早いもんで、「今年は長いねぇ~♪」と言われていた、年末年始のおやすみも今日で終わりです。
が、私は実は明日も休みなんですね~、いや、元旦にこっそり(?)仕事をしていた分の休みなんですがね~。
で、年末から正月休み用に図書館で借りていた本を大体読み終わりまして、残すはあと一冊で、明日読もうと思っております。
簡単にだまされる人びと
1998年出版なんですが、騙す手法のほとんどは、直接の対面、セールスとかあとは電話とかの勧誘の実例が大体で、ポケベルなんつうのが普通に本文に出てくるのが「あぁ、時代だねぇ~」と、思う本でございますがねぇ。
そーいや、ウィンドウズって最初は96だったんだもんねぇ・・・
その二年後だから、まだまだパソコンが関連したこういう詐欺っていうのは、遠くの話だった時代ですね、と時代を感じつつも、時代によって「変わらない」点も多くあり^_^;
「選ばれたあなただけに特別」とか「期限が迫ってます」とかとか、そういう煽り文句を使う事は現代でも変わってないしね。
全体的に、詐欺というか騙しを使う手段、それが心理学的にそれなりに理由付けがつけらている手段を使っているというか、説明できる、もちろん、詐欺師はそーいう心理学を勉強してっていう事はあまりないかもしれないけど、結果的というか経験的に「こうやると騙しやすい」とかっていうのが今でも、有効な手段なんだろうなぁ、と思う。
詐欺師は、魅力的でないとならなくて、資質的には政治家や宗教家や、芸能界の通じる、っていうのは・・・判るねぇ、という感じだね(爆)
そう考えると、「公約を果たさないっ!!」とかって、責められちゃう政治家はちょっとかわいそうかも(爆)
元々、「巧い話とか人物的魅力で、他人を惹きつける」事に長けているっていうのが共通するところであって、「約束を守るか?」とか「信頼できるのか?」っていうのは実は二の次だったりしてね~。
内容的には、「あー、聞いた事あるねぇ。」という感じなんだけど、それでもこの本の実例と同じような内容の詐欺がまだまだ無くなってないところをみると、それなりに普遍性があるのかもしれません。
この本で、一番面白かった箇所は・・・
『飼い猫は、人間と適当な距離を取りながら、上手に甘えて、結局人間を自分の思いのままに操ってしまう。
操られる人間も、それを喜んでいる。そういう猫ほど可愛いものなのだ。すごい手練手管と言っていい。「猫のような女」も、そういうところからきているのだろう。』というところですな(爆)
うんうん、そうそう!!あるあるあるっ!!!
と、頷かざる負えません(爆)
「だから猫が好き」「だから猫は嫌い」、とここが別れの境目っていう感じかも。
私は、もちろんだから猫が好き!ですがね、あ、でも犬も好きなんですよ~!!
きのこ盆栽
最近、きのこの擬人化、っていうキノココスプレの萌え系少女の本が出てまして、まぁ、その萌え絵を描いた絵師の絵が好きっていうならばいいかもしれないけど、キノコ>>萌え美少女、っていう私には物足りない本だなぁ、とあんまり読んではないけど、そう思ってしまった私でございます。
で、この本は、なんと、これ、全部紙粘土とかで作った「手作りキノコ」なんですよ!
こりゃ、見事です。
この手作りキノコを盆栽のように植木鉢に配置して、鑑賞するという新たなジャンル(?)の本です。
主に日本でみる事の出来る60種類のキノコの、盆栽キノコ写真です。
が、これがリアル!!なんですよ~!!
巻末には具体的な「作り方」も載ってるけど、絶対、私じゃ無理(爆)
テクニックとか教えてくれていても、やはりこういうのはセンスだもんねぇ~。
しかし、こういうリアルに作るためには、ホンモノをよく観察せねばならない!
一枚の写真を見て、そこから、っていうのだけでなく、そのキノコの生えている環境や、性質、生えてから消えるまでの様々な姿、のうちから、最も魅力的な造形にする!という事で、かなりのキノコ通じゃないと無理でしょう。
作り物とはいえ、これで十分「キノコ図鑑」としても通用します。
いや、かえって写真で見せるキノコ図鑑よりも「よくその特徴が見える」図になっていたりするし。
「美術的」なキノコと、「理科的」なキノコの双方をクリアーできている本だと思いますねぇ~。
ナマで見てみたいなぁ、これ。
ぼくの仕事場は富士山です
富士山のガイドを仕事としている男性の書いた本です。
ガイドやってるだけあって、いままでに富士山に登ったのは500回以上!
となると、さぞかし昔から山が好きで・・・という人だったのか、というと全然そうでもなくて、地元民ではあったけど、別に登山とかアウトドア志向であったわけでもなく、仕事を選んでいくく上での縁とか機会とかいろいろあり、富士山ガイドの仕事に半ば偶然につくことに。
そして、やってるうちに、富士山や山の魅力に取り憑かれていく、っていう感じですね~。
まだ、富士山が世界遺産に登録される前に出版された本でありますが、ここ10年ほどの富士山や登山に関する世間や人々の認識の変化をかを現場で感じる、というのがよく伝わってきます。
あとは、日本におけるレジャーや旅行とかの意識の変化、内容的な変化というか。
ちょい前まで、大学の関連で「観光学」という科目をやってたんだけど、そこで日本の旅行形態の変化とか、観光地の変遷、とかって勉強していたんだけど、富士山にしても登山に関しても、それと無縁ではないというか、関連を感じたなぁ。
以前の日本の旅行は、主に職場の慰安旅行的な団体旅行が主流で、団体バスでがーっと観光名所に行き、温泉のある大きな旅館で夜は宴会、っていう感じだったけど、今は個人的な少数グループによる旅行、定型的な観光、皆で一緒に食事よりもクチコミによる「裏」的な旅行、地元の人が食べる美味しいモノ探しとか、もっとニッチなテーマが好まれる傾向、また、マニア・聖地的な旅行目的も強い、とかという変化。
これが、富士山登山にも出てきているのかもねぇ~と思ったりしました。
私は、未だに富士山登った事なくて^_^;;地元民なんだけどね~。
まぁ、いつかは登ってみたいかも、ですが、まだ富士山に登るために予定を作るよりも、だったら他の山の方がいいなぁ、という感じでまだ未踏でございます・・・
が、そろそろ行ってもいいでしょうかねぇ~?
静岡からだと、他と比べると「登りにくい」っていう環境では無いのですよ、確かに・・・
そーいや、富士山とは全然関係ないんだけど、「秘宝館」って知ってますかねぇ?
性風俗とか、そういう関連を主に集めた博物館・・・って言っていいもんだかどうか。
まぁ、民俗学的な面もあるにはある、ところもあったであろうが^_^;
こういう施設が、全国各地に昭和時代は結構あったんだけど、大体、温泉地とセット的にあったモンなんだけど、これがなんと、日本全国で絶滅危機にありまして、その最期の一箇所が熱海に残るだけ!になってしまったそうです。
これも、日本人の観光感の変化によるもんかなぁ?と、思ったりする。
団体というか、ある程度の人数で、酒の勢いでいくようなタイプのところだもんねぇ~
行ったら行ったで、セクハラ発言とかが必ず出そうだしさ。
これも、日本の変遷なのかもしれません・・・
あ、私は行った事ないですよ、秘宝館にはまだ(爆)
が、私は実は明日も休みなんですね~、いや、元旦にこっそり(?)仕事をしていた分の休みなんですがね~。
で、年末から正月休み用に図書館で借りていた本を大体読み終わりまして、残すはあと一冊で、明日読もうと思っております。
簡単にだまされる人びと
1998年出版なんですが、騙す手法のほとんどは、直接の対面、セールスとかあとは電話とかの勧誘の実例が大体で、ポケベルなんつうのが普通に本文に出てくるのが「あぁ、時代だねぇ~」と、思う本でございますがねぇ。
そーいや、ウィンドウズって最初は96だったんだもんねぇ・・・
その二年後だから、まだまだパソコンが関連したこういう詐欺っていうのは、遠くの話だった時代ですね、と時代を感じつつも、時代によって「変わらない」点も多くあり^_^;
「選ばれたあなただけに特別」とか「期限が迫ってます」とかとか、そういう煽り文句を使う事は現代でも変わってないしね。
全体的に、詐欺というか騙しを使う手段、それが心理学的にそれなりに理由付けがつけらている手段を使っているというか、説明できる、もちろん、詐欺師はそーいう心理学を勉強してっていう事はあまりないかもしれないけど、結果的というか経験的に「こうやると騙しやすい」とかっていうのが今でも、有効な手段なんだろうなぁ、と思う。
詐欺師は、魅力的でないとならなくて、資質的には政治家や宗教家や、芸能界の通じる、っていうのは・・・判るねぇ、という感じだね(爆)
そう考えると、「公約を果たさないっ!!」とかって、責められちゃう政治家はちょっとかわいそうかも(爆)
元々、「巧い話とか人物的魅力で、他人を惹きつける」事に長けているっていうのが共通するところであって、「約束を守るか?」とか「信頼できるのか?」っていうのは実は二の次だったりしてね~。
内容的には、「あー、聞いた事あるねぇ。」という感じなんだけど、それでもこの本の実例と同じような内容の詐欺がまだまだ無くなってないところをみると、それなりに普遍性があるのかもしれません。
この本で、一番面白かった箇所は・・・
『飼い猫は、人間と適当な距離を取りながら、上手に甘えて、結局人間を自分の思いのままに操ってしまう。
操られる人間も、それを喜んでいる。そういう猫ほど可愛いものなのだ。すごい手練手管と言っていい。「猫のような女」も、そういうところからきているのだろう。』というところですな(爆)
うんうん、そうそう!!あるあるあるっ!!!
と、頷かざる負えません(爆)
「だから猫が好き」「だから猫は嫌い」、とここが別れの境目っていう感じかも。
私は、もちろんだから猫が好き!ですがね、あ、でも犬も好きなんですよ~!!
きのこ盆栽
最近、きのこの擬人化、っていうキノココスプレの萌え系少女の本が出てまして、まぁ、その萌え絵を描いた絵師の絵が好きっていうならばいいかもしれないけど、キノコ>>萌え美少女、っていう私には物足りない本だなぁ、とあんまり読んではないけど、そう思ってしまった私でございます。
で、この本は、なんと、これ、全部紙粘土とかで作った「手作りキノコ」なんですよ!
こりゃ、見事です。
この手作りキノコを盆栽のように植木鉢に配置して、鑑賞するという新たなジャンル(?)の本です。
主に日本でみる事の出来る60種類のキノコの、盆栽キノコ写真です。
が、これがリアル!!なんですよ~!!
巻末には具体的な「作り方」も載ってるけど、絶対、私じゃ無理(爆)
テクニックとか教えてくれていても、やはりこういうのはセンスだもんねぇ~。
しかし、こういうリアルに作るためには、ホンモノをよく観察せねばならない!
一枚の写真を見て、そこから、っていうのだけでなく、そのキノコの生えている環境や、性質、生えてから消えるまでの様々な姿、のうちから、最も魅力的な造形にする!という事で、かなりのキノコ通じゃないと無理でしょう。
作り物とはいえ、これで十分「キノコ図鑑」としても通用します。
いや、かえって写真で見せるキノコ図鑑よりも「よくその特徴が見える」図になっていたりするし。
「美術的」なキノコと、「理科的」なキノコの双方をクリアーできている本だと思いますねぇ~。
ナマで見てみたいなぁ、これ。
ぼくの仕事場は富士山です
富士山のガイドを仕事としている男性の書いた本です。
ガイドやってるだけあって、いままでに富士山に登ったのは500回以上!
となると、さぞかし昔から山が好きで・・・という人だったのか、というと全然そうでもなくて、地元民ではあったけど、別に登山とかアウトドア志向であったわけでもなく、仕事を選んでいくく上での縁とか機会とかいろいろあり、富士山ガイドの仕事に半ば偶然につくことに。
そして、やってるうちに、富士山や山の魅力に取り憑かれていく、っていう感じですね~。
まだ、富士山が世界遺産に登録される前に出版された本でありますが、ここ10年ほどの富士山や登山に関する世間や人々の認識の変化をかを現場で感じる、というのがよく伝わってきます。
あとは、日本におけるレジャーや旅行とかの意識の変化、内容的な変化というか。
ちょい前まで、大学の関連で「観光学」という科目をやってたんだけど、そこで日本の旅行形態の変化とか、観光地の変遷、とかって勉強していたんだけど、富士山にしても登山に関しても、それと無縁ではないというか、関連を感じたなぁ。
以前の日本の旅行は、主に職場の慰安旅行的な団体旅行が主流で、団体バスでがーっと観光名所に行き、温泉のある大きな旅館で夜は宴会、っていう感じだったけど、今は個人的な少数グループによる旅行、定型的な観光、皆で一緒に食事よりもクチコミによる「裏」的な旅行、地元の人が食べる美味しいモノ探しとか、もっとニッチなテーマが好まれる傾向、また、マニア・聖地的な旅行目的も強い、とかという変化。
これが、富士山登山にも出てきているのかもねぇ~と思ったりしました。
私は、未だに富士山登った事なくて^_^;;地元民なんだけどね~。
まぁ、いつかは登ってみたいかも、ですが、まだ富士山に登るために予定を作るよりも、だったら他の山の方がいいなぁ、という感じでまだ未踏でございます・・・
が、そろそろ行ってもいいでしょうかねぇ~?
静岡からだと、他と比べると「登りにくい」っていう環境では無いのですよ、確かに・・・
そーいや、富士山とは全然関係ないんだけど、「秘宝館」って知ってますかねぇ?
性風俗とか、そういう関連を主に集めた博物館・・・って言っていいもんだかどうか。
まぁ、民俗学的な面もあるにはある、ところもあったであろうが^_^;
こういう施設が、全国各地に昭和時代は結構あったんだけど、大体、温泉地とセット的にあったモンなんだけど、これがなんと、日本全国で絶滅危機にありまして、その最期の一箇所が熱海に残るだけ!になってしまったそうです。
これも、日本人の観光感の変化によるもんかなぁ?と、思ったりする。
団体というか、ある程度の人数で、酒の勢いでいくようなタイプのところだもんねぇ~
行ったら行ったで、セクハラ発言とかが必ず出そうだしさ。
これも、日本の変遷なのかもしれません・・・
あ、私は行った事ないですよ、秘宝館にはまだ(爆)