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露米の戦略兵器削減交渉12月の調印を目指して

2009-10-10 | ラジオ
ロシアの外務次官は露米間で結ばれる、新たな戦略兵器削減条
約に付いてコメントし、今年12月にも締結される可能性があるとの
期待を示した。
外務次官は条約締結に向けた露米間の協議は、精力的に行われ
ていると明らかにし、現在具体的な条項が確定されつつあると述べ
た。
外務次官は、つまりこれは両国が話し合いのプロセスを終了させ、
文書の作成に入った事を意味していると指摘した。

一方で外務次官によると、双方の間でまだ妥協点が見出せない問
題も多数残されてるという。
これは先ず、戦略攻撃兵器と戦略防御兵器との関連、そして戦略
的安定に向けた通常兵器の装備に対する、条約の影響等に関する
問題だ。

ロシア科学アカデミー国際政治国際関係研究所軍縮紛争調整課課
長は、対立する問題の調整が難しいのは、現行の条約の失効まで
の時間が短いためと指摘している。
課長はスタート1は9年もの協議の末、作成されたが、新たな条約の
作成に与えられた時間は僅か9ヶ月だと指摘している。
いずれの項目も合意するのは、かなり困難だと思う。問題は多数存
在する。
そうした問題の一つが削減方法だ。
ロシアは戦略的な運搬手段を実質的に廃棄することで削減を実現し
ようとしている。

一方のアメリカは実質的な廃棄を避け、別の方法で削減を達成したい
と考えている。
それだけではない。例えば通常兵器の利用に際した運搬手段の利用
等だ。
さらには削減の検証方法を取り決める必要がある。
この検証方法は効果的でなければならず、またスタート1で定められて
いたような複雑なものであってはならない。
しかしいずれにしても協議では、はっきりとした進展が見られる。
課長はこの様に指摘している。

一方こうした議論は作業グループに刺激を与えている。
メンバーたちはできるだけ早く、双方に受け入れ可能な解決法を見つけ
出そうとしている。
外務次官は話し合いは前のラウンドよりも、さらに積極的なものになっ
ていると指摘し、調印が予定されている12月5日までに文書が作成され
る可能性は高いとの見方を明らかにした。

またこれに関連して課長は、新たな条約はその枚数を含め、現行のもの
とは全く異なったものとなるだろうとの確信を示している。
スタート1は百科事典のようなもので1000ページはある。
新たな条約はもっとコンパクトなものになるだろう。
恐らく100ページから200ページ位に収まるのではないだろうか。
課長はこのように話している。

ロシアとアメリカの大統領は最近、条約への調印を12月に行えるよう、一
致した努力を行っている。
政治家達は大きな意見の食い違いはあるにせよ、新たな戦略兵器削減条
約は、露米関係のリセットが真のものであるかどうかを、検証するものとな
るだろうとの確信を示している。

10月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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