アメリカの現状と先行き:
今回は、追加としてアメリカを代表する大手企業の管理職からの返信を紹介しようと思う。
>引用開始
貴方の質問には自信を持って答えられない件がありますが、私の意見を述べていきます。
次期大統領選挙:
予想される候補者のバイデンとトランプにはどうしても失望感を禁じ得ません。トランプには不道徳感を禁じ得ないし、利己主義的であり、尊敬できないし、嘘を言う傾向があるから。バイデン大統領には年齢による衰えが見えるので、私は来年から先の4年間を健康で政権を維持できるのかと不安に思っています。
バイデン大統領は良くカマラ・ハリス副大統領を支えて職責を果たさせてきたと評価しています。だが、それ故に有権者はハリス副大統領の能力に疑問を持つ形になり、バイデン大統領の再選を危ぶむようになっていると思います。有権者はバイデン大統領の健康に問題があると見ているので、万一の場合にハリス副大統領が昇格することがあればとも危惧しています。
ウクライナ問題ですが、私はバイデン大統領が民主主義の維持の目的で支持を継続すると見ています。それはアメリカの外交の歴史を見ればその政策が大きく変動したことがないからです。
サンフランシスコの治安:
疫病のCOVIDによってポートランドやシアトルや他の多くの都市と同様にサンフランシスコも大いに悪影響を被りました。多くの企業は自宅勤務体勢を採らざるを得なくなり、大都市圏内のレストランやバーに不況をもたらしました。
それに加えて、サービス業界では多くの失業者・離職者が出ましたし、ホームレスの急増も招きました。ジョージ・フロイド殺害への抗議とBlack Live Matter運動に加わった大多数の者たちが街中で破壊行為を繰り返すようになりました。それだけではなく、アメリカでは薬物依存者が増え、そこに非常に低価格のフェンタニルが出回っているので堪りません。
こういう要素が重なって大都市の治安が悪化して居心地が以前ほどには良くないのも確かですが、犯罪の件数が増えたかどうかまでは確認してありません。だが、犯罪の件数とホームレスが市中やフリーウエイで寝ている様子を見せられるのは決して愉快ではありません。多くの大都市では如何にCOVID流行前の状態に戻すかに腐心していますが、未だに成功した都市はないようです。
私はサンフランシスコにヒスパニック他の合法/非合法の移民が急増したとは聞いていません。だが、アメリカには益々多くの新規の国からの移民が流入して多国籍化がまた一歩進んだのは確かだと思います
アメリカの先行き:
私の見解では「この傾向で我が国が益々多様化され、経験を積み、多くの意見が出てくるという形で強化される。そして10年か20年先には多様化の強みを発揮する時代が来るだろう」なのです。
事実、私の子供たちは我々の世代よりも多様化を受け入れて楽しんでいるので、私はアメリカ合衆国がこのようにして進歩し続けていくと確信しています。
<引用終わる