УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『夢売るふたり』

2012-09-22 10:39:38 | 映画
木曜日は、久しぶりに猫カフェ「くるるん」さんへ行きました。
いや、お店の横は、ほぼ毎日通ってるんだけどね。







相変わらず、どの猫もかわゆい~っ!!!
ゆりこさんが、かなりどうぇぇ~ん、に見えますが、多分、毛のボリュームのせいでしょう^_^;
多分、うちの猫の方が重いと思う・・・-_-;
で、私は、わりと猫カフェではモテモテなんです、最初は(爆)
でも、もっとモテモテなのは、私の鞄です。
まー、私の鞄はうちの猫の一部にもモテモテでして、帰宅すると、まずチェックされるんですよ~。
何故か?っていうと、大体、猫オヤツが入ってるからさ~♪(写真のモデルになってくれた猫への御礼用)
で、すぐ盗まれてしまうんだよねぇ~、自分の分を食えっ!!

でもって、昨日は映画をハシゴして3本見たのです。
懲りずに、また「アベンジャーズ」を見てしまったのですが(時間が合ったしねぇ)
面白い事に、初回というか最初の先行上映時には、エンドロールに入ると退出していく人が続々で半分弱くらいの人は、最後まで見なかった=オマケを見損ねている、でしたが、今回は帰る人は約1割に満たなかったです(爆)
皆、判ってるねぇ~という感じでしたなぁ。
いやぁ、見れば見るほど、ロキのおまぬけっぷりが可愛いですなぁ~(←バ○な子ほど可愛い路線)
「ソー2」にも、出てこないかなぁ、ロキ。
敵である、でもお兄ちゃんを戦闘中に刺した後に泣いてた、という情報があって、注意してみたら、おぉ確かに泣いてるよ、みんなよく見てるなぁ~と感心感心。
で、バレなので色変えますが・・・
なんか、コールソンって死亡してない気がしますね~。
皆をまとめるために、「死んだ方がよい」という長官の作戦のような気が。
でも、生きてたら、きっとキャプテン・アメリカのトレカが血で汚れたっ!!
レア物だったのにぃ~っ!!!って滅茶苦茶ショック受け手て、シュンとしてしまいそうです。


で、他に見たのは・・・

映画『夢売るふたり』予告編


注目の女流監督、西島美和監督の最新作。
九州から出てきて、10年かかってようやく自分たちの店が軌道に乗りつつある、という矢先に火事を出してしまい一気に暗転。
新しくお店を出すためには、資金が必要、ってわけで金を得るために思いついたのが、結婚詐欺・・・という手段で・・・
ということで、多分、もともとのアイディアのひとつは、現在裁判中のK島佳苗被告の事件だろうなぁ~と思います。
彼女の事件が大きく報道された時の、一般によくあった意見は・・・
「結婚詐欺っていうから、どんな美人かと思ったら・・・
どうして、こんな女に金をつぎ込む気になるんだろうか??」という意見。
と、その答のヒントがこの映画だと思うのです。
まぁ、この映画の場合は騙される方が女で、詐欺するのが男、って言う風に変換されていますが、根っこは似通っていると思います。
別に、美女とか美男とか、そういう必要はないんですよね、要するに、騙される相手の心のニーズに沿えばいいのであって。
かえって、美女美男だと、やはり違和感が強すぎて、警戒心が生じやすいっていうのがあると思うのだねぇ。
で、面白いなぁ~と思ったのは、やはり結婚詐欺を描いた半分実話の映画「クヒオ大佐」



これも、男性が行う結婚詐欺でしたが、その騙す男のクヒオ大佐が、
米軍特殊部隊ジェットパイロット、父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、というふれこみで女性達を騙して金を取るのです。
が、「夢売る・・・」は、騙す側の男性が、身近な平凡な料理人、という事実をそのまま使って、ほぼ詐称してない、っていうところが。
なんか、「昭和の結婚詐欺」と「平成の結婚詐欺」で、詐欺師像というか、騙される女性側が求める男性像が変わってきてるんだなぁ~と実感出来た、というか。
やはり、女性も、結婚相手の男性に求めるものが、お金とか地位とか、見た目っていうよりも、(自分に対する)優しさや思いやり、判ってくれている、っていうそういう気持ち的な物、共感を求める方に変化してるんだなぁ~と面白く思えました。
また、夫を操って詐欺をさせる妻、この変化っていうか、微妙な嫉妬や焦り、哀れみ、蔑み、良心とかがほんとに「コレ」と白黒割り切らずにグレーソーンで変化する様子を描くのがうまいよなぁ、この監督!!
演じている松たかこさんも巧かったですが。
また、最初のタイトルロールからスタッフ名前を出してくるところが、「チームで映画を作ってる」という意識が感じられましたねぇ~。
普通、邦画でも洋画でも、タイトルロールには俳優名かあとはプロデューサー、監督名がせいぜいで、撮影とか編集とかの、とてもとても大切で重要な役割を担っているけど、画面上では影の存在、という人たちはエンドロールに名前を出すのが普通ですからのぉ。
それを最初から出してくる、というところに、この監督の映画作りの姿勢が見えてくる気がしました。
まー、ところどころ「?」というか「狙いすぎ」的な印象を受けたところもあるにはありましたが、これも監督の、いろいろ考えたうえでの「実験」なんだろうなぁ~とも思いました。
相変わらず、画面の端々、俳優のわずかな表情の違いとか、油断なく見守っていく必要のある感じの映画でしたねぇ~。
この監督の作品は今後も要チェックだと思います。
コメント
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