地元新聞に、こんなニュースが。
日本平からゾウがいなくなる?
いま、日本平動物園があるピンチに見舞われています。ゾウが見られなくなる日が来るかもしれません。
日本平動物園にはゾウが2頭いるのですが、高齢化が進んでいます。
園では後継者となるゾウを見つけたいと考えているのですが一筋縄ではいかない大きなハードルがあるそうなのです。
ゾウのノイズ長い鼻、大きな耳、つぶらな目。
日本平動物園のアジアゾウ、ダンボとシャンティです。この動物園の看板を長年背負ってきた2頭のゾウ。
近頃、様子が変わってきたと飼育員は説明します。
現在、年上のダンボは51歳、シャンティは48歳。
人間でいうと80歳近い高齢者にあたります。
ダンボは1969年に日本平動物園が誕生した時から生き続けている唯一の動物です。
これまでも子供から大人まで多くの人たちを魅了してきました。
日本平動物園では2頭の後継者を見つけたいと考えていますが、新たなゾウの導入にはハードルがあるのです。絶滅の危機にあるアジアゾウはワシントン条約で取引が規制されているため売買は禁止されています。
譲ってもらうためには国レベルでの交渉が必要で、交渉には10年以上かかるともいわれています。
動物園のシンボルともいわれるゾウを展示し続けることができるのか。
日本平動物園では今後の対応について検討していく考えです。
静岡放送(SBS)
との事です。
地元民としての私の個人的意見としては・・
「無理してゾウ飼育しなくても良いのでは?」ですね。
海外からの入手が困難なら、国内で繁殖した個体を、って言いたいとこだが、ゾウの繁殖って難しいんだよねー。
さらに、日本平のゾウ飼育スペースはお世話にも十分!とは言えない。
高齢のゾウならまだしも、まだ若いゾウには狭すぎるしなあ。
ゾウの飼育自体も難しいし、かつ危険だし、無理して新しく飼う必要もないと思うんだよなー。
戦後時代と違って、今ならゾウが見たければ近隣の動物園に行けば良いし、行く事もそんなに難しくはないし、あえて動物園だからゾウがいなくちゃダメ!と、拘る必要はないと思うんだよなー。
じゃ、ゾウ飼育跡を何するか?って考えたら・・
そうだなー、「外来生物の森」とかどうかなあ?
森みたいな景観の施設を作り、飼育動物は、キョンとかタイワンリス、アカミミガメとかアライグマとかハクビシン^_^;とかの、いわゆる駆除対象になってしまうような動物を飼育して、何故彼らは日本にいるのか?何故彼らが居る事が問題なのか?と、考えさせるような展示。
あるいは、思い切って(?)ハイラックス飼育するとかさー、ゾウ近縁だしスペース的には良いと思うんだがねー。
地味すぎるか^_^;;