交渉に向かう構えを見せる北朝鮮

ロシアの外務次官は朝鮮半島非核化問題に付いて、先行きが明
るい交渉が行われていることを明らかにした。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントして
いる。
外務次官は朝鮮半島の核問題を話し合う6ヵ国協議で、ロシア代表
団の団長を務めている。
外務次官は北朝鮮の指導部から最近、非核化に付いて二国間関
連も多方面の対話にも、臨む姿勢があるという声明があることを指
摘した上で、ロシア政府としては、このアプローチが、こうした問題を
解決する上で、より柔軟で建設的な方法であるため、北朝鮮の姿
勢を歓迎すると述べている。

全体から判断すると北朝鮮はアメリカ指導部が以前の自国の態度
を見直し、6ヵ国協議の交渉プロセスを再開する目的で、北朝鮮と直
接的な二国間交渉に臨むことに同意した後、北朝鮮もこれに応える
動きを見せている。

朝鮮半島の非核問題を交渉や対話で解決しようとすることは、国際
社会が揃って望んでいることだ。
しかもこれは唯一可能な方法だ。
これに付いては中国の温家宝首相もピョンヤンで、北朝鮮の金正日
総書記が行った声明の中で声明を表している。

最近、6ヵ国協議の全参加者が6ヵ国内および国連、IAEAをはじめとす
る、他の方面との(?)を行い、この交渉プロセスを如何に良い形で続行
させるかという話し合いを行ってきたことは指摘しておかなければなら
ない。
しかもロシア政府は、こうした交渉(?)が透明の中で行われ、半島の核
問題の解決も複合的な性格のものであり、あらゆる方面の安全保障の
原則に、基づいたものでなければならないと考えている。

6ヵ国協議におけるロシア代表団の副団長も、日本にも韓国にも、これ
に付いてはそれぞれのルールがあると語っている。
しかしながら北朝鮮にも(?)のルールがあり、これに完全な形で尊重さ
れ考慮されなければならない。
専門家の大半は交渉への再開への大きな弾みは、日本での内閣交
代の(?)に掛かっていると考えている。

ロシアの東洋学の専門家は、この日本の内閣交代によって北朝鮮が、
交渉のテーブルに戻る展望が開けたとに(←フェージングの谷間で全く
聴き取れず→)
「このプロセスが長く困難なものになるであろうことは(?)だ。北朝鮮が
難しい相手であることは考慮しなければならない。
朝鮮半島非核化、北朝鮮を6ヵ国協議や核不拡散条約に引き入れると
いうことを支持する方面は、デモンストレーションと敵対政治を最小限度
にし、具体的な問題に付いてのコンタクトを、より多くすることが必要だ
と思う」
ロシアの東洋学の専門家は、このように語っている。

※は聴き取れず

10月5日放送　ロシアの声・ラジオジャーナル