静岡市の駿府博物館で開催されております「小さな勇者としっぽの仲間」展に行ってまいりました。
ファイシリティドックの活動写真展です。
で、ファシリティドッグとはなんぞや?と言いますと、「病院に常勤して医療チームの一員として働けるように専門的なトレーニングを受けた犬」の事で、現在日本に2頭のみ。
静岡市と横浜(だったか?)にしかいないんですよ。
しかも、静岡市はそのファシリティドッグが初めて本格的に活動を始めた場所でもあるんですよ。
静岡こども病院、という小児専門の病院、そこにいるんですな。
以前はベイリーで、彼は今横浜の方に転勤(?)したので、現在静岡にはヨギというファシリティドッグがいます。
えー?全国に2頭だけ?
病院に訪問活動している犬ってもっといるんじゃ?と思った方もいるかもしれませんが、そちらのほとんどはセラピードッグなんですな。
見た目(?)は似てるけど、セラピードッグとファシリティドッグは違うんですよっ!!
と、偉そうに書いてるけど実は私も今までよく知らなかった^_^;
その違いは、ファシリティドッグはその病院専従の常勤であり、小児医療施設活動を目的とした使役犬であり、ハンドラーは看護師とかの医療従事者に限定、セラピードッグは不定期な施設で毎日ではなく週一回とか月何度みたいな不定期な活動であり、ボランティア的な面が強い、ペットの犬が訓練を飼い主と共に受けて慰問する、って感じだな。
私的な区分では、ファシリティドッグはその病院のスタッフの一員であり、メンバー。
セラピードッグはゲスト、って感じかな?
まぁ、どちらも「病を持った人(こども)を力づけ癒す」って事が主な活動になるわけですが、セラピードッグがどちらかというと「経験的」な感じだとすると、ファシリティドッグはもっと系統的に動物介在療法に基づき、その患者さん(患児)個々に合わせた活動になる、っていうことかな?
で、この2頭、ベイリーもヨギもゴールデンレトリバーなんですよね。
確かにゴールデンはわりとおっとりしていて、大人しくて人好きな犬が多い(もちろん個体差あり)なんで向いてるんだろうなぁ、とは思う。
でも、毛が長い。
同じような性質のラブラドールレトリバーは、盲導犬としてよくみかける犬種ですが、こちらは短毛なので抜け毛が少ないのでよく盲導犬としても使いやすいっていうようなことを聞いたけど、なんでファシリティドッグはゴールデンばかりなのかな?なんか理由があるのかな?
と思いましたが、要するにゴールデンレトリバーという犬種として選ばれているというよりも、ファシリティドッグというかなり難易度の高い高度な適正が要求される、そのような適正を満たす可能性の高い血統の犬、その血統がたまたま「ゴールデンレトリバー」のその一族だった、っていうことなんだろうなぁ、と思う。
適正は両親、祖父母まで遡ってかなり徹底的に調べられ、同じ母から同じ時に生まれた兄弟犬でもこのファシリティドッグ向きな子犬はわずか、だっていうくらいだそうで。
そうなると、雑種とか血統の判らない犬は最初からファシリティドッグとしては使えない、って事なんだろうなぁ。
で、子犬の頃はボランティアに育てられ、そこで基礎訓練も受けますが、ボランティア側もかなりの高度な適正が求められたりしてとにかく一人前のファシリティドッグを育てるのは時間も金もかかる、で現在の日本では養成出来ないっていう事で2頭しかいないそうな。
まぁ確かにそれだけの「価値」はあるとは思うが、導入したくても不可能、って事でしょうかねぇ、現在の普通の日本の病院では。
注射や点滴、大変なリハビリ、それに手術室に向かう時でも、犬がいっしょにいてくれるなら頑張れる、というかなりの効果があるようです。
確かに、大人の私でも頑張っちゃう!と思うよ。
こんなワンコが力づけてくれるならね~。
と、とてもいい展示でした。
でも、私的にはそういう力を貸してくれる犬たち、その犬たちを不幸な目に合わせちゃいかん!と、改めて思ったのでもありました。
素晴らしい犬特別な犬だから、っていうだけじゃなくて、人間を手助けしてくれる無二の親友でもある犬たち、彼らを幸せにその一生の送させてあげるのが人間の人類の責務でもあると思いましたね~。
しかし、ベイリーが現在8歳、ヨギが5歳くらいらしいが、引退後はどうするんだろう?とかと思ってしまったりもする。
大型犬だけに、わりと体力的な衰えや体調も悪くなるのが早い可能性が高いし。
後任犬を育てるのも大変だろうけど、ハンドラー育成もかなり大変そうだし。
まだまだ、「ボランティア」「寄付」「善意」的な意識で支えられている面も多い活動のような気もしますね。
でも、こうやって「動物と共にいる」事が人間にとってプラスになる、という認識も高める事はとてもよい事だと思うよ~。
それにしても、ベイリーもヨギも素晴らしく「おりこう」なんだけど、案外素顔は頑固でやんちゃだったりしてるプライベートの姿が意外!でもありましたな。
あー、かわえぇ・・・
ファイシリティドックの活動写真展です。
で、ファシリティドッグとはなんぞや?と言いますと、「病院に常勤して医療チームの一員として働けるように専門的なトレーニングを受けた犬」の事で、現在日本に2頭のみ。
静岡市と横浜(だったか?)にしかいないんですよ。
しかも、静岡市はそのファシリティドッグが初めて本格的に活動を始めた場所でもあるんですよ。
静岡こども病院、という小児専門の病院、そこにいるんですな。
以前はベイリーで、彼は今横浜の方に転勤(?)したので、現在静岡にはヨギというファシリティドッグがいます。
えー?全国に2頭だけ?
病院に訪問活動している犬ってもっといるんじゃ?と思った方もいるかもしれませんが、そちらのほとんどはセラピードッグなんですな。
見た目(?)は似てるけど、セラピードッグとファシリティドッグは違うんですよっ!!
と、偉そうに書いてるけど実は私も今までよく知らなかった^_^;
その違いは、ファシリティドッグはその病院専従の常勤であり、小児医療施設活動を目的とした使役犬であり、ハンドラーは看護師とかの医療従事者に限定、セラピードッグは不定期な施設で毎日ではなく週一回とか月何度みたいな不定期な活動であり、ボランティア的な面が強い、ペットの犬が訓練を飼い主と共に受けて慰問する、って感じだな。
私的な区分では、ファシリティドッグはその病院のスタッフの一員であり、メンバー。
セラピードッグはゲスト、って感じかな?
まぁ、どちらも「病を持った人(こども)を力づけ癒す」って事が主な活動になるわけですが、セラピードッグがどちらかというと「経験的」な感じだとすると、ファシリティドッグはもっと系統的に動物介在療法に基づき、その患者さん(患児)個々に合わせた活動になる、っていうことかな?
で、この2頭、ベイリーもヨギもゴールデンレトリバーなんですよね。
確かにゴールデンはわりとおっとりしていて、大人しくて人好きな犬が多い(もちろん個体差あり)なんで向いてるんだろうなぁ、とは思う。
でも、毛が長い。
同じような性質のラブラドールレトリバーは、盲導犬としてよくみかける犬種ですが、こちらは短毛なので抜け毛が少ないのでよく盲導犬としても使いやすいっていうようなことを聞いたけど、なんでファシリティドッグはゴールデンばかりなのかな?なんか理由があるのかな?
と思いましたが、要するにゴールデンレトリバーという犬種として選ばれているというよりも、ファシリティドッグというかなり難易度の高い高度な適正が要求される、そのような適正を満たす可能性の高い血統の犬、その血統がたまたま「ゴールデンレトリバー」のその一族だった、っていうことなんだろうなぁ、と思う。
適正は両親、祖父母まで遡ってかなり徹底的に調べられ、同じ母から同じ時に生まれた兄弟犬でもこのファシリティドッグ向きな子犬はわずか、だっていうくらいだそうで。
そうなると、雑種とか血統の判らない犬は最初からファシリティドッグとしては使えない、って事なんだろうなぁ。
で、子犬の頃はボランティアに育てられ、そこで基礎訓練も受けますが、ボランティア側もかなりの高度な適正が求められたりしてとにかく一人前のファシリティドッグを育てるのは時間も金もかかる、で現在の日本では養成出来ないっていう事で2頭しかいないそうな。
まぁ確かにそれだけの「価値」はあるとは思うが、導入したくても不可能、って事でしょうかねぇ、現在の普通の日本の病院では。
注射や点滴、大変なリハビリ、それに手術室に向かう時でも、犬がいっしょにいてくれるなら頑張れる、というかなりの効果があるようです。
確かに、大人の私でも頑張っちゃう!と思うよ。
こんなワンコが力づけてくれるならね~。
と、とてもいい展示でした。
でも、私的にはそういう力を貸してくれる犬たち、その犬たちを不幸な目に合わせちゃいかん!と、改めて思ったのでもありました。
素晴らしい犬特別な犬だから、っていうだけじゃなくて、人間を手助けしてくれる無二の親友でもある犬たち、彼らを幸せにその一生の送させてあげるのが人間の人類の責務でもあると思いましたね~。
しかし、ベイリーが現在8歳、ヨギが5歳くらいらしいが、引退後はどうするんだろう?とかと思ってしまったりもする。
大型犬だけに、わりと体力的な衰えや体調も悪くなるのが早い可能性が高いし。
後任犬を育てるのも大変だろうけど、ハンドラー育成もかなり大変そうだし。
まだまだ、「ボランティア」「寄付」「善意」的な意識で支えられている面も多い活動のような気もしますね。
でも、こうやって「動物と共にいる」事が人間にとってプラスになる、という認識も高める事はとてもよい事だと思うよ~。
それにしても、ベイリーもヨギも素晴らしく「おりこう」なんだけど、案外素顔は頑固でやんちゃだったりしてるプライベートの姿が意外!でもありましたな。
あー、かわえぇ・・・