1010 Radio

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ラジオ・タイランド(6月3日放送)

2009-06-05 | ラジオ
●アピシット首相は韓国ASEAN特別首脳会議から帰国してから、
 バスリース計画に付いての意見を、明らかにするとしている。
 運輸大臣が提案し総額679億バーツを投入して、リース契約で
 バンコクの路線バス用に、バス4000台を調達するという計画に
 対し、アピシット首相は高額なリース費用は、汚職疑惑などで
 政府が国民の支持を失うとの懸念を表明し、閣議で再検討を指
 示していた。
 内務大臣はこの計画を取り止めるよう求めていることに対し、
 反対しない意向を明らかにしていたが、一方で計画を提案して
 いた運輸大臣が強く反発し、このバスリース計画をあくまで政
 府に要求する姿勢を崩さなかった。

 このため韓国ASEAN特別首脳会議出席中の首相は意見を求め
 られ、首相は韓国から帰国後、今後の方針を明らかにすると述べ、
 このバスリース計画に付いてのコメントを避けた。
 計画の概要を詳しく検討してから、計画を取りやめるかどうかを
 決めたいとしている。

●ヤラー県の保健局はハーブの香油が、チクングンヤ熱の治療に
 効果があるとしている。
 今年は例年に無いほどチクングンヤ熱に感染する人が多く、特に
 南部での感染が深刻な状況となっている。
 ヤラー県保健局の医師は、チクングンヤ熱は(?)は非常に低いもの
 の、感染者はひどい関節痛や骨の痛みに苦しんでおり、人によっ
 ては半年もその痛みに耐えなくてはならなく、身体を動かすことも
 ままならないほど、その特徴的な症状を説明した。

 同医師はヤラー県科学教育センターの報告により、チクングンヤ熱
 による関節痛を和らげる、ハーブの効用を発見したことを明らかに
 し、すでに患者への治療で使用され、一定の効果が得られていると
 している蚊

●バンコクでもチクングンヤ熱の患者が4人になっており、保健省では
 注意を呼びかけている。
 保健省の発表によると今年はじめから5月19日までに、2万541人が
 チクングンヤ熱に感染しており、例年に無いほど多くの患者が報告
 されていることに警戒している。
 感染者は南部に集中していたが、2日、バンコク都知事はバンコク都
 内でも4人の患者が確認されたことを明らかにし、感染源となってい
 る蚊の駆除を早急に実施するよう衛生局に指示した。

 チクングンヤ熱に感染した4人のうち一人は、チクングンヤ熱が多く
 発生している南部地域へ旅行に行っていた大学生で、バンコク都内
 で感染した可能性は低いとされているが、都知事はチクングンヤ熱
 は予防ワクチンが無いため、蚊の駆除は病気を未然に予防するため
 にも必要だとしている。

 チクングンヤ熱は蚊を媒介して移る病気で、人から人への感染は認
 められていない。
 今のところ死亡者の報告は無いもののチクングンヤ熱は高熱、関節
 痛、発疹、頭痛、不眠、全身疲労などの症状があり、患者は痛みに
 苦しみ、前かがみで歩くことからアフリカのある民族の言葉で、その
 様相を表しチクングンヤ熱と名付けられた。
 現在ワクチンが無いため蚊に刺されないことが、一番の予防方法とな
 っており、保健省では蚊に刺されないよう注意を呼びかけている。 

●チェンマイの赤ちゃんパンダの名前を一般から募集する予定。
 上位4位までには100万バーツの賞金のほか、車やパンダの生地、中
 国への航空券などを賞与するとしている。

●チェンマイ空港は2日復旧し、通常運行を再開した。

●警察は首都圏の違法賭博の取り締まりを強化する方針

(?)は聴き取れず
コメント
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