1010 Radio

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機械製造分野での露日協力の拡大

2008-02-09 | ラジオ
日本の建設機械大手の日立建機は、ロシア国内に油圧式ショベル製造の合弁
会社を設立する計画だ。
これに関して東京の本社が明らかにし、ロシアの声の評論委員は、次のように
解説している。
日立建機の専門家によってまとめられた事業計画では、ロシアでの展開に付い
て合弁会社を設立し、2012年までに大型油圧式ショベルの製造を開始すること
が見込まれている。

製造規模は年間約3千台を予定している。そしてこの春にもプロジェクトの実現
が期待できる。AX
またこの事業における日立の出資負担は70%から80%に上る。
日立建機は幾つかの重機(?)で、すでにロシア市場に進出しているが、今回作成
された事業計画のなかで、ロシア市場を大変有望であると評価している。
さらに日経新聞によれば日本のコマツやスウェーデンのボルボといった、他の道
路建設機械大手も、急成長を遂げるロシア市場に高い関心を示しており、現地
工場の開設を決定し投資計画に活発に参加している。

ロシアでの機会工場の開設は、今や日本をはじめとする国々とロシアが協力との
協力にとって(?)を担っていると言っても過言ではない。
自動車ではサンクトペテルブルク郊外にトヨタ、日産などの企業が生産工場を作っ
ているし、トラックでも日本企業が現地生産に参加している。
またその他の機械製造、輸送でも露日協力の下での事業展開が計画されている。
取り分け広大なロシアを貫くシベリア鉄道の近代化、高速鉄道の敷設では日本の
持つ最新技術の利用に大きな関心が集まっている。
この他の機会製造分野でも露日の協力には明るい展望が開けている。
また金融では日本のSBIホールディングスとロシアのメトロポールが共同で、1億ド
ル規模の投資ファンドを設立する。
これはエネルギー分野などの振興ロシア企業への投資を目的としたもので、運用
状況によっては拡大も見込まれている。

エネルギーでは極東サハリン大陸棚の開発や日本、中国などアジア太平洋諸国へ
の供給で、国際プロジェクトが進み極東シベリア開発と共に、広大な地域のエネル
ギー安全保障に貢献するものと期待されている。
ロシアと日本のエネルギー協力は、機械分野での協力と足並みを揃える形で発展
してきた。
東シベリアで採掘された石油を、太平洋沿岸に供給する石油パイプライン事業もそ
の一つだ。
長大なパイプライン建設はショベルブルドーザーなどの重機などが多く使われて
いる。
また石油化学工場、液化天然ガスの生産工場建設でも建機は欠かせないものだ。
日立建機の現地生産決定は、その意味で重要なのだ。

建設車両の仕組みと構造


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(?)は聴き取れず

1月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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