УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

奈良県立美術館に行ってきました。

2019-03-05 21:30:56 | 日記



で、今回一泊二日でバタバタと奈良に行きましたのは、奈良県立美術館さんから招待券を頂いたから!


秋に絵本展見に行ってアンケート書いてきたら、招待券が当たったのだ!
ってわけで、見に行きました。



今回の企画展は【肉筆浮世絵】
浮世絵・・って言うと、東海道53次とか富嶽十二景36景、とかみたいな「版画」を思い浮かべるけど、実は浮世絵イコール版画、を指すのではないそうで。
浮世絵の浮世とは、現世、通俗世界を指すんで、浮世絵イコール風俗画、って考えるのが近いかな?
手法としてのジャンルとして浮世絵、ではなく描く題材として浮世絵と言う・・らしい。
知らなかったなー、浮世絵展とか浮世絵博物館とかに行っていてもまだまだ知らない事は知らないんだなあ。
で、今回は版画の浮世絵ではなく肉筆の浮世絵。
掛け軸とか屏風として残されてる作品が多い。
で、今回はほとんど美人画!でした。
猫はいなかった・・
しかし、って事は通俗的な美人を題材とした絵って事は、現代で例えると多分、男性向け週刊誌の女性タレントとかアイドルのグラビア的な物に当たるんではないでしょーか??
女性の立ち方とかポーズとか、あるいは肌や脚のチラ見感がわりと形式化されてるとこなんか、いわゆる今で言うとこの「グラビア風セクシーポーズ」とか「手ブラ」に通じるのではないか?と^_^;;
髪型とか衣装で、当時の人気最先端がわかるあたりとかも。
わりと花魁や遊女を描いてるのが多いとこも、当時の男性の需要にお応えして、って事ですかねー?と、下世話な事を考えたりしてね。
しかし、洋画だと美人画ってわりと特定のモデルがいて名前までわかってるようなケースが多いよね。
お偉いさんの奥様とかの肖像画を依頼されて描くケースもあるし。
でも、日本画ってあんまり肖像画ってないよなあ。
無いわけじゃないけど、かなり少ないような。。
特に女性は。
美女を描いている絵は少なからずあるが、特定の誰かというよりも「美女」として描かれている不特定の実在してるだかしてないだか??の絵、というケースが多いような。。
だからあんまり個別性の無い顔つきなんかなー?とかと思ったりもしてね。
いや、別にそれが悪いとダメとかってわけじゃないけど、洋画と日本画の絵や題材の捉え方、あるいはもっと大きな日本人的感覚の違いなのかも。
美人画の女性の顔、特に時代が昔なほど、本当にこんな顔した人いたら怖いがな・・って顔が美女として描かれているけど後世になるに従って、現実にいそうな人物の顔、みたいに描き方が変わっていくとこも面白かったです。
で、これらの展示作品のうちのかなりの点数が奈良県立美術館の所蔵品だそうで!
さすが、古の都・奈良ですのー。

で、奈良とも浮世絵とも全く関係ないが、乳腺外科医師がわいせつ行為をした、と訴えられたが、被害者の術後せん妄の可能性が強い、と医師は無罪判決受けた件、なんと控訴したそうで!
検察、大丈夫??
あんたらの証拠が証拠にならんから敗訴になったんだよ?
それ以上の確実な証拠出せんのかね??って思うんだが。
被害者も気の毒だが、無駄金使わされるだけではないかねー??
今回の裁判で、精神科医が被害者側の証人として立ち、「術後せん妄ではありえない」みたいな証言したみたいだが、このあたりはほとんど取り上げられてないなー。
多分、医師として「このケースでは術後せん妄はありえない」なんて証言したら絶対医師会や身内からも総スカン喰らうと思うがねー。
被害者本人にとっては、せん妄ではなく事実である、って言うのは嘘や虚言ではなく本当だと思う。
だが、本当に現実としてそれが起こったのか?はまた別問題である、ってフロイトの事例から学ばなかったんだろーか、この精神科医は?
それにしても、金(税金)と時間の無駄遣いをして欲しくないから却下してほしいもんです。
他にやる事あるんじゃないかねー??
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【Meet to the DOGUU】奈良国立博物館

2019-03-04 19:52:54 | 土偶・縄文・考古学



明治のフルーツ牛乳が製造中止だって!がーんっ!
銭湯行って一番はフルーツ牛乳、無いとコーヒー牛乳、それもなければ普通の牛乳、つう流れでしたのに。。
ペットボトルで販売するはするそうだが、銭湯にはもう置かれなくなりそーな。。

でもって、秋に行った時は展示模様替えのため閉館中だった奈良国立博物館に行きました。
ただ今の企画展は、二月堂のお水取りと鎌倉時代の仏教芸術・・ってわけで、私の興味範疇ではなかった、残念ながら。
と、思ったら、常設展の考古部門にいた!


これがっ!!

いやー、保管はしてるが常設してるとは限らないって思ってただけに嬉しいーっ!!
ただし、撮影禁止なんで絵葉書のですが。
絵葉書だとわからないけど、実物は臍に穴が空いてるのだ。
中は空洞になってます。
で、両耳朶に小さな貫通した穴が空いてるのだ!
これが針かなんか、かなり細い鋭いもので無いと穴開かないし、焼く時に塞がっちゃいそうな小さな点みたいな穴なんです。
縄文人にとって、やはり耳飾りって大切なんだろうなあ、って思いました。
で、実はこの土偶は山形出身らしい。
奈良の土偶は橿原の方にお任せ!なんだろーか?
あと、埴輪もありましたがこちらは群馬の博物館から相互交換的な感じで借用中の物を展示中みたい。
わりと歴史博物館の特に常設展って地元密着なのはわかるが動きが無くて同じのを延々と展示→地元からは飽きられる、つう流れがありそうなだけにこーいう取り組みはよろしいかもしれません。
で、埴輪ってなんか群馬のが多いなあ、って思ってちょっと調べてみたら・・
やはり、私のカンは当たってました。
埴輪王国・群馬!!

・・なんだそうだ、やはり秘境・群馬!←すいません^_^;;
で、埴輪のクイズとかあったんでついやってみたんですが、
Q: 猫のはにわもある?
これはおそらくバツ!埴輪の動物は、馬、鹿、犬、鳥くらい。だが、もしかして・・ってちょっと思いあたることがありましたが、答えは、
猫は古墳時代の次の時代である飛鳥~奈良時代にねずみ対策で連れてこられたものです。
で、やっぱりねー。猫は仏教の伝来と共に経典を齧るネズミ退治のために中国からやって来た、って定説通りは通りなんですが、
最近、千葉にある国立歴史民俗博物館、ここの考古部門展示がもうじきリニューアルして公開されるんですが、その案内ページになんと【弥生時代の子猫】つうのがあるんです、あるんですよ!
それがまあなんつか、一言で言うと【あざとい】^_^;;;
なんかガチャガチャの子猫フィギュアみたいに【狙ってますわよ!】って感じなんですよ!
公式サイトで画像出てるから見てやってやー、勝手に引用しちゃいかんだろーから貼らないけどさ。
って事は、猫は仏教以前、もしかして稲作と共に大陸から日本に来てたんか?
渡来人は猫付きできたのか?
むー、そうか、だから縄文と弥生は「ねこかわいい」が共通認識となりあまり争いもないままに同化いったのか?
とかと、謎な仮説を立てたくなるのでありました。
でも実際、ほんとに弥生時代に猫いたんか?
展示みないとわからんから、そのうち千葉行って検証してこよう。
って、まー国立博物館ネタはこの程度ですが。。

で、正倉院もまだ見た事ないんでついでに見に行ったんですわ。


歴史の教科書で必ず見るこれね!
正倉院とくれば校倉造!ってパブロフの犬。
し、しかし・・

これですよ、これ!

外観ですら平日昼間限定のお役所仕事的公開!
そーいや管轄が宮内庁だからいわゆる観光名所的な観光客に対するサービスとか利便性に気を配る気は皆無!なんかもねー。
奈良って古墳多いけど国立博物館に奈良産の埴輪が無かった(隠してるかも、だが)つうのも、古墳の所有は確か宮内庁管轄と関係してるのかもね。学術的に調査とか発掘とかはどーでもよし、的な←偏見
で、わずかに外観が見られるらしいとこ行きましたら、




カメラは手前にピント合わせます、レベルの写真しか撮れん・・
しかし、言われなきゃその辺のログハウスだよなー、これ。
と、恐れ多い台詞をつい呟きたくなるのでした。


こちらも国宝の転害門。
中には入れないが、こっちは間近で見られます。
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奈良から帰りました

2019-03-03 15:53:45 | 旅ゆけば珍スポ&廃墟



帰り際に雨でしたが、朝はちょっと雪だった奈良です。
でも、しぞーか人基準の雪なんで、あんなんで雪言うな!って言われそうな雪ですがねー。

で、朝はまずここ↑に行きました。

ここです。

何かと言いますと、元・少年刑務所!です。
見ての通りの一見アンティークでロマンな外観ですが。
明治時代の建築で平成26年に閉鎖されました。
今後は改装されて、なんとホテル!として生まれ変わるそうです。
か、監獄ホテルですか・・
これは泊まってみたいですねー!
カルロス・ゴーンやホリエモン体験出来たりして!
以前は内部見学も出来たそうですが、現在は外観のみ、です。


多分ここが受付?って言うのかねー?




お城か洋館みたいだが、しっかり鉄格子が。


周囲はぐるっと煉瓦の3mくらいの塀に囲まれてます。
消失点が見えます、見えます!


なんか進撃の巨人っぽい!?

正面見えてる範囲では、お洒落な洋式建築だが、内部は機能性満載(あくまで管理する側からだが)らしいよー。
あー、見学可能な時に来ればよかった。
後悔先に立たず・・


こちらは秋に来た時に探したけど見つけられなかった「朽ちた壁」in奈良公園。
いやー、奈良公園かなり歩いてみたはずだが、まだまだ未踏地域があるとは・・
奈良、侮れん!


フォトジェニックな場所としてシャナ子(byならしかたなし)でシャナ子が撮影して、なんか違う・・となってた場所です。
浮月堂の近くです。
東大寺とかにもこーいう感じの壁あるけど、ここのは完全に朽ちるに任されてる感じだのう。。


奈良公園と言えば、未だに発掘調査中!の場所があり、まだやるんか!?と思うが、きっと掘れば掘っただけなんか出てくるのであろう、侮れん、奈良!


ラストは完全な珍スポット。
ならまち歩いてたら、あーら見つけちゃったよー!という、珍スポ好きには有名な本屋。
だが、開いてる所をみた人はいない模様。。
壁全体にアイドルとかのグラビアを拡大コピーしたのやら、昭和系歌謡曲の楽譜とかのコピーがベタベタ貼り付けてあるHPが吸い取られそうな謎の店・・
拡大コピーしすぎでよくわからんが、橋本環奈とか大島優子とかもあったりする。。




こちらもヤバそうなお店。。
いや、物理的な意味で。。

ならまちあたりだと、良い意味で古い、レトロを逆手に取ってる感じだが、北方面はこーいうのもちらほら。




ならしかたなし、繋がりで、陀羅尼助丸見つけ!


ちょっと寅さん風なケロリン見っけ!

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猿丸大夫だと思いきや、

2019-03-02 18:50:12 | 旅行




いやー、久しぶり行基様!って約4ヶ月ぶりですが。

ってわけで(?)奈良に来てます。
今回は一泊ですが。

で、もう一生分鹿に触ったと思いましたが、また触りまくりです(爆)
しかし、秋よりも毛並みがボサボサの鹿が多い。



こんな感じで、ボサボサっと毛束が浮き出てて、
一部ハゲてる鹿も。
多分、毛の生え変わり時期?
ボサボサの堅い感じの鹿もいるが、ふかふか系の毛の鹿もいます。


オスは皆、帆立付き。

で、前回は秋に行きまして、秋は鹿の繁殖期なんでオスがメスを呼ぶなんとも言えない馬の嗎と建てつけの悪いドア開け閉めしてるような音をブレンドしたような声がよく聞こえてきてましたが、今回は皆無。
時々、子供か母を呼ぶみたいなか細い高い声が聞こえるくらい。
なーるほど「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聴く時ぞ 秋は悲しき」ばーい猿丸太夫の歌は誠でありました。
なるほど、だから鹿と秋・紅葉がセットになるんだね!


↑参考資料

と、ふむふむ1人で納得していたら、すぐその後に衝撃(?)の新事実が!

というのは、鹿苑に行って見たんだが、

ここは奈良の鹿愛護会が、怪我した鹿の保護などに使う施設で、一部公開されてます。


こんな感じで、鹿に関する資料とか

角付きとか、


こんな鹿クイズとか・・




ここが交通事故多発一位の地点です。


で、どんぐりあげられるんだけど・・
なんか皆、目の色が違う!
鹿せんべいよりも明らかに熱気が高い!
どんぐりの方が美味いのかー、やはり。

で、前述の紅葉と鹿の話がここに書いてありまして、鹿は神の使いだから今も昔も大事にされていたわけだが、昔は鹿を殺したりすると故意過失を問わず死刑!という時代もあったそうで。
で、それにまつわる有名な話が「石子詰めの三作」
三作という少年が書道の練習してたら紙を鹿に食われたので追っ払うために文鎮投げたら運悪くそれがストライクで鹿に当たり鹿が死んでしまう。
三作は子供ではあるが例外は認められず死罪となり、殺した鹿と共に穴に石で生き埋めにされて処刑される。
彼の母は彼の供養のため、その穴の横に紅葉を植えた、その話から花札の鹿と紅葉柄が生まれた、つう話。
えー!百人一首の猿太夫からじゃなかったのっ!?
そんな血なまぐさい言い伝え由来だったんかー!
これから花札やる時に、鹿紅葉札見る度にドーンと暗くなりそうだのう・・


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『翔んで埼玉』

2019-03-01 22:45:30 | 映画


キャプテン・マーベルの宣伝看板にボブが!いや、茶トラが!

で、今日は映画の日なんで・・
二階堂ふみ×GACKT主演!映画『翔んで埼玉』予告編


見てきましたー。
かなり入ってましたなあー。
で、「テルマエロマエ」とか「のだめカンタービレ」の監督の映画だが、私的にはこれが全体通して面白かったかなー?
テルマエものだめも面白いは面白かったが、基本、原作のネタで面白かったとこが面白かったけど、オリジナルが絡むとイマイチ面白さの落差が気になった。
が、翔んで埼玉の場合は原作が未完成という事もある、というより原作には無い要素、関東ヒエラルキーネタを存分に取り込んだとこが面白さの秘訣かと。
都道府県擬人化マンガとかでほぼ必ずネタになる埼玉VS千葉、東京のベッドタウン対決!そして神奈川は黒幕路線^_^;;
北関東勢は静観、の構図ねー。
静岡VS山梨の富士山過激派対決も鉄板ネタだが。
そーいや、この映画の冒頭、埼玉の成り立ちを古地図風に見せるシーン、富士山が完全に山梨エリアに入ってるんですがー(爆)
関東ヒエラルキー以外にも東京都区内ネタもちょいちょいあって面白い。
私も西葛西って千葉かと^_^;
あ、でも葛西臨海水族園は東京かそー言えば。
そして埼玉ディスだけでなく、地方各地にそれぞれ違いがありそれぞれに輝きがある、って言うのもなかなか感動でしたなー。
それと百美を女の子に改変しなかったとこもいいねー。
女の子にする案もあったらしいが、女子が演じる美少年ってとこでうまい具合にフィクション感が強くなりボーイズラブに対する抵抗感もかなり抑えられてると思うしねー。
で、予告で春日部の地下神殿こと首都圏外郭放水路でのシーンがあったんだが、なかなか出てこなくてカットされたのか?と思ったら最後の最後に出てきたー!よかったよかった。
原作者が、もう続きは自分には描けないと言ってましたが確かに・・
それだけ上手く作られていました。
これは漫画実写化の成功例の代表作になると思う・・って事は「邦キチ英子さん」には出てこない、って事かっ!?それはそれで寂しい・・^_^;;
原作読んでなくても誰でも楽しいし、原作読んでても改悪からされてないから楽しめるし、なかなかヒット作品だと思うよー。
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