УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

忌み感覚

2010-11-20 12:13:00 | 日記


注文した食べ物に髪の毛が入っていたら? - 教えて!goo

という事ですが、
・・・私の場合は、避けてそのまま記憶から排除して食べちゃいますね~(爆)
直接髪の毛を食べるわけじゃないし、髪が1本落ちていたくらいでは残存細菌数とかそんなに変化ないし、多少あっても胃液は強酸性なのでそれほど問題ナシ。
と、私はあまり気にしない方なのですが、これ気になる人がいるっていうのは実によく判ります。
もし、自分の作った料理に自分の髪の毛が一本同じように落ちていたら、よけて残さず食べるだろうと思います。
衛生面から考えれば、同じ状況ですが、自分のなら許すけど、誰だか判らない(または他人のなら)イヤ、という事ですよね~
っていうのは、これは不衛生という意味もあるけど、その裏には「忌み感覚」というのが含まれていると考えるから。
人間って(日本人独特かは不明ですが・・・)「本来、あるべきではない場所にそれがあると非常に気になる」という性質があるそうなのです。
たとえば、床に埃があるよりも、髪の毛が落ちている方が気になる、不潔感が増すような感じというか不快さを感じる。
でも、他人の頭に髪の毛がついているのは別にどうとも思わない。
本来のあるべき場所(人間の頭)以外に、それが落ちていると、多分「髪→人間の頭」生身の人間を強く感じてしまう、という風に連想がいくのではないでしょうか~。
爪も同じく、なんだそうだ~、と、「文化人類学」の講座でこーいう話を聞きました。
人間の深層心理というか、習性として、こういった「本来あるべきでない場所にある(当たり前の)物」とか、所属な半端な物に対しては警戒心が強く働くそうでして。
昔昔、夕暮れ時を「逢魔が時」と呼ぶのも、昼とも夜ともどちらにもキッパリ分けられない時間帯=自分たちの理解不能=魔物の時間、という展開だったのかと。
また、昔の幽霊が川べりとかに出るのも、こういった陸と水との接点、どちらとも境界がつきにくい場所、こういった場所に人間は不安を感じて落ち着かない気分になる=幽霊が出るようなムード、という展開になるそうな。
というわけで、いちがいに「鈍感」「気にしすぎ」で終わるだけでもないところがこれまた、面白いねぇ~(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする