1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

やっと県観光物産館アスパムへ行く

2009-10-14 | 雑感
本日はお日柄も良く…
という訳で、初めて青森県観光物産館アスパムに行ってきました。
東京に長年住んでいて東京タワーへ行った事が無い人が居るのと同様、
僕も青森市民でありながらアスパムには行った事が無かった。
行かなかった特別な理由は無いが、強いて言えば機会が無かったことと
行きたいとは思わなかったことだろう。
しかし今回、年老いた母を車に乗せ出かけることにした。

観光物産館であるから、地元特産品や名産品が売られているものの、個
人的に興味無いので、目的はただ一つ展望台に行って景色を観る事だけ。
しかし景色を観るのに1人400円は高いなと思いつつ、1ドリンクサービス付
と言うことでお金を払ってエレベーターに乗り込み、展望台のある13階へと
着く。

さすがに平日の午前ということだけあってガラガラ。
もちろん空いていることを見計らって行ったので大正解。
他人に気兼ねすることなく落ち着いて景色を眺め、写真を数ショット写すこと
が出来た。


東方向、時間的に逆光になってしまった

正直こういった観光地に行くと、僕らのように車いすに乗っていると好奇の視
線が突き刺さってくる。
観に来たんだか見られに来たのか判らなくなることがあり、正直気分を害する
ことが多々ある。


青森市西方向

400円相当堪能したとは思えないが帰ることにした。
帰り際車いす対応のエレベーターがなかなかこないので、他のエレベーターに
乗ろうとして、先に母を乗せようとしたらドアが閉まりかかり諦めようとしたら、
展望台にいる案内係りの女性が気を利かせ、走ってきて直ぐにスイッチを押し
てくれ、落ち着いてエレベーターに乗ることが出来たが、途中からエレベーター
に乗ってきた若い女性の無神経振りには呆れた。
しかしエレベーターのドアが開いている時間、少し短過ぎないだろうか。

で、話は前後するが障害者用駐車スペースがあるのは聞いてはいたが、何処
にあって何処から入っていけばいいのか、最初来た者にとっては偉い不親切。
車から降りてアスパムの正面に行ってから初めて、障害者用駐車スペースの
場所を知った。
幸いにして一般の有料駐車場に空きがあったので良かったが、もう少し考えて
欲しいものだと思いながらも、こういったところはやはり青森なんだなとアスパム
を後にした。

プーチン首相の中国訪問開始によせて

2009-10-14 | ラジオ
ロシアのプーチン首相は12日から中国を訪問する。
現地ではロシアと中国の首相会談も予定されており、ロシアと中国の
経済協力の進化を目的とした、一連の文書に調印かなされることにな
っている。
これに関連してロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
ロシアと中国の貿易経済協力は、ここ数年にわたって順調に拡大してお
り、昨年2008年両国の貿易取引高は568億3000万ドルという記録的な
数字に達した。

とは言え両国の経済協力もまた、世界金融危機の影響を受けずにはい
られなかった。
ロシアと中国の貿易拡大の展望に付いて、ロシア科学アカデミー極東研
究所副所長は次の様に語っている。
「中国製品はロシア市場で売られている商品よりも、かなり値段が安いこ
とから、ロシア・中国間の貿易取引高はさらに拡大させることが出来ると
思う。
問題はロシアの消費が大幅に落ち込んでいることだ。
このことは中国からの輸入の減少に繋がるだろう。
とりわけ自動車や自動車関連機器の輸入は大きく減少した。
最近の露中間の貿易の伸びは、主にこうした製品の輸出入に支えられて
いた。
今の状況から判断すれば、ロシアと中国の貿易取引もまた、これからまだ
しばらくは、強い金融危機の影響を受け続けることになるだろう」
ロシア科学アカデミー極東研究所副所長は、この様にコメントしている。

ロシア通関局の統計によると、今年年初からの5ヶ月でロシアと中国の貿易
取引高は、昨年の同時期に比べて38.4%削減された。
プーチン首相と温家宝首相との会談では、危機による悪影響を最低限に抑
え、両国の貿易を再び増大させていく問題が中心的な議題となる見通しだ。
(?)の問題となっているのは輸出品目と輸入品目のバランスの悪さ、つまり
ロシアから中国への輸出が燃料資源に偏っていると言う点だ。
しかし最近ではここでも改善が見られる。
ロシア製の自動車や機械の、中国向けの輸出が次第に増え、また製材の供
給も伸びを見せている。
ロシアも中国も金融危機の影響をハッキリ感じており、これまで達成してきた
ような協力を継続することは難しいことは理解しつつも、重要な分野での協力
に向け前進している。

プーチン首相の中国訪問の枠内では、複数の政府間の覚書に調印がなされ
ることになっている。
そのなかには通関手続きの改善化に向けた協力、或いはロシア領内での高
速鉄道の附則、発展に関する協力などが含まれている。
またロシアと中国は、両国の経済特区同士の交流を発展させること等に付い
ても合意を結んでいるほか、銀行間協力に関する協定にも調印する予定だ。
さらに最近では燃料エネルギー分野の協力も順調な発展を見せている。
露中間のエネルギー対話を通じて今年石油分野では、およそ1000億ドル相当
に付いての協力が交わされたほか、両国の自治体の間でも契約が結ばれ、ガ
ス、石炭、電力などの分野の協力も拡大し続けている。

プーチン首相と温家宝首相との会談では、国境地帯での協力や地域間協力の
強化に向けた諸問題に付いても意見が交わされる。
特に重要なものと位置付けられているのが、極東及び東シベリアと中国北東地
域との協力プログラムの実現だ。
この協力プログラムに付いては、先月9月23日にニューヨークで行われた両国
の首脳会談で合意に達していたものだ。
ロシアと中国は、この分野で様々な提案を提示しているが、いずれも両国の社
会経済発展を加速化するための可能性を、よりよく活用することを目的としたも
のだ。

(?)は聴き取れない

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

サラ・ボンジョルニ
東洋経済新報社


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10月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル