昨日は朝から夜まで浜松でした。
日中は「第二回マトリョミンアンサンブル大会」に参加、っていうよりもずーっと聞いてた方が多いですな、弾くには弾いたけど、全員参加っていう感じの時のみくらいだったので、気楽な参加です。←オイ
このアンサンブル大会は何故か偶然、4年に一回オリンピックの年と同じ年に開催されております。
なので、次は東京オリンピックだな~。
でもって、夜は同じく浜松の楽器博物館へ。
楽器博物館では、今、特別展として「音楽と革命」と題しテルミンの展示してるんですよ。
以前から「電子楽器」の展示コーナーはあったんだけど、そこに実物のテルミンは展示してなくて、解説版のみでの登場だったんですが、いよいよテルミンが主役として登場しているのです、今回!!
と言っても、実はまだこの展示見に行ってないんですよ^_^;
近々行きますが。
でも、この特別展の関連でスペシャルなコンサートが昨晩あったんですね
なんと、発明者のテルミン博士の娘さんとひ孫にあたる方がロシアから初来日!
テルミンを演奏する!!って事でして。
もちろん、日本初公開!!初演奏!!になります。
このコンサートに行ってきました。
満員御礼でしたが、多分半分以上は知った顔であったような気もする^_^;
で、ひ孫のピョートルさんはロシアでもテルミンの普及に尽力されているそうですが・・・
おぉ、似てるよ確かに!
若い頃のテルミン博士に!!
今時風の顔ではあるが、なんかDNA感じるねえ。
そして、娘さんのナターリアさん!
彼女の方が、ほんとお父様にクリソツ!!!
晩年のテルミン博士をふくよかにした感じだよっ!!!
おぉ、すごいぞDNAっ!!!と、思いましたね、ホント。
そして、彼らの演奏・・・
一番初めのピョートルさんの演奏を聞いたんだけど・・・
「な、懐かしい~っ!!!」と、まず思った。
映画テルミンのラスト近くで、アメリカで90歳を超えたテルミン博士が、テルミンで白鳥を演奏するシーンがあるんだけど、あの音だよ!!あれだよ!!
なんつうか、ロマンテックで懐かしくて、レトロな音っていうか・・・
具体的に書くと、ヴィブラートを多様している、振幅が大きく、ヴィブラートの入りタイミングが早い、っていう感じからあの演奏になるんだと思う。
曲によるかもしれなけど、ああいうヴィブラートのかけ方で演奏すると、とてもドラマティックな感じの演奏法になるんだよね。
映画の予告編探したんだけど、無かったので、こちらに出てきますね~。
Theremin テルミン
テルミン奏者と言えば、この方!という伝説のテルミニストのクララ・ロックモアの音とも似てます。
で、そのテルミン博士の直系の子孫のお二人なんだけど、音的にはそういうドラマティックでロマンテックな音系なんですが、演奏方法はそれぞれに違うところがまた面白かったです。
テルミンは演奏者によってかなりやり方が違うので、演奏法みれば大体「どの人から学んでいるか?」っていうのがすぐ判るくらい違うんだね。
ピョートルさんは基本、「げんこつ方式」ナターリアさんはもっと複雑な指を使った演奏法。
私たちも指の曲げ伸ばしを利用した演奏方なんだけど、私たちは中指、薬指、小指の三本でコントロールするのに対し、ナターリアさんはさらに親指と人差し指も使う。
そのため、細かい音符展開の場合は、音型にもよるけどより早く演奏が可能になる。
が、それだけに「経験」的っていうか、「感覚的」っていうか、同じように再現するのが難しく、またそれを伝授する方法も難しい、というか説明しにくい方法なんだよね。
思うに、我々はおそらく多分だけど、リディア・カヴィナさんの音に近いんじゃないかな?と思うんだな、クララとかテルミン博士よりも。
ピョートルさんとナターリアさんはレオン・テルミンの演奏、音を再現する方に向かって、リディアさんとかはテルミンという楽器に対し楽器の表現法や形態の解明とか再現の確率の高さっていう方に力点が置かれているあたりが違うかな?とも思う。
別の書き方をすると、ピョートルさん達演奏のテルミンはソリストに限る的傾向だが、リディアさんだとソロももちろん可能だが他と同等立場の楽器としての共演も出来る、と言う感じかな?
Theremin by Lydia Kavina, Gluck "Melody" from "Orfeo ed Euridice"
で、日本は何故かテルミン演奏人口が世界で一番多い!(多分)なんだそうですよ。
テルミンの知名度も多分ロシアよりも高い!らしい・・・
確かに、ロシアに行くたびに日本語判るロシア人の皆さんに聞いてみたけど、テルミン知ってる人に一人も当たった事はなかったですな。
ポスクロだと、まれに当たるけど多分5%以下くらいの確率だな。
これから東京と京都でもコンサートがあるそうなので、お近くの方はぜひぜひ!!
日中は「第二回マトリョミンアンサンブル大会」に参加、っていうよりもずーっと聞いてた方が多いですな、弾くには弾いたけど、全員参加っていう感じの時のみくらいだったので、気楽な参加です。←オイ
このアンサンブル大会は何故か偶然、4年に一回オリンピックの年と同じ年に開催されております。
なので、次は東京オリンピックだな~。
でもって、夜は同じく浜松の楽器博物館へ。
楽器博物館では、今、特別展として「音楽と革命」と題しテルミンの展示してるんですよ。
以前から「電子楽器」の展示コーナーはあったんだけど、そこに実物のテルミンは展示してなくて、解説版のみでの登場だったんですが、いよいよテルミンが主役として登場しているのです、今回!!
と言っても、実はまだこの展示見に行ってないんですよ^_^;
近々行きますが。
でも、この特別展の関連でスペシャルなコンサートが昨晩あったんですね
なんと、発明者のテルミン博士の娘さんとひ孫にあたる方がロシアから初来日!
テルミンを演奏する!!って事でして。
もちろん、日本初公開!!初演奏!!になります。
このコンサートに行ってきました。
満員御礼でしたが、多分半分以上は知った顔であったような気もする^_^;
で、ひ孫のピョートルさんはロシアでもテルミンの普及に尽力されているそうですが・・・
おぉ、似てるよ確かに!
若い頃のテルミン博士に!!
今時風の顔ではあるが、なんかDNA感じるねえ。
そして、娘さんのナターリアさん!
彼女の方が、ほんとお父様にクリソツ!!!
晩年のテルミン博士をふくよかにした感じだよっ!!!
おぉ、すごいぞDNAっ!!!と、思いましたね、ホント。
そして、彼らの演奏・・・
一番初めのピョートルさんの演奏を聞いたんだけど・・・
「な、懐かしい~っ!!!」と、まず思った。
映画テルミンのラスト近くで、アメリカで90歳を超えたテルミン博士が、テルミンで白鳥を演奏するシーンがあるんだけど、あの音だよ!!あれだよ!!
なんつうか、ロマンテックで懐かしくて、レトロな音っていうか・・・
具体的に書くと、ヴィブラートを多様している、振幅が大きく、ヴィブラートの入りタイミングが早い、っていう感じからあの演奏になるんだと思う。
曲によるかもしれなけど、ああいうヴィブラートのかけ方で演奏すると、とてもドラマティックな感じの演奏法になるんだよね。
映画の予告編探したんだけど、無かったので、こちらに出てきますね~。
Theremin テルミン
テルミン奏者と言えば、この方!という伝説のテルミニストのクララ・ロックモアの音とも似てます。
で、そのテルミン博士の直系の子孫のお二人なんだけど、音的にはそういうドラマティックでロマンテックな音系なんですが、演奏方法はそれぞれに違うところがまた面白かったです。
テルミンは演奏者によってかなりやり方が違うので、演奏法みれば大体「どの人から学んでいるか?」っていうのがすぐ判るくらい違うんだね。
ピョートルさんは基本、「げんこつ方式」ナターリアさんはもっと複雑な指を使った演奏法。
私たちも指の曲げ伸ばしを利用した演奏方なんだけど、私たちは中指、薬指、小指の三本でコントロールするのに対し、ナターリアさんはさらに親指と人差し指も使う。
そのため、細かい音符展開の場合は、音型にもよるけどより早く演奏が可能になる。
が、それだけに「経験」的っていうか、「感覚的」っていうか、同じように再現するのが難しく、またそれを伝授する方法も難しい、というか説明しにくい方法なんだよね。
思うに、我々はおそらく多分だけど、リディア・カヴィナさんの音に近いんじゃないかな?と思うんだな、クララとかテルミン博士よりも。
ピョートルさんとナターリアさんはレオン・テルミンの演奏、音を再現する方に向かって、リディアさんとかはテルミンという楽器に対し楽器の表現法や形態の解明とか再現の確率の高さっていう方に力点が置かれているあたりが違うかな?とも思う。
別の書き方をすると、ピョートルさん達演奏のテルミンはソリストに限る的傾向だが、リディアさんだとソロももちろん可能だが他と同等立場の楽器としての共演も出来る、と言う感じかな?
Theremin by Lydia Kavina, Gluck "Melody" from "Orfeo ed Euridice"
で、日本は何故かテルミン演奏人口が世界で一番多い!(多分)なんだそうですよ。
テルミンの知名度も多分ロシアよりも高い!らしい・・・
確かに、ロシアに行くたびに日本語判るロシア人の皆さんに聞いてみたけど、テルミン知ってる人に一人も当たった事はなかったですな。
ポスクロだと、まれに当たるけど多分5%以下くらいの確率だな。
これから東京と京都でもコンサートがあるそうなので、お近くの方はぜひぜひ!!