20年4月は295人の減少で347,570人となっていた:
20年の4月の新宿区の人口は前月に続いて減少し、対前月比△0.08%の347,570人となっていた。その内訳は、日本人は1390人の増加で307,351人となっていた。ところが、永年採り上げてきた外国人の数はこれまで余り経験してこなかった現象で、一気に1,685人と大幅に減少し40,219人となっていた。これは対前月比では△4.02%の落ち込みで、全体に占める比率も11.6%と長い間維持してきた12%台を割り込んだのだった。私には前回12%を下回ったのが何時のことだったかの記憶がない。
これで、外国人は新型コロナウイルスの感染者が増え出す前の昨年12月には147人の減少で、今年の1月にも470人も減り、2月にも132人で3月にも562人の減少だったのだから、4ヶ月間の合計で2,864人もの減少となっていたのには、些か驚かされた。彼等がウイルスの感染を恐れて帰国したのかとも考えられなくもないが、言わば鎖国状態の我が国を簡単に出国できたとしても、彼らの祖国が易々と受け入れるのだろうか。他に想定できる現象の理由は、日本語学校閉鎖されては滞在している理由も意味もないのではないか。それにアルバイトもままなるまい。
かく申す私は、先月の外出自粛要請などが出る前から、ただひたすら感染を恐れて3月からは我がアパートから600 m程の都バスの停留所まで出掛けたのは病院に通った2回だけだったから、ラマダンに入ったイスラム教徒たちの動向すら分からない状態。また、一時は大久保通りやイスラム横町であれほど売られていた中国から横流し(?)マスクも、噂によれば早くも供給過剰状態となって、50枚1箱の値段も¥3,000かそれを切るまでに下落した模様である。だが、薬局等の正規の販路で売られているとは、未だ寡聞にして聞いていない。
10万円の給付にも触れておこう。昨日は広島市のことを論じた。ここ新宿区ではより詳細な統計が入手できるので、少しだけ掘り下げてみよう。それは新宿区の広報には世帯数が掲載されているということだ。4月の統計では区内の世帯数は220,769で、3月は220,948となっていた。何れにせよ22万台であるから、それほどの数の申込書を各家庭に送付するのは物理的には容易ならざる作業であろうとは想像がつく。だが、区役所だけではなく方々に支所がるのだから、案外に早く受け取ることも出来るかと、密かに期待している。矢張り、悪政アルバイトでも雇うのかな。
先月から本当に大事を取って出歩かないようにしていたので、街角から得た情報も極めて限定されてしまった。その中でも過去4ヶ月間に外国人が2,864人も減少していたことは、特筆すべき事件だったかも知れないと思っている。個人的には、一刻も早く専門家会議に過度に依存することなく、新型コロナウイルスが制圧されて、自由に街角の景気診断ではなかった、大久保通りから百人町の動きを報告できるようになって欲しいと、心から願っている。
参考資料:新宿区広報 令和2年5月5日号
20年の4月の新宿区の人口は前月に続いて減少し、対前月比△0.08%の347,570人となっていた。その内訳は、日本人は1390人の増加で307,351人となっていた。ところが、永年採り上げてきた外国人の数はこれまで余り経験してこなかった現象で、一気に1,685人と大幅に減少し40,219人となっていた。これは対前月比では△4.02%の落ち込みで、全体に占める比率も11.6%と長い間維持してきた12%台を割り込んだのだった。私には前回12%を下回ったのが何時のことだったかの記憶がない。
これで、外国人は新型コロナウイルスの感染者が増え出す前の昨年12月には147人の減少で、今年の1月にも470人も減り、2月にも132人で3月にも562人の減少だったのだから、4ヶ月間の合計で2,864人もの減少となっていたのには、些か驚かされた。彼等がウイルスの感染を恐れて帰国したのかとも考えられなくもないが、言わば鎖国状態の我が国を簡単に出国できたとしても、彼らの祖国が易々と受け入れるのだろうか。他に想定できる現象の理由は、日本語学校閉鎖されては滞在している理由も意味もないのではないか。それにアルバイトもままなるまい。
かく申す私は、先月の外出自粛要請などが出る前から、ただひたすら感染を恐れて3月からは我がアパートから600 m程の都バスの停留所まで出掛けたのは病院に通った2回だけだったから、ラマダンに入ったイスラム教徒たちの動向すら分からない状態。また、一時は大久保通りやイスラム横町であれほど売られていた中国から横流し(?)マスクも、噂によれば早くも供給過剰状態となって、50枚1箱の値段も¥3,000かそれを切るまでに下落した模様である。だが、薬局等の正規の販路で売られているとは、未だ寡聞にして聞いていない。
10万円の給付にも触れておこう。昨日は広島市のことを論じた。ここ新宿区ではより詳細な統計が入手できるので、少しだけ掘り下げてみよう。それは新宿区の広報には世帯数が掲載されているということだ。4月の統計では区内の世帯数は220,769で、3月は220,948となっていた。何れにせよ22万台であるから、それほどの数の申込書を各家庭に送付するのは物理的には容易ならざる作業であろうとは想像がつく。だが、区役所だけではなく方々に支所がるのだから、案外に早く受け取ることも出来るかと、密かに期待している。矢張り、悪政アルバイトでも雇うのかな。
先月から本当に大事を取って出歩かないようにしていたので、街角から得た情報も極めて限定されてしまった。その中でも過去4ヶ月間に外国人が2,864人も減少していたことは、特筆すべき事件だったかも知れないと思っている。個人的には、一刻も早く専門家会議に過度に依存することなく、新型コロナウイルスが制圧されて、自由に街角の景気診断ではなかった、大久保通りから百人町の動きを報告できるようになって欲しいと、心から願っている。
参考資料:新宿区広報 令和2年5月5日号