先日、図書館でポスター見かけて気になってたこの展示会に行きました。
清水にありますフェルケール博物館。
坂崎幸之助コレクション、って副題で全然全くピン!と来なかったんだが、アルフィーの人らしい←オイ
多分、各地にツアー行くだろうからその先で集めたコレクションなんであろう。
和ガラス、とありますが、特に日本独自のなんらかの特殊な製法がある、とかってわけでなく明治から昭和あたりまでのいろんなガラス製品のコレクションでした。
江戸切子なんかは芸術的価値で見る方が良いんだろうけど、それ以外はわりと日常使いされてそうな食器や醤油差しとかガラス瓶とか、企業ノベライズとか、レトロ可愛い感じの『コレクション』でしたねー。
板崎氏自身の手書きpopもたくさんあり、その品に寄せる思いも感じられます。
なんか実家にこーいうのあったよなあ、と、貴重なんだろうけどなんか身近で懐かしい感じのある品々で。
昔はもっとガラス製品身近だったよね、今は軽い割れない、処分しやすい、みたいな面からプラ製に変わってしまった物もたくさんあるし、私自身もついついガラス瓶のよりプラ製に入った物の方を買ってしまいがちだし。
醤油なんかも昔はガラス瓶だが今はプラボトルだしねー。
お酢はガラス瓶だけど。
そーいや、ドレッシング系はまだまだガラス瓶が多いのはお酢が入ってるからかなー?
身体に安心、的な面からだとやはりガラスの方に軍配があるし。
まあ、それはさておき、今はコレクター向けに高値がつくだろうけど、昔は皆が普通に使っていたガラス製品の数々。
五輪模様だったり日章旗紋様だったり、世相を感じさせるもの、今はもう廃業した飲料メーカーのビールや飲料とかとか。
面白かったのは、ウランガラスってのがありまして、ウランが微量に含まれていて黄緑色してるんです。
これに紫外線当てると蛍光黄緑に光るんですよー!
あー、なんか懐かしの夜光塗料っぽい!
一緒に展示されてるレトロポスターもいい感じだし。
ここの展示って、時々こういう民間人(板崎氏が民間人と言っていいかは微妙ーかもだが)のコレクション展示とかやってまして、他の美術館とかとはまた違ったベクトルで面白いです。
ほっこりした特別展でした。