青森空港フライト情報

16時00分・札幌発-青森着JAL2809便
折り返しとなる17時25分・青森発-札幌行きJAL2808便

上記の便は機材の故障のため欠航となった。

RAB青森放送

ロストロポービッチ氏を記念した国際チェロフェスティバル

2月21日から28日にかけて、ロシアでは偉大なロシアのチェリスト・ロストロポービ
ッチ氏を記念して、ロストロポービッチ氏に捧ぐと題された国際チェロフェスティバル
が開催されている。
ロシアにおいてチェロフェスティバルが開催されるのは初めてのことで、これは昨年
4月に亡くなったロストロポービッチ氏の遺言によって、開催されることになったもの
だ。
現在でも地球上の何万という人々が、この世界的に有名なロストロポービッチ氏に
付いて記憶している。
全体的に音楽を解釈し、また世界各国から記録的な数の生徒が集まる教育者でも
あったロストロポービッチ氏は、それだけではなく指揮者でもあった。
またロストロポービッチ氏は精力的に、次々に音楽コンクールやフェスティバルを組
織し、また自ら率先して子ども達の為のチャリティー基金活動にも取り組んでいた。

どんな状況でも全体主義に恐れを知らずに立ち向かう、ロストロポービッチ氏の深
遠としての確固たる地位と、そして誰とでも仲良くなれる能力、つまり平和や人々や
芸術にオープンであると言う事が、彼の名誉をさらに確たるものにしたのだ。
このことはこれから何十年も記憶されていくことだろう。との確信を示しているのは
ロシアの著名な指揮者ワレーリー・ゲルギエフ氏だ。
ゲルギエフ氏はさらに次のように続けている。
「我々は輝かしいチェリストとしてのロストロポービッチ氏の、偉大な功績を認めてい
るだけでなく、彼の勇敢さにも敬意を表している。
困難な状況でも真実を語る能力は、偉大なチェリストとして行なったことと同じくらい
重要だろう」
ロシアの著名な指揮者ワレーリー・ゲルギエフ氏は、このようにコメントしている。

モスクワで行なわれている、この国際チェロフェスティバルは、もちろん故ロストロポ
ービッチ氏を偲ぶ目的だけで行なわれている訳ではなく、チェロはまるでカーニバル
の登場人物のように、様々な(?)つけて観客の前に現れるのだ。
チェロの達人であり新たな試みに多感に取り組むロストロポービッチ氏は、きっとこ
のフェスティバルを気に入ることだろう。

イタリアの作曲家でチェロの名手であるジョヴァンニ・ソリマ氏は、今回初めてロシア
で公演を行なう。
ジョヴァンニ・ソリマ氏はクラシックだけでなく、ロック音楽のスタイルで自身が作曲し
た曲なども演奏する予定で、古典的なチェロ以外にも電子チェロも演奏する予定とな
っている。
またベルリンフィルハーモニーの12人のチェロリストによる、有名なアンサンブルも、
このフェスティバルに出演することになっている。
ヨーロッパの映画音楽の名曲を組合わせたプログラムを、このベルリンフィルハーモ
ニーの12人のチェロリストたちが演奏することになっている。

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フェスティバルのクライマックスは、恐らくどう考えても閉幕コンサートとなることだろう。
閉幕コンサートではロストロポービッチ氏の作曲した曲に影響を受けた、作曲家達の
曲が演奏される。ポー
現代を代表する作曲家として、今回のフェスティバルにはロシアとポーランドの2人の
作曲家が招待された。しかしただの招待ではない、なんと今回ロシアの作曲家は指揮
者として舞台に上がる意向だ。
なおソリストはモスクワ音楽院の教授であったロストロポービッチ氏が、最も可愛がった
生徒の1人であるダビド・ゲリンガス氏が招待されているそうだ。

※ (?)はフェージングで聴き取れず

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2月25日放送　ロシアの声・ラジオジャーナル