УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

茶を覗く時、茶もまたこちらを覗いているのだ

2020-06-14 16:25:00 | 日記
↑全く意味はないタイトル。
最近、『深淵を覗く時、深淵もあなたを覗いているのだ』のパロ文をよく見かけるんで^_^;;
ニーチェの言葉なんだってね、これ。

で、今日は

ふじのくに茶の都ミュージアムに行きました。
以前は確か単にお茶の博物館だったよーな。
なんでも運営が島田市から県になったらしいが、さすが富士山好きな県知事がつけそうな名前である、ってまあ別に県知事が名付けたわけじゃないか。
しかし、売店に富士山グッズが少ない!
ないわけではないが、他の静岡の観光的場所と比べるとかなり少ない!
その分お茶だらけだが。まあ、当然か。


金谷駅から登り坂をえっちら行きますと、茶畑が。
新茶刈り取り後なんでこんなんなってます。

通常はこんな感じ。

で、この博物館、かなり前に母の付き合いで行った事がありました。
母は当時茶道やってたんで、その関係で。
で、ふーん、って感じで覚えてるのは

この巨木化した茶の木と、茶室で抹茶頼んだら羽虫が混入してた事くらいかな?
要するにほとんど記憶に残って無かったんで、新たに新鮮に楽しめた。

お茶はChaか、Teaで示される事が多いが、発祥の地・中国ではCha。
そこから陸路経由で西に伝えられた地域ではCha系で、海路で伝えられた地域ではTeaである、って傾向にあるとか。
日本は茶、系ですな。
漢字で伝えられたことも大きいのかも。
で、日本で茶色って言えば茶色だが、一般的にお茶の色って言われてイメージするのは緑色だと思う。
一説によると、昔の庶民が飲む茶は煎じた煮出した茶だったから、今の抹茶や煎茶みたいな緑系ではなくほうじ茶みたいな茶色だったから茶色なんだ、という説。
なーるほどなるほど。
とかとか、茶にまつわる知ってるようで知らなかったネタの数々。

中国やモロッコ、チベットの民家?の一室をその国の茶器と共に展示してあるとか。

サモワールも。
お茶って言えば、わりと=緑茶、和的、日本独自イメージを抱きがちですが、実は元々は外来で日本で独自に展開したのであり決して日本だけじゃなくてワールドワイドな存在なんだなーと再認識させられました。
仏教もそうだな、そういえば。

緑茶、烏龍茶とかの半発酵茶・青茶、紅茶、が普通に考えるお茶ですがそれ以外にもこんなに!
戦隊モノが出来そうです。あ、静岡には茶神888なる緑茶ヒーローがいます、見たことないが。
いろんなお茶の香もかげます。
黄茶とか黒茶は茶というより、草っぽい。

これは本来なら触れない文化財茶器を3Dプリンターで再現した触れる文化財。
これから博物館系での展示で増えてきそうですね。
現代の緑茶製法過程なんかの展示もあり、一般に全く知識のない人が想像するお茶の作り方、って葉を摘んで乾燥させて煮出す、ってくらいだと思う。
ちょっと知識があると、摘んだ葉を蒸して揉む、くらい?
実はその蒸して揉んで、の過程が数工程ありそれぞれ機械も別で、お茶となるまでにはかなりの手間隙あるんですな!
静岡ってあちこちに茶の木が街路樹的にあり、新茶時期になるとそーいう木から新芽摘んで自分でお茶にしようとする人がいるらしい・・が、ここで展示を見て、それは全く無駄な行為だとわかりました^_^;;
なんとなく普通の野菜とかみたいに、自分で採った新鮮なのが美味い!みたいな幻想ですね。
常設展は大人300円ですが、なかなか見応えありました。
やはり、付き合いでふーんと見るのと、自主的に興味あるから見にきた、では大違いですな。
まあ、私は茶道にはあんまり興味はないけど、まだ。

ななやさんの新茶パフェ。
茶箱?はもなかの皮です。

茶蕎麦をサラダパスタ風にした一品。


そー言えば、お茶加工の歴史的コーナーに漢方薬挽くみたいなのがあり、それ見て「ほら、あれだよCMの・・」って言ってる人はしぞーか人(爆)









コメント (8)
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