熊本市動物愛護センターが殺処分ほぼゼロ!!

昨日、日テレ系「ニュースZERO」で放映されました、熊本市動物愛護センターの取り組み、ハッチーさんブログ情報で、間際で見られました～っ!!
かなり、いい作りの特集でしたよ～。
生ぬるくごまかさずに、ズバリ実態を報道してくれている点がまずいいです。
元ペット達の映像、その収容状況、殺され方、その殺す方法が決して安楽死とは言えないような状況で殺す、しかもそれが我々の税金でまかなわれている、という事実。
普通、今までセンターとかお役所サイドでは「(自分たちが)非難を受けるから」とか思うのか、あまり公にしてはいないのですが、これが現実だし、別に実際に手を下すセンターの人が悪いわけじゃない。好きで殺してるわけじゃないんだから。
誰かがやる事を代わってたまたま、その職務に当たってしまった、というところなのですから。
では、どうやったらそれを減らせるのか？という具体的な取り組みで、実に参考になるというか、見てますか？我が市の動物愛護センターの職員さんっ!!(爆)
まず、不要だと動物を持ち込む人から、「ハイ、では規則ですから。」と素直(?)に受け取らない事!!
なぜ飼えなくなったのか？なぜ、最後まで責任を持たないのか？などをいっしょに考えて、ではこうしたらどうだろう？などを、過去の例もふまえてアドバイスをしてくれるところがまず大きな一歩ですよね～。
ホント、犬猫の引き取りが仕事ですから、ハイそうですか、で終わってしまうのが今までの常識(?)だからね～。
私が思うに、個人的にまーうちの市の動物指導センターとかとたまに接したりして感じるのは、「つっこみが甘い!!」に尽きるんですね～。
動物愛護とか、動物の飼育を指導する立場のはずなのにほーんと歯がゆいというか。
熊本市の指導センターが「嫌われる行政」を目指すのとは正反対の、「なぁなぁ行政」という感じで。
まぁ、その後変わってきた、きつつある、とは思いたいけどね。
今回のTVでの「問題飼主」は多頭飼育、というタイプが多いようで。
素人ブリーダーみたいなやつもいたね～。
売れ残った犬（ミニチュアダックス）を抱えてしまって困っている、というパターン。
やはり、今の日本の状況では、一般人で繁殖させるのは禁止、までしちゃってもいいかもな～と思ったりもする。
それから、新しく犬とかネコを迎えたいと思うなら、ペットショップとかブリーダーとか以外にも、センターなどの保護施設から迎えるという選択肢がある、ということももっと知ってほしいですね～。
もっと周知させれば、絶対、「それなら・・・」と思う人多いと思うのですが。
気持ちはあっても、機会がなかったとか、方法を知らなくて、とかいう人はかなり多いと思うのだがね～。
以前はこういう事は「知る人ぞ知る」みたいに、一部の愛護に熱心な活動家が口コミ便りで細々と（好奇の目も浴びつつ)広めていた感じがありますが、今では普通に、誰もが関係している社会的な問題、意識としてテレビで取り上げてくれるなんてねぇ～、やはり少しづつだけど日本の動物愛護意識も進んできたなぁ～と嬉しく思います。
また、近々特集でやってくれるというので、とーても期待しています。