えーと、いろいろと時間が取れません、するとますます時差が生じてしまって、日記も書きにくくなりますねぇ~。
でもって、水曜の夜に、回虫博士こと藤田紘一郎先生の講演会がなんと地元でありましたので、聞きに行ってきました。
「社会人大学」という一環での講演ということで、ほかのいろんな講師の先生の話を月イチくらいで聞く、会員制の講座なんだけど、一回だけの飛び込みでもOK、ってことで混ぜていただきました。
大体、周囲は常連というか、出席カードに判子もらって、という感じの年齢層高い皆様でして。
で、それらしく(^_^;)講演中に、携帯が鳴ってる人が少なくても二人はいました・・・
なんで、こーいう場合は最初からマナーモードにしとくっていう常識というか、頭がないんでしょうかねぇ~・・・(汗)
「今時の年寄りは・・・」と、愚痴をたれたくなったしましたな。
で、私は、藤田先生が目当てで聞きに行ってるわけですが、周囲はそういった感じで、シリーズの一環で聞いてるという風で、お話中でも携帯いじってる人あり、本読んでる人あり、・・・
なんか、そのあたりの大学生とか高校生とやってることは変わらないみたいですね~、年食ってる人でもさ、という結論。
で、藤田先生は、1939年生まれだそうなので、現在73歳!?
・・・には、とーてい見えない、背筋のピキッとした姿勢もよく、スタイルも良く、髪も黒々ふさふさしている方でした(←まぁ、このあたりは地かどうかとかのちょっと断定は難しいけどね)
とても、70歳代には見えません・・・
で、藤田先生は回虫・・・だけあって、寄生虫で有名で本もいろいろ書かれてまして、私も大体、寄生虫関連の本は読んでいるのですが、最近の本はちょっと読んでなくてねぇ~。
そしたら、最近はなんだか寄生虫限定っていうよりも、寄生虫から派生した免疫関連に関する研究の方がメインらしい。
昔の日本人にはアトピーとか花粉症とかを持つ人は少なかった、その理由は、回虫とかの寄生虫が体内に寄生していたからではなかろうか??
寄生虫を飼って(?)いれば、花粉症にはならないっ!!という持論が有名(?)でございますな~。
で、何故寄生虫がいれば、花粉症にならないのか?
花粉症はアレルギー反応が強すぎるために生じる反応であり、アレルギー反応は体内に異物が入ったことにより、それを体外に排出しようとする生態防御システムである。それが強すぎるので、問題になるわけで。
で、寄生虫は人体にとっては「異物」であり、生態防御の免疫システムからは攻撃を受けるのが普通である。
でも、何故か寄生虫はその免疫システムから逃れることができている、そこに何か秘密が?
というわけで、免疫システムを抑制する物質をようやく寄生虫から抽出、分析する事に成功し、それを薬剤化して、ラットに投与したところ、見事にアレルギーによる皮膚症状とかが改善されたそうなんです。
これを製品化すれば、必ず花粉症が治るという画期的な薬剤の完成っ!!だったんですが、大きな落とし穴があったそうで・・・
っていうのは、免疫システムを鈍化、抑制させることで、今度は癌が生じやすくなってしまったそうなんですな~。
今まで、免疫システムが癌細胞の発見、撲滅に尽力していたのが、鈍くなってしまい、癌細胞を見逃す可能性が増えて、発癌性が上昇する・・・
なので、商品化は不可能なんだそうです、まぁ、動物実験だけどこれは人体実験するわけにいかないしね。
しかし、寄生虫から抽出した物質は発癌性があったとしても、寄生虫を個体(?)として体内で飼っていると、アレルギー反応は生じないうえに、癌も抑制する作用もあるらしいんですな~。
といっても、その事例はまだ数少ないみたいですが^_^;
何故、成分ではダメで生物状態ならいいのか?って考えると・・・
これは、生物&生物、もっといえば、個体&個体の共生関係があるからなんじゃないかな~?と考えられるのではなかろうか?と。
一部の成分だけではなく、総体としての個と個の関係、寄生虫としても宿主がおいしくご飯を食べて、それが自分にまで回ってくるわけだから、宿主は健康でなければ困るし、癌になっては困る、というので、その矛盾する性質を相持する事が可能なんではないか?と。
こういう考え方は、西洋医学よりも東洋医学的、症状としてではなく、人全体の気質とか体質としてみていく、そういう考え方に近い、ということだそうで・・・
と、フムフムと大変面白かったのですが、前述のように、わりと一般高齢者対象なので、寄生虫自体の話があまりなくて、結局は「無菌状態、清潔志向の行き過ぎは新たな病気を引き起こす」といった、まぁよく聞くような話がわりと多くなってしまったのが残念といえば残念~、でも、TPO的には正しい講義内容の選択であると思います。
それに、きよみちゃんが元気だという事が分かって、それだけで嬉しいですな♪(きよみちゃんとは、藤田先生のおなかの中にいるサナダムシの名前)
質問も、わりと一般的な「私は血圧が高いって言われてるんだけど・・・」とか的な内容で、わざわざせっかくの藤田先生に聞かずに、主治医に聞けよ(爆)っていうような感じでございました。
私も、質問したかったのですが、もちろん寄生虫ネタなのでTPOをわきまえて(爆)、遠慮してしましました・・・
また機会があったら、今度はもっと、生物系の寄生虫ネタでお聞きしたいものです、画像データーも交えて・・・
寄生虫って、非常~に特化した特殊な進化を遂げた生物なんで、そのあたりが非常~に面白いと思うのですが。
と、今日、図書館で藤田先生のご本を借りてきたので、また読んでみよう~
で、今日から夏休み(?)で、土日はさんで4連休もらったのですが、今日明日は結局地元で用事があるので、日曜から新宿に行ってきます、でも、1泊ですぐ帰ってくるけどね~。
で、今日は映画を2本見てきましたが、両方ともケッコー良かったです。
でも、長くなったので、また感想は後日にでも・・・
で、帰り道にハン●にちょっとよったら、レトロ昭和グッズ展っていうのをやっていて、昭和デザインのいろいろあったその中に・・・
↑の戸棚があったのですが・・・
これって、似たようなのが私の職場でまだ現役バリバリで使われてますよっ!!
まぁ、開き戸じゃなくて引き戸ですがね~。
値段が10万円ちょいで、ケッコーしてましたな。
理科の実験用のフラスコとかビーカーとかもあったけど、今は実験では使わないのかなぁ?こーいうの。
あ、ビーカーもまだ使ってます、うちの職場っ!!(爆)
でもって、水曜の夜に、回虫博士こと藤田紘一郎先生の講演会がなんと地元でありましたので、聞きに行ってきました。
「社会人大学」という一環での講演ということで、ほかのいろんな講師の先生の話を月イチくらいで聞く、会員制の講座なんだけど、一回だけの飛び込みでもOK、ってことで混ぜていただきました。
大体、周囲は常連というか、出席カードに判子もらって、という感じの年齢層高い皆様でして。
で、それらしく(^_^;)講演中に、携帯が鳴ってる人が少なくても二人はいました・・・
なんで、こーいう場合は最初からマナーモードにしとくっていう常識というか、頭がないんでしょうかねぇ~・・・(汗)
「今時の年寄りは・・・」と、愚痴をたれたくなったしましたな。
で、私は、藤田先生が目当てで聞きに行ってるわけですが、周囲はそういった感じで、シリーズの一環で聞いてるという風で、お話中でも携帯いじってる人あり、本読んでる人あり、・・・
なんか、そのあたりの大学生とか高校生とやってることは変わらないみたいですね~、年食ってる人でもさ、という結論。
で、藤田先生は、1939年生まれだそうなので、現在73歳!?
・・・には、とーてい見えない、背筋のピキッとした姿勢もよく、スタイルも良く、髪も黒々ふさふさしている方でした(←まぁ、このあたりは地かどうかとかのちょっと断定は難しいけどね)
とても、70歳代には見えません・・・
で、藤田先生は回虫・・・だけあって、寄生虫で有名で本もいろいろ書かれてまして、私も大体、寄生虫関連の本は読んでいるのですが、最近の本はちょっと読んでなくてねぇ~。
そしたら、最近はなんだか寄生虫限定っていうよりも、寄生虫から派生した免疫関連に関する研究の方がメインらしい。
昔の日本人にはアトピーとか花粉症とかを持つ人は少なかった、その理由は、回虫とかの寄生虫が体内に寄生していたからではなかろうか??
寄生虫を飼って(?)いれば、花粉症にはならないっ!!という持論が有名(?)でございますな~。
で、何故寄生虫がいれば、花粉症にならないのか?
花粉症はアレルギー反応が強すぎるために生じる反応であり、アレルギー反応は体内に異物が入ったことにより、それを体外に排出しようとする生態防御システムである。それが強すぎるので、問題になるわけで。
で、寄生虫は人体にとっては「異物」であり、生態防御の免疫システムからは攻撃を受けるのが普通である。
でも、何故か寄生虫はその免疫システムから逃れることができている、そこに何か秘密が?
というわけで、免疫システムを抑制する物質をようやく寄生虫から抽出、分析する事に成功し、それを薬剤化して、ラットに投与したところ、見事にアレルギーによる皮膚症状とかが改善されたそうなんです。
これを製品化すれば、必ず花粉症が治るという画期的な薬剤の完成っ!!だったんですが、大きな落とし穴があったそうで・・・
っていうのは、免疫システムを鈍化、抑制させることで、今度は癌が生じやすくなってしまったそうなんですな~。
今まで、免疫システムが癌細胞の発見、撲滅に尽力していたのが、鈍くなってしまい、癌細胞を見逃す可能性が増えて、発癌性が上昇する・・・
なので、商品化は不可能なんだそうです、まぁ、動物実験だけどこれは人体実験するわけにいかないしね。
しかし、寄生虫から抽出した物質は発癌性があったとしても、寄生虫を個体(?)として体内で飼っていると、アレルギー反応は生じないうえに、癌も抑制する作用もあるらしいんですな~。
といっても、その事例はまだ数少ないみたいですが^_^;
何故、成分ではダメで生物状態ならいいのか?って考えると・・・
これは、生物&生物、もっといえば、個体&個体の共生関係があるからなんじゃないかな~?と考えられるのではなかろうか?と。
一部の成分だけではなく、総体としての個と個の関係、寄生虫としても宿主がおいしくご飯を食べて、それが自分にまで回ってくるわけだから、宿主は健康でなければ困るし、癌になっては困る、というので、その矛盾する性質を相持する事が可能なんではないか?と。
こういう考え方は、西洋医学よりも東洋医学的、症状としてではなく、人全体の気質とか体質としてみていく、そういう考え方に近い、ということだそうで・・・
と、フムフムと大変面白かったのですが、前述のように、わりと一般高齢者対象なので、寄生虫自体の話があまりなくて、結局は「無菌状態、清潔志向の行き過ぎは新たな病気を引き起こす」といった、まぁよく聞くような話がわりと多くなってしまったのが残念といえば残念~、でも、TPO的には正しい講義内容の選択であると思います。
それに、きよみちゃんが元気だという事が分かって、それだけで嬉しいですな♪(きよみちゃんとは、藤田先生のおなかの中にいるサナダムシの名前)
質問も、わりと一般的な「私は血圧が高いって言われてるんだけど・・・」とか的な内容で、わざわざせっかくの藤田先生に聞かずに、主治医に聞けよ(爆)っていうような感じでございました。
私も、質問したかったのですが、もちろん寄生虫ネタなのでTPOをわきまえて(爆)、遠慮してしましました・・・
また機会があったら、今度はもっと、生物系の寄生虫ネタでお聞きしたいものです、画像データーも交えて・・・
寄生虫って、非常~に特化した特殊な進化を遂げた生物なんで、そのあたりが非常~に面白いと思うのですが。
と、今日、図書館で藤田先生のご本を借りてきたので、また読んでみよう~
で、今日から夏休み(?)で、土日はさんで4連休もらったのですが、今日明日は結局地元で用事があるので、日曜から新宿に行ってきます、でも、1泊ですぐ帰ってくるけどね~。
で、今日は映画を2本見てきましたが、両方ともケッコー良かったです。
でも、長くなったので、また感想は後日にでも・・・
で、帰り道にハン●にちょっとよったら、レトロ昭和グッズ展っていうのをやっていて、昭和デザインのいろいろあったその中に・・・
↑の戸棚があったのですが・・・
これって、似たようなのが私の職場でまだ現役バリバリで使われてますよっ!!
まぁ、開き戸じゃなくて引き戸ですがね~。
値段が10万円ちょいで、ケッコーしてましたな。
理科の実験用のフラスコとかビーカーとかもあったけど、今は実験では使わないのかなぁ?こーいうの。
あ、ビーカーもまだ使ってます、うちの職場っ!!(爆)