УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

ついに行ってきました、軍艦島っ!!!

2013-11-18 20:32:33 | 旅ゆけば珍スポ&廃墟


今日も長崎です。
今日の長崎のお天気は、なんとも妙な天気でして・・・





朝の空です。
遠くは青空で全体にはまぁ明るいんだけど、手前に灰色の不穏な雲がまとわりついている感じ・・・


で、曇り時々にわか雨、っていう感じでパラパラ突然雨が降ってたり・・・だったら、なんと、そのうちにザザザっと突然雹が降ってきたっ!!
まぁ、雹って言ってもクッションの中に入ってるビーズくらいの小さなモノで、道路に落ちたと同時に消滅しちゃうくらいだけど・・・
でも、あーびっくりしましたっ!!
カサ持ってこなかったしさ~。

で、本日の調査結果は、7/8でした!!
「何が?」って言うと、尾曲がり猫確率っ!!(爆)
今日は一日で8匹のネコに会ったのですが、そのうちの7匹は曲がり尾でした。
お団子状態みたいなのあり、長さが半分くらいのあり、一見長い尾に見えても実はカギ尾だったりとか。
唯一の普通(?)の長尾ネコがTOP写真の三毛猫のお母さん。
黒の子供は、曲がり尾でした。
明日も調査を続行いたします(爆)

で、もって今日は、今回長崎に来た本来の主目的、軍艦島こと端島への上陸クルーズに参加してきました!!

端島(はしま)とは、長崎県長崎市(旧高島町)にある島である。
かつては海底炭鉱によって栄え東京以上の人口密度を有していたが、閉山とともに島民が島を離れたため、現在は無人島である。
軍艦島(ぐんかんじま)の通称で知られている。
 From:wiki

今年の正月あたりに上映していた007・スカイフォールで、「マカオからほど近い(今は)無人島」で、悪の親玉(?)のアジトとされていた島のモデルにされた島です。
「日本最大規模の廃墟群」と呼ばれてもいるそうで、あー行きたいよぉ!!と、今年に行きたい場所TOP3のうちの一つでございました。
ちなみに、他の二ヶ所は、姫路市(レーピンの展覧会があったから)名古屋の大須演芸場^_^;で、いずれもクリアー!!してたので、残る最後の一ヶ所でありました。
軍艦島へは、クルーズ+上陸ツアーを組んでいる会社は数社ありまして、その中の一つに今日の午後から、って事で予約を入れて置いたら、
昼近くになって電話が・・・
ゲゲっ、ヤバい、もしかして気象の関係でツアー中止の連絡っ!?と思ったら・・・
そこの船の調子が悪いので、別の会社のツアーに振り替えさせて下さい、っていう事でした。
よ、よかった・・・
という事で、とりあえず行ける事になりました。
で、船がこちら・・・


結構お客も多くて、50名くらいだったか・・・
年齢層は比較的高めで、お友達同士と言った風の年配女性がわりと多かったです。
あとは、カップルとかね~。
いかにもマニアという感じの人はいなくて、フツーの観光団体ツアーみたいな感じ。
・・・あ?私はそうマニアには見えないと思うんだが・・・(^_^;;)
海外からのお客さまもいましたが、こちらはしっかり自作資料をファイル化していて、うーむ、まにあ・・・


軍艦島まで、船で30分弱くらいかなぁ?
結構ゆれた気もするんだけど、そうでもないらしくて、5段階で言えば3くらいのゆれだったとか。
途中、三菱の(軍艦島ももともとは三菱の所有であった)造船所の横を通過していきます。
軍艦島を含め、このあたりのいくつかが「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の構成要素となっているそうだ。
そして、何故か地元静岡も、この構成要素の一角になっているという・・・
(韮山にある反射炉)
うまく行けば、静岡から2ヶ所目の世界遺産登録になるかも・・・(棚ボタくさいですが)ですが、はてはて??


おぉ、見えてきました、軍艦島っ!!
確かに、知らなければこれ、軍艦に見えちゃうのも納得!!ですね!!


いよいよ上陸です。
常設桟橋ができて、この島の現役時代よりは格段に上陸しやすくなったそうですが・・・
でも、やはり揺れます。
この桟橋の下は、白波あわ立つ荒海、っていう感じでございます。

  

    

・・・うわっ!!は、廃墟の嵐だっ!!!

  
現在も、当然(?)廃墟化が進行中で、危険なため、一般観光客はこのような島の外周に沿った半分くらいの通路越しでの見学です。
長崎県の許可を得れば、立ち入り禁止区域に入る事も出来るそうですが。
実際に、今日、それで入ってる方々もいましたな~。
そして、彼らは明日は池島炭鉱の視察もするとか・・・
って、なんでまた、明日も私とスケジュールがいっしょなんじゃっ!!(爆←私はもちろん一般観光客として、です)

  

 

   

  

こういった廃墟が、延々延々と続く・・・というか、実際に見えるのはまだそれでもその一部なんですね~。
今は、みな同じく(?)廃墟なんだけど、実は・・・
「あれは元小学校、あっちは高級住宅地、こっちの建物は郵便局が入っていて、
これはベルトコンベアーで、あそこにエレベーターがあってそれを使って地下900mまで石炭掘りに向かった」
と、それぞれの廃墟に、それぞれの物語があるわけなんですね~・・・
日本で、最も古い鉄筋コンクリ製アパートが出来たのは、ここなんだそうな。
木造家屋とかお店もあったそうですが、もはや跡形もありません・・・
唯一、当時のお寺跡地だけが、木材がバラバラと大量に折り重なった廃墟になってました。

そして、軍艦島といえば「緑なき島」という枕詞がついてたらしいのですが(という名前の映画の舞台になったところから)
今は、結構植物が生えていました。
  

そして、空からはトビが羽を休めに舞い降りてました。


丸で囲んだところがトビね~。
他にも、イソヒヨヨドリらしき鳥をみかけました。
カラスとか、人に依存するタイプの鳥は、まだ無理なんだろうねぇ、こういう場所には。

  
こちらは、25mプールの跡と、小学校跡。


最盛期には、東京都の人口密度以上だったそうですが・・・
それにしても、なんつうか「人間」と「自然」・・・
それぞれの、「儚さ」「もろさ」と同時に、「しぶとさ」「執念」をそれぞれ違った観点から感じた、というかなんつうか。
もともとは小さな無人島の島を埋め立てて、水もなく台風吹きさらしの環境の中、これだけの人々が暮らす環境を作り上げた人間の執念と根気、でも、それはいったん糸が切れれば、それまでの人間の創意工夫とかの成果なんぞはあっという間に消え去り、それを待ちかねていたかのように、普通の顔をして自然が、緑が復興してくる・・・
人間の営みの儚さ、自然の強さを感じる反面、でも今でもまだどこかで、同じような事を人間は続けている、それがすぐにこの島と同じように消えちゃう運命だとしても、それでもかまわずにひたすら、前進を繰り返す、そのしぶとさっていうか性懲りのなさっていうか(笑)
なんつうか、今は廃墟となったこの島で、廃墟だから不気味、怖い、心霊スポットとか的なそういう事を感じるよりも、実際行ってみると、もっと根本的というか、哲学的とかアート的な印象を抱くと思います、多分・・・
実際に上陸して見られるのは、島の全周からすると1/3くらいですかねぇ?
で、見られない部分に関しては、船に乗った後にクルージングとして船の中から見ることも出来ます。

  
ただ、波しぶきかかりまくった窓越しなので、写真的にはまったくダメダメですが・・・
あ、右側の写真の中央やや左にある小さな小屋みたいなのが、端島神社です。
昔は、鳥居も拝殿もあったらしいけど、すでに消滅して、本殿っぽいのが残ってるみたいです。
狛犬も当然いません・・・

で、帰りはまた突然、海上で雨が降ってきてなんと、虹もかかりました!!
軍艦島に虹がかかってたんですよ~!!
でも、写真無理でしたが
さらには、行きは平気だったんだけど、何故か帰りで船酔い・・・
いやぁ、大変でしたよ~
久々に乗り物酔いしましたが、ありゃ苦しいもんだったね、確かに・・・
(子供のころはよく車でも酔ったもんだけど、大人になってからはかなり全然平気になっていた)
あー、明日はフェリーなんだけど、大丈夫かなぁ・・・?


さらば、軍艦島っ!!
大変だったけど、来てよかったよ・・・
ありがとう、元気(?)でねっ!!


で、軍艦島へは午後に行ったので、今日の午前中は長崎市内をフラフラ徘徊。
長崎は坂や階段が多いのは昨日も書きましたが、この階段、結構細いうえにそれが果たして本当に通路的なのか、それとも行き止まりなのか?
が、いまいち判らなかった・・・のですが・・・


どうやら、こういう白く石段に印がついているのは、わりと公共性の強い道路的性格を持つ階段らしい。


個人宅につながるような、行き止まり階段には、白い印がないっ!!
・・・と思ったんだけど、実はどう見ても個人宅の玄関に通じる行き止まり階段にも白い印があったりして、
結局、よく判りません^_^;
あ、今日は自転車2台見かけました。
あ、って事は、今日は自転車よりもネコの方が見かけた数が多かった、というわけだっ(爆)
2台ともスポーツタイプで、乗ってるのもガタイがいい系のお兄さんで、ママチャリは皆無でした。


眼鏡系男子ならぬ、眼鏡系お地蔵様・・・
でも、結構似合ってるね♪


長崎カステラの老舗、バットマンのお店の本店。
このあたり、どうもラブホテルが多いなぁ、高校の通学路でもあるのにいいんか?と、思ったら・・・
このあたりは、江戸時代遊郭街だったそうです。
日本三大遊郭で、江戸の吉原と同等の規模だったそうな。

  
オオウナギが生息していた、という川・・・
まったく、そうは見えませんねぇ。


国宝の大浦天主堂・・・ですが、前を通ったのみ(爆)
目的は、その近くにあるという「カステラ神社」なる神社でしたが・・・

  
真面目(?)な神社じゃなくて、商店街が私的に作ったなんちゃって神社といった感じでしたな。


で、こちらはカステラはカステラでも、桃カステラ。
カステラの台の上に、砂糖で作った桃型が乗っている。
カステラ自体は、長崎カステラと言えば・・・の、あの砂糖ジャリジャリ感がなかったです。
いろいろあるんねぇ~


孔子廟。なんか、これは結構怖いですね~・・・
夜中に、一体くらい歩き出しそうです。

で、今日は船酔い後遺症で疲れちゃったので銭湯はお休みです~













 


コメント
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