УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『人生の特等席』

2012-12-26 19:58:58 | 映画
昨日、また病院から電話があって、大福兄ちゃんの腎機能値がますます悪化して腎不全一歩手前になった、という。
でも、利尿剤投与で尿は出ているらしい。
で、今日も一日、電話いつ来るか来るか、と心配してましたが、なんとか来なかった、ほっ。
(来ないということは、とりあえず悪化してない、という事)
で、直接会いにいってみました。
腎機能値は最悪からは少々脱却という事ですが、まだまだ悪いのでそちらを集中的に治療中。
今は、片目はまぶたが閉じないので角膜保護のために目に軟膏塗り捲ってるし、もう片目も目やにというか目膿みたいのが多くて、多分両目とも見えてないんじゃないかな?


元々はよく鳴く猫なんだけど、入院してからは全然鳴かない・・・
まだまだ、どうなるか判らない状況です。


で、先日見た映画~

映画『人生の特等席』イーストウッドコメント入り予告編


今回は、イーストウッドが監督じゃなくて役者としてだけ出演してます。
「グラントリノ」に出た後に、もう俳優としては出演しない、オレも年だし・・・とかって言ってましたが、その撤回は嬉しい限りでございます。
でも、この映画の場合はまさにイーストウッドが主役を演じるのに相応しいというか、それしかない!!というまでの映画ですね~。
イーストウッド、もう70歳代だと思ったが、なんつうか「枯れた」っていうか「乾燥している」年のとり方してるっていうか(笑)
でも、それが味なんだよね~。
ジャック・ニコルソンなんかの場合は、油ぎってるっぽい年のとり方で、成金的な役柄にあってるという感じなんだが、イーストウッドの場合は断然庶民、貧乏(笑)という感じでございます。
ジャック・ニコルソンといえば、モーガンフリーマンと競演した

最高の人生の見つけ方


を思い出すんですが、この映画、正直私はあんまーり好みじゃないんだよねぇ~、一般的に見れば非常に感動路線なんですが。
っていうのは、この二人(ニコルソンとフリーマン)が、いかにもいかにも過去から続く「ステレオタイプ」の役柄以上の演じてないような感じでねぇ~。
っていうわけで、「面白みがない」っていうか、なんつうか「ほら泣け、感動しろ」が見えるんだよねぇ。
で、この「人生の特等席」もイーストウッドが彼らしいステレオタイプ役柄、超頑固爺系映画で定番といえば定番なんだけど、定番には定番のよさがあるんだよなぁ、と納得できるような感じの映画でした。
面白いことに、この映画、ちょい前にブラピが主演した「マネーボール」


映画『マネーボール』予告編


これと、まったくの正反対っていうのが非常に面白かったですね。
ブラピの役柄は、元選手だけど体を壊して経営側の方に回って、パソコンデーターのみで実際に選手を試合を見ない、金で動く冷血、みたいな役柄で、対するイーストウッドは自分の目と勘だけを信じる、という感じ。
でも、実はこの二人、根っこは同じなんだと思うんだよね~、っていうのは、実は超野球好きという(笑)
好きなのに、ブラピは生の試合を見ない、結果だけ判ちゃいい、って言ってるのも、実は超野球好きだからこそ、その本心を隠すための鎧でもあるわけで。
お金のことばかり言ってるようでも、実は私財すべてを投げ出してもいいくらいに野球を愛していたりする、という。
「マネーボール」は、その「素直じゃない」ところが面白かった、というか、裏をかいてくる面白さがありましたが、「特等席」は、それよりも定番手堅さ、ノスタルジー的な良さ、判りやすさ、を追求してくる映画でしたねぇ。
でも、その「定番さ」に甘えてない点はよいと思います。超読みやすいけどね(苦笑)
という感じで、どちらも切り口は違えども、アメリカ人って野球好きだよねぇ~、とつくづく思う。
個人的には、「マネーボール」の方が好みなんですが。
で、エイミー・アダムスがイーストウッドの娘役・・・?と思ってましたが、なんか顔がベース型(笑)で結構あってるかも、と思ったりしてねぇ~。
まー、元々かわいいからいっか。
ってわけで、いまだに「ホビットの冒険」は見てません・・・
上映時間が長いせいか、上映回数も少なくて、休みに入らないと見れそうもないです~、シクシク。
コメント
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