「専門家会議の意見を聞いてから」とは何事:
安倍総理は予算委員会(?)で第二次補正予算を何時立てるかと質問され「14日前ではなく専門家会議に訊いてからで、今国会中には」と答えられたのには驚愕したし「まさか、殿ご乱心」ではあるまいなとすら一瞬考えた。私自身は何度も専門家会議への西村康稔大臣等の過度の依存を批判してきたし、この会議を政治的判断の場に押し出すことが不適切であると、指摘して来た。更に言えば、医学と疫学の専門家ばかりで構成されたこの会議そのものへの疑問も唱えてきた。加藤厚労相は誤解論の主張に続けて「専門家が決めた」と逃げ口上に使った。
政治や経済の専門家に訊くまでもなく、補正予算立案についてこの専門家会議に諮問することなどあり得ないと思うが、総理はそう言われた。私は総理も余程お疲れかとも一瞬考えた。だが、総理の指揮下にはご自身で選ばれた閣僚がいるし、特措法担当(なのだろう)の西村大臣もいれば、麻生副総理がおられる。それでも専門家会議と言われるのであれば、私は総理は余程閣僚も官僚も頼むに足らずとでも諦めておられるのかと疑いたくなった。
この専門家会議には今月2日だったかに尾身茂副座長が「我々は経済面の専門家集団ではない以上、エコノミストを加えて頂きたい」と願い出て了承されたと語っていた。だが、私は寡聞にして何処の何方が経済面の担当で選任されたという報道は知らない。精一杯総理に敬意を表して考えれば、総理は既に何名かの経済の専門家の選任案を側近にでも聞かせておられるので、その点が頭の中にあって、あの「専門家会議云々」と言われたのかと解釈もできる。
私は何れにせよ、専門家会議の人員構成の再検討が必要だし、過度の依存も排除願いたいのだ。この難局を乗り切る事を主導すべきは政治であり、国民の負託を受けた政治家であるべきだと声を大にして主張するのだ。「餅は餅屋」という古き言い慣わしがあるが、お医者様を政治の場に引き出してどうする。安倍総理、宜しくお願いします。
安倍総理は予算委員会(?)で第二次補正予算を何時立てるかと質問され「14日前ではなく専門家会議に訊いてからで、今国会中には」と答えられたのには驚愕したし「まさか、殿ご乱心」ではあるまいなとすら一瞬考えた。私自身は何度も専門家会議への西村康稔大臣等の過度の依存を批判してきたし、この会議を政治的判断の場に押し出すことが不適切であると、指摘して来た。更に言えば、医学と疫学の専門家ばかりで構成されたこの会議そのものへの疑問も唱えてきた。加藤厚労相は誤解論の主張に続けて「専門家が決めた」と逃げ口上に使った。
政治や経済の専門家に訊くまでもなく、補正予算立案についてこの専門家会議に諮問することなどあり得ないと思うが、総理はそう言われた。私は総理も余程お疲れかとも一瞬考えた。だが、総理の指揮下にはご自身で選ばれた閣僚がいるし、特措法担当(なのだろう)の西村大臣もいれば、麻生副総理がおられる。それでも専門家会議と言われるのであれば、私は総理は余程閣僚も官僚も頼むに足らずとでも諦めておられるのかと疑いたくなった。
この専門家会議には今月2日だったかに尾身茂副座長が「我々は経済面の専門家集団ではない以上、エコノミストを加えて頂きたい」と願い出て了承されたと語っていた。だが、私は寡聞にして何処の何方が経済面の担当で選任されたという報道は知らない。精一杯総理に敬意を表して考えれば、総理は既に何名かの経済の専門家の選任案を側近にでも聞かせておられるので、その点が頭の中にあって、あの「専門家会議云々」と言われたのかと解釈もできる。
私は何れにせよ、専門家会議の人員構成の再検討が必要だし、過度の依存も排除願いたいのだ。この難局を乗り切る事を主導すべきは政治であり、国民の負託を受けた政治家であるべきだと声を大にして主張するのだ。「餅は餅屋」という古き言い慣わしがあるが、お医者様を政治の場に引き出してどうする。安倍総理、宜しくお願いします。