УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『裏窓』

2017-05-08 22:14:34 | 映画

時々我が家にくるまだ若いネコさん。
メスかな?と、思ってたら今朝、立派な鈴カステラ(爆)発見!!
とりあえず、メジェド君(仮名)です。


「エジコイ」こと、エジプト神と恋しよっですが、その後やり直して無事(?)メジェド様とのハッピーエンドにこぎつけました。
次は、アヌビス先輩とのハッピーエンドもやって、ただいまホルスくんとの最中です(爆)
エジコイ2の、アイドル編はとりあえず何も考えずにやったら、主人公はオシリス様とくっついて、小豆島でオリーブ農園やる事になりました~^_^;
その後は、ちゃんと策を巡らしてメジェドくんとめでたしめでたし、にしましたよ~。

でもって、昨日、午前10時の映画祭で「裏窓」見てきました。


1954年公開作品で、監督は言わずと知れたアルフレッド・ヒッチコック。
彼の代表作、傑作!と言われているうちの一作品です。
私は、実はこれ、名作名作!と聞いてはいるものの、まだDVDでもテレビでも見た事なくてねぇ~^_^;
ヒッチコックで見たのって「ダイヤルMを回せ」と「サイコ」くらいかなぁ?
「これはぜひ、映画館で見る機会があるなら絶対見なさい!!」といろんな人に釘刺されてるので^_^;ようやく見に行ってきました。
もう映画論とかで散々語られている作品で、そういった話なら結構聞いたので「見てないけど話は聴いてるので見た気になってる」という映画の1本でした、私には。
でも、やっぱり面白かったねぇ~。
定点映画っていうか、カメラアングルが基本、主人公目線。
主人公は足骨折して車椅子生活で自室から出られないので、裏窓から双眼鏡やら望遠レンズで窓からご近所をデバガメで覗いてるわけなんですな。
そして、そのご近所のうちの一軒での犯罪?を目撃してしまう、というか怪しげな雰囲気に築いてしまい、という感じ。
この映画の場合、窓から見えるご近所の古アパートの窓辺とかは全てセット!なんだそうですが、これが舞台セット的でかなりあけっぴろげで見えてるんだけど、ギリギリリアル感もある、って感じ。
なんでも、全部セットなんだけどある程度各部屋に水も出るし電気も通ってたらしいです。
で、当時のNYは暑くて(今もか?)しかもまだクーラーとかは普及してなかったので、皆見事にあけっぴろげ!!なんですね、部屋の窓を。
そして、それらの窓からそこに暮らす人々の生活が垣間見えるという。
わずかなカットで、その部屋に暮らす人の生活、その後の変化とかも判るという、最低限の舞台設定に最低限の演出っていうか演技っていうかね~、そこがまず面白い。
さらに、ヒロインのグレースケリーの美しさ!
彼女の絶頂期の作品だっていう話ですが、さすがに美しい!ですよ。
で、主人公で彼女の恋人のカメラマンがジェームズ・スチュワート。
二人はそこそこ愛し合ってはいるんだけど、生きる世界が違いすぎると主に彼の方が結婚に及び腰って感じ。
で、結構イヤミっぽいというか、そこに愛があるのかはわからんが、なんか一動作、一言になんか嫌味っぽい感じといういのか、いやいやグレースケリー、こんなヤツとあなたじゃ幸せにはなれないよ、早く目を覚ませよ!と言いたくなる気もしたが、もしかしてそれも彼の作戦で、自分に早く愛想を尽かしてもっといい人を見つけろよ、でも本当は君を愛している、だからこそ君には幸せになって欲しい、でも僕には君を幸せには出来そうもないんだ・・・という裏が見えるような見えんような・・・
っていうか、どこがどうして気に入ったんでしょうか?グレースケリー??という方が気になる(爆)
で、きっと、普通にこのネタで映像化したら、こんなに定点にとらわれずにもっと場所とかカット変えてスリリングさを出す・・・んだろうけど、そしたら多分この「裏窓」は後世にまで「名作」として語られる作品にはならなかったんだろうなぁ、とも思いました。
限られた手法、限られた世界だからこそ、観客の想像はいくらでも自由に無限に膨らんでしまう、っていう作品だねぇ。
確かに、サスペンスで怖い、っていう系統の映画ではありますが、それぞれの人間人生を断片的に短い時間で描き、観客に想像させ感情移入させるとことかはさすが!って感じでしたねぇ。
そして、怖いだけでなくユーモアも効いてて後味も悪くないところも良いです。
クラシカルだけど良質な映画でございましたねぇ。

で、ネタバレ・・・












主人公がフラッシュで反撃する場面。
「プリントゴッコ」を思い出した私であった(爆)
コメント
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