今日の写真は、地域猫の黒アメ君。
目の具合が一時悪かったのですが、皆が頑張って目薬とかやって下さって、かなり良くなってきています。
で、私の家の近所には、一人暮らしをしているらしい70歳代のおじいさんがいます。
この人、自宅にいる時はどうだか知らないけど、外で見かける時はずーっと大声で喋りっぱなし、という人です。
何故、70歳代と判るのか?といえば、その独り言で「俺は××年生まれで~」とかと話していたからです(笑)
話している内容は、自分の話、とか周囲の人の話、知り合いらしい人の話、一般社会的な話とかいろいろありますが、丁度傍に誰かがいて、その人が黙って聞いていてくれている、という雰囲気で大声で喋っているんですね~。
多分、自分の頭の中に浮かぶままにいろいろ喋っているのだろうと思われます。
私たちも、日常フツーに生活しながら、何気に頭にいろいろ浮かぶ事があって、それはたいてい頭の中だけで終わってすぐ次に行くか、忘れちゃうというパターンが多いかと。
でも、もしかして、こーやってブログに書くという行為も、この一人喋りの変形ではなかろうか??と、ふと思ったりして(笑)
で、もうお一人、やはり大声で独り言を言っている中年年齢の女性もいます。
こちらの方は、ご近所ではなく、丁度我が家の前の道路が帰宅道にあたっているらしい
で、こちらの方は一瞬、携帯で喋っているのか?と錯覚するくらいの会話口調なのです。
自転車で通り過ぎるだけなので、何話しているのかは不明なんですが。
でも、今日、私が帰宅途中の信号待ちの時、この女性が偶然前にいたんですね~。
会う場所は違えど(笑)やはり、大声でずーっと話していました。
で、こっちも信号待ちなので今回、わりとしっかりその内容を聞いたのですが、それが面白いというか。
この女性の場合は、独り言というよりも内容的には完全に二人言なんですね~。
自分が話す内容に対して、自分で返答する、という感じ。
横に誰かがいて、その人の返事とかも自分で代弁(?)している、という感じで。
独り言なのに、ちゃんと、会話になってるんですよ~、スゴイ!!
しかし、普通に他人を相手にしての会話と完全に違う事は、「間」が全くナイ事!
立て板に水、という感じで間髪いれずに互いに返答を繰り返し、会話が進んでいくという・・・
多分、口に出す前にすでに相手(=自分)の答えは判っているのだろうから、もうすぐ次の次へ、と進んでいけるのだろうけどね~。
よく、会話っていうには「キャッチボール」に例えられますが、その心は、大体相手の投げるボールは自分のミットに向かっては来る、けど、
どういう球を返してくるかは完全には予測できず、時々は受けそこなったりすることもある、こっちのボールが上手く相手に届かなかった場合もある、っていう。
でも、この場合は「壁打ち」という感じなのだろうなぁ~と。
自己と他者の間でないとなりたたないのが「会話」っていうものなのか~、と改めての事をふと思ったりしてね~