ヒロからもう少し足を延ばしたかったのですが、
この日は早く夕食を食べてベッドに入らなければならない事情があったので、またまた来た道を戻りました。
深夜、午前2時過ぎにに、マウナケアのサンライズツアーのお迎えが着ました。
ホテルを出て一路、標高2800メートルの「オニヅカビジターセンター」へ向かいました。
ここで、1時間ほどの休憩をして、身体を高山に慣らします。
すでに着ているダウンジャンバーやヒートテックの衣類の上にオーバーパンツとコート(ツアー料金に含まれています。)を借りて着込みました。
温かい飲み物もいただいて、トイレも済ませました。
いつもは、ここで星空観察をするそうですが、少し雲があったので、標高3000メートルあたりまで登りました。
途中、まったく前の見えない雲の中を通り過ぎます。
ほぼ毎日登っているとは言え、ツアーガイドさんの運転技術に感心しました。
星の話も面白くよくわかり、すごーく寒いのですが、楽しい時間でした。
上の写真は、ガイドさんの設置した小型望遠鏡から見えたこの夜の月です。
そうこうしているうちに、東の空が白み始めました。
マウナケア、標高4205メートルに上がりました。
いよいよサンライズです。
私たちが立っているすぐ近くに、ハワイアンが聖なる山として崇めているマウナケアの山頂が見えます。
そちらは、年に1度祈りの儀式の時にのみ、使われるそうですが、歩いて登るジグザグの道が出来ていました。
雲が遮っていますが、確かに日が昇ってきました。
とても雄大な景色でした。
サンライズとは反対の西側を見ると、雲の中にマウナケアの影が映り、太陽が昇っている場所がはっきりとわかります。
聖なる山に祈りを捧げ、すがすがしい朝の光を浴びて身も心も清められました。
それにしても、寒い!
気温は0℃程でした。
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