ウクライナ侵攻、一時的には止まってるみたいだが、停戦してるわけじゃないからなあ。
早くロシア撤退してくれー!
ロシアの一般国民のためにも。
で、今日こんなニュースが。
カチンというよりカティンという方がピンとくる日本人多いと思うけど。
この事件をもとに作られた映画がありまして、
ポーランドの巨匠・ワイダ監督の映画。
日本でも公開されてます。
私の外付けハードディスク(爆)によりますと、約12年前です。
簡単に書くと、第二次対戦時捕虜となったポーランド将校たちがカティンの森の奥で処刑されて、ナチスドイツの所業だとされていましたが、実はソ連・スターリンの指示によるものだった。
身内を失った遺族は、うやむやにされるのを不服に思い真相追求しようとするが、ポーランド政府から圧力をかけられる。
自国民が虐殺された事実を追求しようとしないポーランド政府、それは当時のポーランドがソ連の衛星国家だったから。
だから、ソ連非難批判は出来ない。
偶然にその虐殺を免れた生き残り将校は、仲間のために真実を言いたいし、遺族からも熱願されるが、真実を言えば自分だけでなく自身の家族や身内に何が起こるかわからない、板挟みとなり・・
ゴルバチョフ時代になり情報公開され、そこでようやく真実は明らかにされた。
ゴルバチョフもプーチンもポーランドに対して謝罪はしたようだが、その事件を改めて国際法廷に、って事で。
気持ちはわかるが、難しいかもなー、日本で例えたら南京虐殺を今から国際法廷に訴えられるようなもんで。
このニュース聞いて、日本もシベリア抑留を国際法廷に訴えろ、って意見あるが、私は藪蛇だからやめといた方が良いと思う。
日本、今までも散々公式に謝罪してない、と韓国中国から攻撃されてるんだよ、その日本がどの面下げて国際法廷?ってなるのが目に見えてるし。
ロシアが日本が、じゃなくてそれが戦争というもんなんです。
今のウクライナでのロシアの蛮行は、第二次世界大戦の時と全く変わらないわけで。
今、同じ時代にリアルタイムで生きてる普通の人が兵士となり戦場に行くと、ああいう事をしちゃうわけですよ。
日本人もそうなるだろう、と思う。
ロシアだから、ロシア人だから、と個のせいにしないで戦争という行為自体をなくすようにしないと、また繰り返しになるからね。
アメリカも正義面してロシア叩きにやっきになってますが、自分達も同じ事してきた自覚はないようだし。
日本もアメリカの属国となり、アメリカのやる事にはなあなあで目を瞑る傾向にあるが、それがカティンの森を許した当時のポーランド政府と同じ轍を踏まない事を節に願います。