ロシア外務省次官は北朝鮮に対する国連安保理の決議案に付い
て声明を表し、この制裁措置は適切なものであると同時に可逆的
な性格、元の形に戻ることが可能な性格を帯びていなければなら
ない、との自国の立場を明言した。
ロシア政府は安保理のほかのパートナー国に対し、自制と慎重な
態度を保つよう呼びかけながらも、北朝鮮を擁護する立場を取って
はいない
ロシア大統領府は北朝鮮が核実験を行ったことを、国際社会にとっ
ては容認不可能なことであり、如何なる手段を持っても正当化でき
ないと捉えている。
しかしながら北朝鮮を阻害することも解決法ではない。
この国に対しては、どんなに過剰な措置を取っても指導部が打撃を
受けることは無いだろう。
被害を受けるのは恐ろしい成長を掲げる理想を実現化するため、過
酷な実験を背負わされている一般市民だけなのだ。
国際社会は北朝鮮と話を行う際には、声を一つにして話し合わなけ
ればならない。
今の段階では(?)管理体制をビデオで厳しく監視し、(?)を(?)める事が
出来ないよう、アクセスへの制限を統制しつつも、決して対話を怠ら
ないということが必要であり、大事なことと言える。
核開発をエスカレートさせれば、(?)の原理と同じ結果になってしまう
かもしれない。
ですからこの状況の中では、まるで何も起きていないかの様に振舞
うことは無責任な行為なのだ。この問題に詳しいロシアの専門家は、
北朝鮮は今や事実上核保有国に並ぶ存在であり、このことから適切
な(?)を導かなければならないとして、次の様に語っている。
「北朝鮮の核問題を力で解決することは在り得ない。
何故なら北朝鮮はミサイルに搭載可能な核兵器を、すでに3発は保有
していると見られるからだ。
ですから北朝鮮の核問題を武力で解決しようとすれば、核兵器の使用
を招きかねず朝鮮半島全体、そして近隣諸国にもこれは大きな(?)とい
える。
北朝鮮が核実験を行った今となっては、この国は核大国の仲間入りを
果たしたのだと捉え、この事実に基づいて政策を組む必要があるのだ」
ロシアの専門家は、この様に発言している。
北朝鮮に対する措置は可逆的なものであるべきという、ロシアからなさ
れた呼びかけは、こうした理解の上に成り立っている。
国際社会と協力し、6ヵ国協議の交渉のテーブルに戻ることなくしては、
制裁体制を変える事は出来ないということを、北朝鮮指導部も理解せね
ばならない。
こうしたなかでアメリカ政府は、交渉プロセスを再開する方向に傾いてい
るようだが、強硬手段に付いても言及を止めてはいないし、日本政府も断
固として厳しい方法をとることに固執している。
軍事力をデモンストレーションする国がいることも北朝鮮を刺激している。
ですからロシア政府はパートナー国に対し、北東アジアの状況を複雑化さ
せないよう、常に呼びかけている訳だ。
いずれにせよ現在、国連安保理で行われている対北朝鮮の決議案の入念
な作成作業は、これにより建設的な解決がなされ、朝鮮半島非核化に向け
た対話再開の展望が開けるのではないかという期待を抱かせるものだ
※(?)は電波が弱く聴き取れず
6月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
て声明を表し、この制裁措置は適切なものであると同時に可逆的
な性格、元の形に戻ることが可能な性格を帯びていなければなら
ない、との自国の立場を明言した。
ロシア政府は安保理のほかのパートナー国に対し、自制と慎重な
態度を保つよう呼びかけながらも、北朝鮮を擁護する立場を取って
はいない
ロシア大統領府は北朝鮮が核実験を行ったことを、国際社会にとっ
ては容認不可能なことであり、如何なる手段を持っても正当化でき
ないと捉えている。
しかしながら北朝鮮を阻害することも解決法ではない。
この国に対しては、どんなに過剰な措置を取っても指導部が打撃を
受けることは無いだろう。
被害を受けるのは恐ろしい成長を掲げる理想を実現化するため、過
酷な実験を背負わされている一般市民だけなのだ。
国際社会は北朝鮮と話を行う際には、声を一つにして話し合わなけ
ればならない。
今の段階では(?)管理体制をビデオで厳しく監視し、(?)を(?)める事が
出来ないよう、アクセスへの制限を統制しつつも、決して対話を怠ら
ないということが必要であり、大事なことと言える。
核開発をエスカレートさせれば、(?)の原理と同じ結果になってしまう
かもしれない。
ですからこの状況の中では、まるで何も起きていないかの様に振舞
うことは無責任な行為なのだ。この問題に詳しいロシアの専門家は、
北朝鮮は今や事実上核保有国に並ぶ存在であり、このことから適切
な(?)を導かなければならないとして、次の様に語っている。
「北朝鮮の核問題を力で解決することは在り得ない。
何故なら北朝鮮はミサイルに搭載可能な核兵器を、すでに3発は保有
していると見られるからだ。
ですから北朝鮮の核問題を武力で解決しようとすれば、核兵器の使用
を招きかねず朝鮮半島全体、そして近隣諸国にもこれは大きな(?)とい
える。
北朝鮮が核実験を行った今となっては、この国は核大国の仲間入りを
果たしたのだと捉え、この事実に基づいて政策を組む必要があるのだ」
ロシアの専門家は、この様に発言している。
北朝鮮に対する措置は可逆的なものであるべきという、ロシアからなさ
れた呼びかけは、こうした理解の上に成り立っている。
国際社会と協力し、6ヵ国協議の交渉のテーブルに戻ることなくしては、
制裁体制を変える事は出来ないということを、北朝鮮指導部も理解せね
ばならない。
こうしたなかでアメリカ政府は、交渉プロセスを再開する方向に傾いてい
るようだが、強硬手段に付いても言及を止めてはいないし、日本政府も断
固として厳しい方法をとることに固執している。
軍事力をデモンストレーションする国がいることも北朝鮮を刺激している。
ですからロシア政府はパートナー国に対し、北東アジアの状況を複雑化さ
せないよう、常に呼びかけている訳だ。
いずれにせよ現在、国連安保理で行われている対北朝鮮の決議案の入念
な作成作業は、これにより建設的な解決がなされ、朝鮮半島非核化に向け
た対話再開の展望が開けるのではないかという期待を抱かせるものだ
※(?)は電波が弱く聴き取れず
6月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル