УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

最近読んだ本

2014-08-26 21:04:33 | 日記
先ほど、何気なくYahooの「ただいまの検索上位キーワード」をみたら、なんと「ショーン・ビーン」と、出てたんでびっくりっ!!
なんか、やったのかっ!?^_^;(いや、以前に前妻の対するストーカー禁止令を受けたという黒過去があるんで)と思ったら、「出演作でよく死ぬ俳優Top10」というやつの、第一位が堂々ショーン・ビーンになった!!という事でした^_^;;;
はははは、納得~、ですが、でも、最近はあんまり死なないよっ!!!(爆←ちゃんとチェック入れている)
最近は、影の薄いお父さん系の役が多くなってきたからね~、以前は敵役が多かったから=死ぬ役、が多くなったんだけどね~。
で、本人のインタビューで、死ぬ役で一番気に入ってるのは、やはりロード・オブ・ザ・リングのボロミアだそうです、あー判る判るっ!!
日本じゃ、某戸田女史のあの、超わかっとらんっ!!字幕のおかげで、一番被害を被った方だけどね~^_^;;;

でもって、最近読んだ本です。


外国人が選んだ日本百景
海外から日本を訪ねる、または訪ねようとしている外国人は、どういう場所が好きなのか?
どういう所を訪ねたいと思ってるのか?という、ちょっと変わった視点からの観光案内の紹介ってう感じかな?
これが、結構いわゆる日本人の人気観光スポットとは異なってるんですね。
まぁ、外国人がわざわざ日本にくるのに、「東京ディズニーランド」とか「USJ」を目的、っていう人は実はあんまりいないようです。
でも、考えてみればこれは判るっていうか、本家はアメリカとかにあるんだから、わざわざ日本に来てまで他の国でもOKみたいな所にいってもしゃーないか、っていう感じなんだろうねぇ。
アジア地域の人なら、アメリカいくよりは日本の方が手軽、っていうのは判るけど。
で、こういう感じで、日本での人気スポット100箇所をあげています。
一位は、岐阜の白川郷。白川郷の、あの合掌造りの家に泊まるのがいいらしいです。
ラストサムライとか黒澤映画の世界、っていうわけで。
2位が広島の宮島。3位が乳頭温泉郷(秋田)っていう感じで、全体としては、「昔の日本」タイプが人気のようです。
となると、もちろん京都や奈良の世界遺産的な有名寺院や神社、こういうのも人気なんだけど、それよりも実際のその世界に自分が滞在できるっていうタイプが好きなようです。
で、この本の対象(?)海外外国人は、多分、個人旅行客で、かつバックパッカー的な感じな人が多いんだろうなぁ、と思った。
ある程度は、手配してもらっても、自分で好きなようにどこに行くかどれだけ滞在するかは、自分で決めるタイプ。
かえって、「ここは団体旅行客が多くでげんなりする時もあるが、それでも素晴らしい」的な記述が度々出てきたりします。
確かに、京都とか飛騨とか浅草とか、海外観光客が多い場所では欧米系の人は個人とかペアレベルの少人数が多かったです、で、レンタサイクルとか使ってリーズナブルに楽しむ感じでね。
我が静岡県からは、富士登山だけが紹介されています。
で、よく地元新聞なんかで、富士登山に関係した問題、「非常識な登山客」の見本的な感じでよく語られるのが、「軽装で登ってくる外国人」っていうネタ。
これが、わりと日本人が読むのが中心であるこの地元新聞だと「その外国人が甘く見ている、悪い」的な書き方がほとんどなんだけど、この本ではそれがちょいと違う。
「海外から富士山に登ろうとする外国人はほとんどが、一日で登ろうとす『弾丸登山』が多い」とあって、地元新聞だと、それもまた、「外国人の認識不足」と、個人の責任的で終わらせているんだけど、この本では、
なぜ弾丸登山するか?というと、富士山の山小屋の予約が電話で日本語であるということで、敷居が高く、またシステムがわからず利用しにくいから、って書かれていたんですよ!
そうですよね、そう言われれば、日本人である私たちだって、突然「山小屋に予約」って言われたら初めてだったら緊張するよね。
そして、山小屋は普通の旅館とかホテルとかとはシステムが異なるし、独特の「お約束事」もある、そういうのが外国人にはわかりにくいから敬遠されて、その結果、無理な弾丸登山をする、っていう流れもあるんだなぁ、という新しい見方が出来たというか。
これから、富士山観光などに関係した人は、ぜひこの点を考慮してみたらどうかな?
ネットで海外からでも予約出来る山小屋、あるいは英訳をつけたわかりやすい、使いやすい富士登山案内をもっと充実させる、とか。
山小屋も全部とは言わないけど、英語対応OKな小屋を明記して、そこによってもらいやすくする、情報提供をする、そしてそれをクチコミ(ネットでも)広める、とかさ。
そうすれば、いわゆる「マナーの悪い外国人」って減るんじゃないかな?
マナーが悪い、っていうのは本当は意図的に悪意を持ってやってるんじゃなくて、「判らないから」ってうのも多いと思うのだ。
教えてもらえれば、きっともっと気持ちよくお互いに富士山登れるんじゃないかな?と思いました。
他にも、面白い視点としては、外国人には「日本庭園」が人気が高い、ということ。
いかにも自然そのままに見えつつ、その裏では完璧に管理された庭園、これが興味深いらしいです。
確かに、特殊な形に面白く刈り込んでみたりとか、シンメトリーを強調したりとかはあまりないよね、日本庭園。
これが、わびさびっていうことなのかもね。
庭、といえば、この100選に、あの京都の「苔寺」が入ってたのにも驚きっ!!
この苔寺、正式名称は西芳寺ですが、ここって見学は完全予約制でしかもその方法が往復はがきのみ!!
・・・往復はがきってまだあるんだね^_^;
で、半年くらい先でないと予約不可能、見学料金が3000円、しかも見学前に写経が必須!!という、私たち日本人でもかなり敷居が高いお寺なんですな。
苔マニアの間では(爆)垂涎の庭ですが、普通に一般の京都観光的には不向きな所なんですよね。
これが紹介されてたのに驚きです。
で、日本における苔と海外での苔に対する意識の違いとかもちゃんと書かれておりました。
「転がる岩には苔は生えない」が欧米では「いい意味」的に使われ、反面日本では「苔のむすまで」が尊いこと、と語られる・・・この意識の差ですね~。
渋谷のスクランブル交差点とか、築地市場とか現代的な感じのところもありますが、案外「クールジャパン」と、現在の私たちが思ってるような感じの所よりも、一昔前のノスタルジー的なところの方が人気があるんだねぇ、と思ったりして。
今、観光に力を入れている、特に中国方面からの団体観光客目当ての誘致に力を入れている地方自治体関係者も多いけど、この本読んだら、また違った視点から活かせるじゃないかな?と思いました。
団体観光客だけ目当てだと、しょせん一回かぎりだからね~、もっと個人のリピーター及びクチコミで広まる観光を目指す方が、息の長い観光地になれると思います。
コメント (2)
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