新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

韓国の「正義連」騒動

2020-05-27 08:22:00 | コラム
挺対協が正義連に変わったことすら知らなかった:

何日か前のことだったか記憶もないが、BSフジのPrime Newsだったかで、産経新聞の韓国駐在の黒田氏がこの尹美香の件を語り始めたのを聞いていた。確かに「何と言うことか」と驚愕させられたが、我が国をあれほどまでに振り回した挺対協が名称を「日本軍性奴隷問題の為の正義記憶連帯」(正義連)と名称を変えていたことすら報道されていなかったにも驚いた。だが、尹美香なる女性が横領等の悪事を働いていたことを同士だったはずの李容洙に暴かれていたことも、全く報じられていなかったのにはなお一層驚かされた。

黒田氏があの場で語られなかったら、恐らく私は他に知る機会がなかっただろうが、よく考えれば黒田氏はこのような件を我が国に向けて真っ先に報じる立場にいたのではないのかなと、やや奇異にも感じていた。聞かされた直後の感想は「これは余りにも韓国らしい悪事であり、何でも嘘で塗り固める韓国人特有の所業らしい」であって寧ろ呆れ返るだけで、大袈裟に言えば言葉を失う放心状態だった。

私はその結果で何処に向けても採り上げることを忘れていたのだった。その元挺対協に操られて慰安婦問題の解決不能状態に陥っていた韓国政府も「矢張り如何にも韓国的だな」とその体たらく振りが誠に腹立たしかった。同時に15年ほども前のことになっただろうか、水曜会で松木国俊氏が「韓国の実態」を語られた講演を思い出していた。

あれからどれほど日にちが経ったか不明だが、今となって痛感することは「恐らくそう遠からぬ将来に韓国が子分になる中国も平気で傍若無人に振る舞い、躊躇わずに暴言と虚言を吐く連中の集団だ」と実感しているのだ。その最近の例には、武漢の研究所の女性所長が「我々はウイルスを外部に漏らしていない」とヌケヌケと言っていた件がある。あの女性が間違っても「我々が漏らしました」と認める訳がないし、その虚言をそのまま報道する我が国のマスコミの腑抜け振りが情けなかった。習近平の統治下にある国で、本当のことを言える訳がないくらいは、マスメディア共が知らないはずがないだろう。

ここで話は中国に変わってしまうが、何時か採り上げた高校同期の旅行会社の常務が外国人の観光が解禁された際に、初代中国担当に任命された。そこで「中国とはどんな国だったか」尋ねると「向こうで見たり聞いたりしたことは一切語ってはいけないことになっているので、悪しからず」と答えたのだった。40年ほど前のことだったか。私も1990年代の末に行ってみて、その高圧的な態度と権高さとを我々を見下して偉そうにする中国人に接して、「なるほど、こういう国だったか」と、彼が答えられなかった理由が良く解った。

現地のガイドたちの威張り方も尋常ではなかった。当時は入管を通る際には添乗員が人数を報告して我々が縦一列に並ばせられ、番号こそ言わされなかったが、申告書と人数か合っているかを係官が数えて、正確であればパスポートに入国許可の印が捺されるという段取り。我が国はそんな国に対して未だにへこへこする政治家や議員たちが沢山がいるのだから情けない。正義連に話を戻せば、政府もマスコミも本当に尹美香が代表する挺対協の実態を知らなかったのだろうか。何かに遠慮していたのだろうか。まさか!


5月26日 その2 解除後の行動は現状維持を

2020-05-26 13:55:56 | コラム
主治医のH先生の指示は:

本26日は60日置きでの国立国際医療研究センター病院循環器内科の医長先生の診察の日だった。心電図、血液検査、検尿の結果にはこれといって問題はなかったとの診断だった。ただ、近頃テレビに登場する感染症専門のお医者様たちが指摘される「基礎疾患」である心不全を抱えている私にとっての最大の関心事は、BNPの数値だった。今回は240であり毎回出てくる数値の誤差の範囲内ではあるが、常識的には200以上では「入院加療を要する危険範囲内」なのである。

主治医のH先生は確かに危険な数値であるから、生活態度としては「日頃の行動範囲を逸脱した外出を避けること。マスクの着用(それも必ず鼻と顎の部分を全部覆うようなもの)、手洗い、うがい、消毒、外出後の洗顔等々は、必ずこれまで通りに続ける」の励行を指示された。私の方から公共交通機関の利用について伺って見ると「電車や列車などでの感染症例は余り聞いていない。寧ろバスの方に危険性があるのかも知れない」と言われた。

H先生は更に私の質問に答えて「緊急事態宣言が解除されたからといって、最早ウイルスを制圧できた訳ではない。油断することなく緊急事態の期間中と同様のストーイックな生活態度が必要だ」と指摘された。私も誰が何を言おうと、未だ未だ油断すべき時期ではないと見ているし、いつ何時第2波が襲ってくるかと、十分な警戒態勢を採り続けるべしと考えている。先生は私が身体の方々が痛んできているのは高齢化によるものだし、基礎疾患の問題もあるので多少厳格なことを言われたと理解している。自分と家族の為にも、その指示に従って一所懸命にやっていくほかないと、再認識して辞去した。

昨日から2日連続でバスで国際医療センター病院を往復したのだが、予約がある患者だけが来院しているとは言え、本日も何処に行っても閑散としていた。本日は初めて少し余裕が出来て、外来以外の入り口を観察すると「医師の紹介状を持参の人だけのPCR検査場」への専用のものだったと解った。何とかこの入り口に来ないで済ませたいと願うのだが、新型コロナウイルスがそう短期間に消えてしまうとは期待できないと、寧ろ諦め境地である。それだから、誰しもが自覚を持って節度ある行動をして、第2波の襲来を回避するよう、一致団結の要があると思っている。


緊急事態宣言の全面的解除

2020-05-26 08:00:52 | コラム
誠に結構なことであると思うが:

25日夜に安倍総理はマスコミの予告通りに、全面的解除を発表された。誠に結構なことで「良かったな」と思う。これぞ、我が政府と国民が一体となって自粛に耐えて励み努力した結果であって、大いに報われたと考えている。しかも世界の他国に例を見ない感染者と死者の少なさは色々と批判されてきたとは言え、見事に結果オーライだったではないか。私はとやかく批判してきた誰が選んだのかも知らない専門家会議も、西村康稔大臣の上に立って、立派にその役割を果たして下さった功績は大なのだろうとは思う。

私は西村康稔大臣は一旦は引っ込めたものの「気の緩み」の流れが今後国民の中に巻き起こるか否かが、解除後の我が国の命運を大きく左右するのではないかと懸念している。私は「気の緩み」とは言ったが、成否の鍵を握るのは「国民一人ひとりの自覚と危機意識の有無にある」と考えている。悲観論者である私は、ここまで来たことでは、この憎むべき「新型コロナウイルス」を制圧したことでも何でもなく、ウイルスどもは未だ未だ我が国の至る所に存在し、何時感染させてやろうかと機会を狙っていると見る方が自然だと思っている。

50日間も自粛の要請に耐えて外出を控え、飲みたい酒も飲まずにいたフラストレーションを発散させたいだろう気持ちは解らないでもない。デパートに飛び込んで高価な海外ブランド品を触ってみたい気持ちも理解する。だが、その代償行為をウイルスどもは、感染させる絶好のチャンスとばかりに狙っていると思うべきだ。誰か一人が車で行けば良いだろうと思って江ノ島方面に出掛ければ「そうだ、俺も海が見たいな」と思う者どもが付いていくのも不思議ではない。私はかかる行為を「自覚の欠如であり、危機意識の欠落だ」と看做すのだ。

チラと聞こえた気がするが政府は「インバウンド」とやらにも期待しているかの如きだ。この分野の業種が苦境に立たされているのは解る。だが、あれほど新型コロナウイルスによる感染が増えたのは、後難を恐れて言えば政府の中国に対する気兼ねから中国からの入国を早い時点で全面的に禁止しておきさえすれば、未然に防げなかったとしても、これほどの感染者が出ることはなかったのではなかったか。習近平主席の国賓待遇での招聘に悪影響を及ぼすことを危惧してた甘さではないのか。私はあの弱腰を非常に遺憾だと思っている。

昨夜の安倍総理に記者会見で外国人の記者が「アメリカと中国の対立が激化する折から、日本はどちら側に付くのか」と、私に言わせて貰えば「答えは一つ」のような質問をしたそうだ。私の感覚ではその場に相応しくないと外国人記者の無神経振りを非難したい思いがある。だが、総理の答えは決して「イエスかノーか」を明確にしたものではなかった。この期に至っても未だ中国と習近平に気兼ねをしておられるのかと、その気の遣い方には不満を感じた。アメリかでは中国に対してウイルスによる損害賠償の訴訟まで起こしている時だ。我が国だって甚大な損害が生じているではないか。

私は国民の間に自覚と危機意識を忘れないようにと求めたいのだが、政府に対しても「何処の国が我が国の今回のあらゆる面でも危機をもたらす原因を作ったか」を自覚して、躊躇うことなく言うべき事を真っ正面から正々堂々と伝えておくだけの覚悟を以て欲しいと願っている。これはオリンピックが来年になって開催できるか否かや、黒川検事長問題などとは次元が違う案件ではないか。安倍総理以下全閣僚に事態を良く自覚して貰いたいのだ。

5月25日 その3 賭け麻雀はアウトかセーフか

2020-05-25 15:26:52 | コラム
仮令違法でも許されるのか:

本日は朝食抜きで採血された上に、国立国際医療研究センター病院内でのえも言われぬ緊張の1時間余りの滞在で、精神的にも疲労したので、何かやる気もなく昼食後はソファーに寝転がってテレビを聞いていた。その間に偶然にチャンネルを合わせたフジのバイキングはとても面白かった。何が面白かったかと言って、例の黒川弘務前検事長の一件が始まって以来、検事長ともあろうお方が緊急事態宣言が発出されている最中に、そういうことをしていたのは許されざる所業であるから、厳罰に処すべきだという意見は必ず出てくると思っていた件が採り上げられて騒ぎになっていたことだ。

ところがである、何処で誰が決定したのか未だに判然としないが、黒川氏は最も軽いと野党もマスコミも騒ぎ立てている「訓告」という処分に終わって辞任して終わったかの如きだった。だが、野党とマスコミの連合軍は到底許す気などなく、安倍内閣を貶める絶好のチャンス到来とばかりに、退職金の6~7千万円支給も怪しからんと騒ぎ立て始めた。ここまで来ると、既にマスコミと彼等が作り上げた世論という名の論調で、黒川氏には十分に社会的制裁が加えられていたと見えるが、私には野党の騒ぎ方は多額な退職金に対する「嫉妬」(“shit”ではない、念の為)の如くに聞こえるのだが。

かく申す私は、戦前の1944年という小学生の頃に麻雀を覚え、W社に転じた1年後の1976年まで32年間も続けていた。その間に見聞した限りでも、所謂「遊び」で麻雀をやっている人たちがいるとは寡聞にして知らなかった。それだけに、この黒川氏の件を内閣か法務省か良く解らないが、どのように裁くのかには少しだけ興味と関心があった。しかしながら、「訓告」で辞職という中間の結末には野党は勿論、朝日と毎日新聞は得意技の世論調査で安倍内閣の支持率の20%台後半への転落で攻め立てて見せた。

そこに、本日はバイキングで司会の坂上忍と県知事経験者の東国原英夫が「処分には納得できない。賭博罪で立件を」と声高く主張した。私が当然出てくると予測していた正論であり、正義の味方的な主張だと思った。ところが、初めて登場したフジの解説委員だったかの平井文夫は「千点百円の賭けはセーフ」論を唱えて見せたのだった。二人は納得せずに元検事の若狭勝弁護士の意見を聞いた。若狭氏の見解は「判例があってこの程度の掛け金はセーフなのだが、黒川氏の行為は許しがたい」となっていた。二人はこれにも納得しなかった。

>事は時間の枠内では決着せずに終わったが、私は寡聞にしてそういう先例があったとは初めて聞いた。平井文夫は誰でもが言い出しそうな喩えで「パチンコ、競馬・競輪が博打でありながら公認されているのだから、黒川氏の件も『セーフ』となったのだ」と解<strong>説した。勿論、坂上忍は身体をよじって大声で「納得できない」と表明した。そのうちに速報として「訓告と決定したのはこれまでに報道されていた官邸ではなく法務省だ」とのアナウンスが入って、益々収拾不能の状態になってしまった。事そこに及んで坂上も矛を収めたのか、話題を変えて終わった。

正直に言って、私如きには黒川氏をどのように処分するのが適切かどうかなど解らない。退職金を支給するなとか、返上せよなどという意見も、適当か否かの判断も出来ない。だが、掛け金が一定額以下なら許されるとの判例があったとは少しだけ驚いた。私の考えでは既に述べてあるように、黒川氏はマスコミが誘導した与論等で十分に社会的制裁を受けているではないかとは思う。

が、「訓告」との処分だと所謂「辞め検」という弁護士にはなれるのだそうだから、法務省か官邸かは知る由もないが、十分に温情がある裁きが下されたと思っている。しかしながら、野党は安倍政権許すまじとばかりに攻め続けるだろう、マスコミと共に。


5月25日 その2 5月25日の出来事

2020-05-25 12:06:14 | コラム
2ヶ月振りにシルバーパスで都バスを利用した:

本25日は60日間隔での国立国際医療研究センター病院(NCGM)での採血・採尿・心電図の検査の日なので、2ヶ月振りに都バスに乗って大久保通りの病院に向かった。朝9時前のことだったので、大久保通りは未だ閑散としていた。最大の関心事はNCGMの患者受け入れ体勢がどうなっているかだった。3月には一般外来と発熱の人との入り口が分かれていたが、本日は発熱用の方が新宿区の検査用(確認しなかったが、PCR検査か)に別れていて、こちらからは外来の方には入れないようになっていた。

外来の方では当然のことながら手を消毒した後で、大勢の看護師さんたちが待ち受けている検温となるのだ。何故か私は35.2度しかなかったが、無事に合格してその旨を記入した紙を貰って、医師に提示するようになっていた。早速3階の採血室に行けば、貰った番号では待ち時間なしだったほどに患者の数が少なかった。その後で採尿を終えて心電図の検査に回ったがが、ここでも待ち時間なしという状態で些か拍子抜け。だが、苦情を言うようなことではないので、そのまま会計に回って再びバスに乗って帰宅しても10時半を回ったところだった。

帰りのバスの中から観察した限りでは大久保通りの韓国の化粧品等を販売している店では、マスクの値段は既に50枚入りが¥1,300となっていたし、イスラム横町でもこの値段と¥2,500の二本立てのようだった。要するに、安くしなければ売れない状態に立ち至っているようだと思いながら見ていた。更にイオン系のマイバスケットでも、店頭に中国のBYD(比亜迪汽車、自動車メーカー)製が50枚入りで¥2,980で山積になっていたが、誰も手を出している様子はなかった。要するに「マスク不足」の事態は終わっていたということだと解釈した。明日は主治医の診察の日だ。

去る22日には東京山手メデイカルセンターの大腸肛門科での定期診断の日だったので、矢張りそれなりに緊張の一時だった。だが、NCGMでは感染症センター長の大曲貴夫先生が再三テレビに解説に登場されるような、言わば感染症対策の本山のような病院なので、外来に一歩入っただけで緊張感が襲ってくるのだった。入り口の検温のところで予約の有無を聞かれるので、誰もが入れる状態ではないし、当然のように入院患者との面会禁止の看板も誰の目にも入るように立ったいる。

採血の日の朝は何時でも朝食を抜いて出掛けるので、その為の空腹と何とも言えない緊張感でこれまでになかった疲労感を味わいながら、トボトボと新大久保駅前から600 mを10分以上もかけて歩いて帰った。明日の予約は10:30だが、どれほど待ち時間になるのだろうか。主治医は循環器内科の医長先生なので患者の数が多いのだ。待ち時間には何とも言えない恐怖感を感じている。何分にも相手は目に見えないウイルスなのだから。

余談だが、明日の往復を含めて5月中のシルバーパスの利用は4回にしかならない。石原元都知事に¥20,510だったかに値上げされてしまったので、最低でも月に7回バスや都営地下鉄を利用しないと採算割れになってしまうのだ。とは言っても、第二波が何時襲ってくるかの予測も出来ないのに、ノコノコと不要不急の外出などして良いことはないのだ。そう考えるときに、明日からの全面的解除は一寸早過ぎるように思えるのだ。テレビのニュースを見る限りでは、我が国には良識を備えていない人たちが未だ未だいるようにしか見えないのが怖いのだ。