УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

シンプルだけど、単純じゃない

2019-03-27 21:39:56 | 日記
おいしい村の天気予報 『ソーセージ篇』


今日銭湯行ったら、番台の後ろにあるテレビにソーセージおじさんが!
おお、お元気そうでなによりです。
しかし、これって↑共喰いでは?^_^;;;
ソーセージおじさんとは、地元の食肉加工会社がスポンサーになってる天気予報のイメージキャラクター(?)
わかりやすく言うと、ヤン坊マー坊天気予報のローカル版ってとこかな?
米久って会社なんだけど、伊藤ハム(だったかなー?)に吸収合併される、というニュースが流れた時の大多数のしぞーか人の第一声は「え?ソーセージおじさんはどうなるの?」で、ございました。
で、よく見るとソーセージおじさんの背景の富士山にしっかり宝永山が^_^;;
で、まあソーセージおじさんは置いといて、そのあと天気予報と気象状況の話になりまして、なんでも東京では開花宣言したとか?
えっ!?静岡まだ全然ですよ!


まだ、多数はこんな感じ。

例年、静岡は開花宣言一番乗りを高知とか宮崎とかと争う温暖地なのに、まさか東京に負けるとはっ!←都民の皆様、ごめんなさい。
と思ったら、解説が続き、
実は桜の開花が静岡で遅れているのは暖冬のせいだと言う。
暖かいから、開花が遅れてるんだって!
???と思ったら、桜の開花は単に日が伸びたとか暖かくなったから、だけで決まるのではなく、一旦冬の寒さをちゃんと経験しないとダメなんだってさ。
で、今シーズンは暖冬でしっかり寒さに晒されなかったため、桜も咲くチャンスに迷い遅くなってる模様だそうで。
まあ、いずれは咲くだろうけど。
へー、なんか、暖かくなった→桜が咲く、だけじゃなくて、寒い→暖かくなった→桜が咲く、って感じになるんだね!
直接結びつかないように一見、見えるが実は寒さが重要なんだね!
紅葉も気温差が重要だって話だし。
そう言えば、今シーズン、静岡の桜エビ漁はめちゃくちゃ不漁でほぼ全滅!状態だったんだが、その原因の一つは、リニアの工事ではないか?と言う説がある。
リニアは静岡通るが静岡には駅はない、という茨城県民の気持ちが今こそわかるぞ!状態なんです(茨城には新幹線は走るが駅はない)
で、静岡通ると言っても市街地や海からは遠く離れた南アルプス山中。
でも、その南アルプスでの工事の影響が駿河湾深海に影響してるのでは?って事なんだ。
一昔前なら、ずーっと離れてるから関係ないじゃん、山の話で海は関係ない、って事で終わってましたが、今は違う。
山が荒れると海も影響受ける、という考えなのだ。とさかなクンも言っている。
つまり、自然界では人間の短期的な狭い視野からではわからない繋がり、バランスがあるのだ、って事なんだろうなー、とね。
中国の昔話、よくサクランボの実がなる木があって、皇帝のお気に入りだった。が、その実をスズメが食べていたのでそれを見た皇帝が激怒!
スズメを退治して、サクランボの実を独占しようとした。
が、翌年サクランボの木には毛虫が大発生!実をつけるどころではなくなった。
実はスズメは毛虫も食べていたのだ、なのにそのスズメを大量に殺したので、天敵が消えて毛虫が大発生したのだ。
皇帝は深く反省して、以降はスズメを保護した。
数年後にまたサクランボはまた実をつけ出した、つう話ですね。
この話もやはり自然界のつながりとバランスの話だと思うのだ。

あと、最近図書館で借りた本だが、

カラスと人の巣作り協定
先日、近所の電柱にカラスが巣を作ってましたが撤去されました。
が、まだ時々同じ電柱にカラスが何か訳ありな感じで止まってるからまた作るかも・・
って感じでカラスが電柱に巣を作り、それが原因で停電したりとか、近くというか通りかかった人が襲われたりとか、カラスとカラスの巣が原因の事故がわりとある。
だからカラスの巣を撤去するんだが、撤去されたから作り直し、また撤去、のイタチごっこで人手も足りないし大変だ!という現状。
これを解決する方法がズバリ書いてあるのだ。
それは巣を撤去するのてはなく、実害が生じにくい電柱をカラスの巣作りに提供しましょう!という方法。
カラスは繁殖期には縄張り意識が高いので、ある一定地区に一つ巣を作れば後は自分達で他のカラスを排除するから、あまり停電とか起きないように準備した電柱に一つ作らせたらそれ以上は巣は増えないから撤去の手間は激減する、というのだな。
全て排除ではなく、コントロールしやすいところに作ってもらう、って感じですね。
でも、カラスの繁殖助けたらカラスだらけになるのでは?って思うが、カラスもエサが豊富に無ければ無限に増殖は出来ない。
で、そのエサを提供してるのは私たち一般人達であるわけで、ゴミの捨て方とかをちょっと工夫して気をつける、カラスがゴミを漁らないようなゴミの捨て方をすれば、エサの供給量が限られるわけでそうなればカラスの数もコントロールされてくる、というわけだ。
まあ、ゴミは次の問題としてもカラスの巣による停電や事故を減らす直接的で効果も早く目に見える方法だと思いました。
単純に力技で全面排除、ではなくてカラスの生活、繁殖形態を知りそれを利用していく、これがカラスに限らず、これからの人間と自然との関わりに必要になるんじゃないかなー?と思いました。
自然界はシンプルではあるが、決して単純ではない、って事ですな。
コメント
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