美味しい昼食をいっぱい食べて大満足の柿の実達は、集集線の終点「車埕」を目指しました。
集集線は1921年、木材運搬に使用されるために運行されました。近代では、観光路線として活躍しています。
上の写真の奥にはダムがあるはずです。
集集線は、1999年の南投大震災で壊滅的な被害を受け、廃線の危機を迎えましたが、多くの人達の希望で修復されました。
木材運搬に使われていた簡易軌道の廃線跡は、公園のようになっていて一般開放されています。
この駅舎も立て直されていますが、昔の西武線の駅舎に似ているような気がします。
集集線は、夏には観光蒸気機関車が走るそうです。
蒸気機関車の給水等も昔の物が残っていました。
兄嫁が「アイス食べる?」と聞くので「いらない。」と答えると、「ここのアイスは有名よ。」と言うので買ってもらいました。
日本ではあまり見かけない梅のアイスにしてみました。
開けてみると、アイスクリームではなく、アイスキャンディでした。
梅の味がなかなか美味しくて、断らなくて良かったと思いました。
夫はミルク味のアイスキャンディを食べましたが、これも美味しかったです。
一緒に行った姪の子の、一番チビちゃんもアイスを食べてご機嫌でした。
お土産やさんには、桶の弁当箱や木で出来た笛などが売っていました。
漢字で「試しに吹かないで。」と書いてある木笛は大体150円です。
弁当桶の小さいのが大体600円から700円です。安いですよね。
公園の近くには、警察署がありました。
「小さな町に警察署があるのは珍しいから、きっと、日本統治地代にできたものでしょう。」とは兄嫁の話です。
駐車場に戻る途中に、古い日本の家と思われる建物がありました。これも、昔、日本人が住んでいたのでしょう。
(現在は、中に入れないように囲いがしてあります。写真はその囲いの隙間から撮りました。)
何年か前には、南投市にも昔の日本家屋が残っていましたから。
一日楽しんだ柿の実達は、楽しく帰路につきました。
そういえば、台湾の中でも南投県がバナナの産地として有名なのだそうです。