私はIOCを信奉するべきではないとすら考えている:
報道によれば、IOCのばコーツ氏(John Coatesだったか)は「東京オリンピックを開催できるか否かを10月まで待って、出来ないようであれば再度の延期はない」と述べたそうだ。既に述べたように、私はこの白人の集団の我が国を含めて加盟の他国を見下した姿勢と手前勝手な決定と物の言い方に、今更ながらウンザリさせられていた。それはオリンピックというあれほどの規模の大会を主催されてきたのだからそれなりの権威はあるだろうくらいは認識している。だが、あの威張り方には辟易となるし、それに素直に従う我が国の関係者には情けなさすら感じている。
来年への延期も(報道だけによれば)我が国の組織委員会と十分に話し合い審議を尽くしたような結果ではなかったようだし、マラソンの札幌への移転にしたところで、突然の宣告だったとしか思えないのだった。その上に来年への延期に伴って発生する費用の負担も、報道によれば、IOCが勝手に審議してあの程度の少額に決めて「後は開催国が背負え」としか思えない手口だ。私には「開催させてやったのだから、有り難いと思え」と鼻の先にぶら下げて、何か言うようにしか思えない。
私の個人的な感覚では、ヨーロッパの諸国の感染状況や、アメリカのトランプ大統領方式のチャイナウイルス制圧対策未だしという情勢下で、果たして来年の7月までに何の心配もなく観客を入れて、全世界の加盟国が東京に集まって競技が出来るのかと問われれば「極めて疑問に感じざるを得ない」と答えるだろう。専門家は「ワクチン次第だ」と言われるが、私にはそれは「禁止的条件」としか理解できない。見方を変えれば、誰も「来年の7月でも難しいだろう」とは言い出しかねている状況ではないのか。
コーツ氏が言うように「更なる延期はない」が実際のことになってしまった場合に、我が国の経済的出費と損失は過大すぎるのではないのか。とても、新型コロナウイルス制圧出来た後は「経済を回す」などということではなくなってしまうのではないのか。ウイルスの蔓延は我が国の過失でもないし、責任を問われる問題ではないと思う。それでも、IOCは開催取りやめとなった場合に、我が国に全ての経費を負担せよと言うに等しいことを、コーツ氏は平然として言うのだ。私は彼らの厚顔無恥を非難したい。組織委員会はあの時点で反論するか、一言申し入れておくべきだった。
この件は「甲子園の野球を止めて高校球児が可哀想だ」などと朝から晩までいう感情論とは次元が違う。私は森喜朗会長は正々堂々と「IOCは中止の場合の費用負担の用意を」と即刻申し入れてあったと希望的に考えている。彼等を恐れる必要などない。言うべき事を言っておかないと「あの時に条件の提示がなかったではないか」などとシレッとして言い出すのが彼等だから。
報道によれば、IOCのばコーツ氏(John Coatesだったか)は「東京オリンピックを開催できるか否かを10月まで待って、出来ないようであれば再度の延期はない」と述べたそうだ。既に述べたように、私はこの白人の集団の我が国を含めて加盟の他国を見下した姿勢と手前勝手な決定と物の言い方に、今更ながらウンザリさせられていた。それはオリンピックというあれほどの規模の大会を主催されてきたのだからそれなりの権威はあるだろうくらいは認識している。だが、あの威張り方には辟易となるし、それに素直に従う我が国の関係者には情けなさすら感じている。
来年への延期も(報道だけによれば)我が国の組織委員会と十分に話し合い審議を尽くしたような結果ではなかったようだし、マラソンの札幌への移転にしたところで、突然の宣告だったとしか思えないのだった。その上に来年への延期に伴って発生する費用の負担も、報道によれば、IOCが勝手に審議してあの程度の少額に決めて「後は開催国が背負え」としか思えない手口だ。私には「開催させてやったのだから、有り難いと思え」と鼻の先にぶら下げて、何か言うようにしか思えない。
私の個人的な感覚では、ヨーロッパの諸国の感染状況や、アメリカのトランプ大統領方式のチャイナウイルス制圧対策未だしという情勢下で、果たして来年の7月までに何の心配もなく観客を入れて、全世界の加盟国が東京に集まって競技が出来るのかと問われれば「極めて疑問に感じざるを得ない」と答えるだろう。専門家は「ワクチン次第だ」と言われるが、私にはそれは「禁止的条件」としか理解できない。見方を変えれば、誰も「来年の7月でも難しいだろう」とは言い出しかねている状況ではないのか。
コーツ氏が言うように「更なる延期はない」が実際のことになってしまった場合に、我が国の経済的出費と損失は過大すぎるのではないのか。とても、新型コロナウイルス制圧出来た後は「経済を回す」などということではなくなってしまうのではないのか。ウイルスの蔓延は我が国の過失でもないし、責任を問われる問題ではないと思う。それでも、IOCは開催取りやめとなった場合に、我が国に全ての経費を負担せよと言うに等しいことを、コーツ氏は平然として言うのだ。私は彼らの厚顔無恥を非難したい。組織委員会はあの時点で反論するか、一言申し入れておくべきだった。
この件は「甲子園の野球を止めて高校球児が可哀想だ」などと朝から晩までいう感情論とは次元が違う。私は森喜朗会長は正々堂々と「IOCは中止の場合の費用負担の用意を」と即刻申し入れてあったと希望的に考えている。彼等を恐れる必要などない。言うべき事を言っておかないと「あの時に条件の提示がなかったではないか」などとシレッとして言い出すのが彼等だから。