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東シナ海境界問題に関して立場を堅持する中国政府

2008-02-18 | ラジオ
東シナ海における日本との国境線通過に関する、一連の問題に付いて中国
はこれまでと同様の立場を堅持している。
これは中国の姜ユ報道官が、北京で行なわれた記者会見の席上で明らかに
した。
これに関連してロシアの声の政治評論委員は、次のようにコメントしている。
中国の姜ユ報道官による発言は、この東シナ海における日本と中国における
国境線通過に関する一連の問題に付いて、中国・日本の二国間協議の侵蝕
に付いて、日本のマスコミ数社が報道した内容に付いてコメントしたものだ。
特に日本の読売新聞では、日本政府が中国政府に対し東シナ海の国境線付
近に埋蔵されている、天然ガス田の開発に関して新たな共同計画を提示した。
と報道された。
読売新聞によると、この新たな計画は(?)月初旬に日本側から公式に提案され
たもので、東シナ海での2つの天然ガス田開発作業を共同で開始すると言う妥
協案を提示したもので、中国側もこの提案に興味を示している。

姜ユ報道官の発言から判断すると、まだ妥協に至るまでの道程は遠いと考えら
れる。
中国は公式的には日本の報道に対し、現在中国は東シナ海の境界線付近にお
ける、天然ガス田開発による利益の分配に関して、日本政府と審議を行なってい
るところだと反論している。AX
近年、日本中国の二国間に根ざした領海問題の軋轢は深刻化している。
その一つの原因は東シナ海の国境線付近に埋蔵されている、豊富な天然ガスの
存在だ。
この様な天然ガスをめぐる領海問題に関して、二カ国で行なわれている議論は中
国も日本も東シナ海のこの埋蔵蔵されている天然ガスを、手に入れたいと考えて
いる限り、領土問題に関する計画だけでなく戦略的な性格をも孕んだ議論である
と言える。
この問題に関する議論は現在のところ解決には至ってはいない。
中国には中国の主張する境界線があり、一方日本にも同様に日本の主張する境
界線があるからだ。

そんな現状において唯一、この日本から提示された妥協案が話し合いを活発化し、
そして穏やかで建設的な中国・日本の二国間関係を創設するものとなっている。
東シナ海の境界線に関する、一連の問題において中国と日本との見解の不一致
は、話し合いによってのみ解決されるもので、そして今後予定されている 胡錦涛
国家主席の日本訪問に向けて、春に何らかの(?)が行なわれることになっている。
また今後行なわれる中国日本首脳会談に向けて、いくらか議論の結果を進めよう
とするものである可能性は(?)出来ない。
恐らくそこで歩み寄りに向けた、新たな妥協案が生まれるだろう。

(?)は信号が弱く聴き取れず

東シナ海が危ない!

上田 愛彦,杉山 徹宗,高山 雅司
光人社


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1月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル