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日本のミサイル防衛計画

2008-02-06 | ラジオ
日本は中国の軍事的潜在力が強まっていることを理由に、ミサイル防衛シス
テムを強化すると決定した。
これは日本の読売新聞が、防衛省からの情報として報じているものだ。
一方で複数の情報筋は中国が保有する巡航ミサイルは精密度が低く、日本
にとって深刻な危険を与えるものではないと伝えている。
これに関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
1999年にアメリカと日本が、ミサイル防衛システムの構築計画を開始して以
来、これは中国を対象としたものではなく、日本に駐留するアメリカ軍の安全
を守り北朝鮮からのミサイル攻撃から、日本を守ることを目的としたものだとの
立場を強調していた。AX

しかし軍事専門家らはこの見解には乖離的な見方を示し、日米によるミサイル
防衛システムは、中国の核潜在力を抑止しようとするものだと指摘している。
一方中国は日本との協力の下で、ミサイル防衛システムを構築することによっ
て、北東アジアのパワーバランスを崩そうとするアメリカの試みを無視すること
は出来ず、自国の防衛力を強化するための様々な策を講じている。

読売新聞に掲載された記事によれば(?)ミサイル防衛システムは、今後中国に
対抗することに、焦点が合わされるていくことになるという。
さらに日本の防衛省新型迎撃ミサイルSM3を搭載したイージス艦や、改良型パ
トリオット配備の他に、早期警戒管制機の数を増やす意向を示している。
また防衛省は哨戒機により高い性能を持つ、新世代型のレーダーを搭載すると
の考えを明らかにしている。

この様にして日本はミサイルを目標の位置に着弾させる、誘導能力を高めること
を計画している。
またこれに関連したものとして防衛省は、長距離地対空ミサイル配備に付いても
検討している。
この長距離地対空ミサイルは、日本の近隣諸国の防御線の奥深くの空中で目標
を撃墜する能力を備えていることから、中国だけでなく北東アジア全体の懸念を
呼び起こしている。

(?)は電波状態が悪く聴き取れず

21世紀北東アジアの地域発展

日本評論社


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1月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル




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