1010 Radio

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第64回国連総会開幕によせて(1)

2009-10-01 | ラジオ
9月末、世界の政治エリートたちの全てが、第64回国連総会出席
のためニューヨークに顔をそろえた。
各国の指導者達はニューヨークで、自分達を悩ませている懸案の
数々、危機からの脱出法に付いて集中的に意見交換をしている。
国連では一年の会期中、多くのアクチュアルな問題に付いて討議
され、然るへき決議が採択されている。

例えは前回の第63回総会後の会期では300もの決議が採択された。
主にそれらは平和や安全保障、危機および貧困との闘いに関するも
のだった。
今回34回目の会期中の議事日程には、安定と安全保障の強化、テ
ロリズムとの闘い人権擁護、環境保護そして国連自体の機構改革
など、すでに160を超える案件が挙がっている。

23日からは1週間にわたって、各国の首脳達が参加する一般討論が
始まり、世界140ヶ国の元首と政府首脳が演説に立っている。
アメリカのオバマ大統領は今回の一般討論演説のなかで、ブッシュ
前政権が唱えていたような政策に戻ることないだろうと明言し、アメリ
カはもはや世界の憲兵の役割を演じるつもりはない。
これからは各国と協力し、世界中の秩序確立を目指したりはしないと
述べた。

ロシア議会上院連邦会議外交問題委員会委員長は、オバマ大統領は
民主主義にも複数のバリエーションのあることを尊重すると約束したが、
このことはアメリカを厳しく批判しようとニューヨー
クにやってきた、多くの国々のリーダーたちの立場を軟化させた。
「現在今回の第64回国連総会の枠内で、大変興味深い状況が結成され
ようとしている。
アメリカの対外政策を批判し、いわば横っ面を這ってやろうと望んでいた
国々でさへ、演説のなかではトーンを変え厳しい非難を控えた」
ロシア議会上院連邦会議外交問題委員会委員長は、この様に指摘して
いる。

そうした結果、各国のリーダー達は国連演説の場を、攻撃の応酬ではな
く、世界をより良いものに変える方策を話し合う場として用いるほうを良し
とした。
例えばイランのアフマディネジャード大統領でさへ、確かにイスラエル及び
(?)政策を取る西側を非難はしたが、激しい表現は控えている。

は聴き取れず
長文のため第64回国連総会開幕によせて(2)へと続く

9月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル