思いつめた感じで立っているという情報が入ったのだという。

XX駅・・・行ったこともない。

それはわたしではない、と言っても信じてもらえない。

何人もの先生に呼び出されたが、わたしではないとしか言いようがない。

当時わたしの通う高校の制服は珍しく、他に似た制服の学校がなかったので

目撃者も先生たちも絶対にここの生徒だ、と言い張る。

そしてその時間に、教室にいなかったのはわたしだけなんだそうだ。

いたんだけどな。

狐につままれたような話だ。

今でも陸橋にたたずむと思い出す。

わたしに似ていたという女の子。

一体誰だったのだろう。

それからわたしは、陸橋には長時間たたずまないようにしている。

通報されちゃうから。








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ときどき気になる

2020年05月15日 20時53分17秒 | 日々雑感
新聞のテレビ欄を見ていた。

『探検ツチノコ!』

え、ツチノコ?

少し前に電子辞書でツチノコを調べたばかりだ。

どんな番組だろう・・・

よくよく見ると、例によって見間違いなのである。


1.00 映「ゴッドファーザーⅢ」
   フランシス・フォード・コッポラ監督
   アル・パチーノ  字幕
3.51 探検ツタンカーメン

なぜこれを読み間違えたのか。

欄の都合上、以下のように文字が並んでいたのだ。

1.00 映「ゴッドファーザーⅢ」
     フランシス・フォ
   ード・ッポラ監督
   アル・パ  字幕
3.51  探検タンカーメン

でも、読み間違いに無理があると思う。

たぶんツチノコを調べたばかりだったから、例によって脳が早とちりしたのだろう。

ちなみに電子辞書にはツチノコは載っていないのだ。

ネス湖のネッシーは出てるのに、なんか悔しいな。

それよりも、なんでツチノコを調べたのか、すでに忘れてしまった自分にびっくりした。
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不器用な人

2020年05月14日 18時58分13秒 | 日々雑感
わたしの住んでいる地区では4月からゴミ出しのルールが大きく変わり、

集積所はカオスが続いているのだが

先日、資源ゴミの当番に出た母が、ルール違反のゴミを持ち帰ってきた。

ペットボトル、ビン・缶、段ボールしか出せない日なのだが

燃えないゴミの袋に入れて、スプレー缶や缶詰の缶など混ぜてある。

悪気はなかったのだろう。

缶詰の缶はきれいに洗ってあるし。

そう、この人はよく缶詰を食べているらしく

ツナ缶やサンマの蒲焼などがいくつも入っていた。

お酒のつまみかな。

まあ、そのことはいい。

缶詰の缶は、次の資源ゴミの日に うちのゴミと一緒に出せば済む。

問題はスプレー缶だ。

4本のうち、3本がほとんど中身が入ったままなのだ。

無香料ヘアスプレーはきれいにガスが抜けていて、完全に使い切ってあるのに

害虫駆除のスプレーは3本とも、ほとんど使われていないのだ。

このガスを抜くのに、わたしは大変苦労した。

なぜなら、スプレー部のレバーが全て壊れていたからだ。

どうして使いもしないスプレーを何本も買ったのだろうと思ったが

使わなかったのではなく、使えなかったのだろう。

レバーを壊してしまったから。

壊しては新しいのを買って、また壊しては新しいのを買って。

そして、未使用のスプレー缶が3本たまってしまった、と。

なぜ壊れたかと言えば、たぶんこの人は虫が嫌いなんである。

当たり前の推理ですが。

虫が出ると、慌ててふためいてスプレーを手に取るので

うっかり落としてしまうんじゃないだろうか。

もしくは、いつでも使えるように玄関に置いてあるのを、場所が場所だけに蹴飛ばしてしまうか。

いずれにしても不器用な感じがする。

なにより不器用だと感じるのは、こんなに何本も壊しているのなら

別の商品を買えばいいのに、頑なに同じ商品を使い続けていることだ。

それともよっぽど効き目がよいのだろうか。

あんまり、虫を目の敵にしてほしくないけど。

ご近所のどこかに住んでいる人だけど、伝える術はない。

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買う勇気

2020年05月13日 20時42分52秒 | 日々雑感
通販カタログには「こんな商品もあるのか」というものが掲載されている。

ホームセンターでもドラッグストアでも見たことがないような便利グッズだ。

東急ハンズにならあるのかもしれないけど、地方ではお目にかかれないものが載っている。

(わたしにとって東急ハンズは、なんでも売っている夢の国である。もう何年も行っていない)

先日、セシールではないカタログで驚くべき商品を見つけた。

『オオカミの尿』。

一体何に使うのだ。

畑の獣害対策、だそうである。

思い出した。

以前に見たテレビの番組中で、電柱にオオカミの尿をかけておき

散歩中の犬の反応を見る、という実験があったのだ。

いろんな犬がその電柱に寄ってきては、慌てて遠ざかろうとする。

勇敢な柴犬でさえ、血相変えて電柱を避けてゆく。

いや、本当に。

犬だって血相変えるんですよ。

その中でただ一匹、躊躇なく電柱にオシッコした犬がいる。

相手より、自分が強いという意味もあるマーキング。

その命知らずな犬は・・・

チワワ。

オオカミの怖さを知ってか知らずか。

それ以来、わたしの中でチワワは「危機感のない犬種」として記憶されたんだった。

全部のチワワがそうかどうかは知らないけどね。

それにしても。

どうやって採取したんだろう。

オオカミの尿・・・
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