ここ数ヶ月、人気の落ち込んでいた機密情報の公開サイト、ウィキリークスから新しいセンセーショナルなニュースが入った。
今回公開されたアメリカ国務省のスキャンダラスな文書は、一部極秘の性格を帯びるもので、ロシアと欧州の近隣諸国との関係に関わる内容となっている。
今回アサンジ氏とその同僚は、世界中のアメリカ大使館から発せられた電信10万本を一気に公開した。
アメリカの外交官の公用文書から判断すると、アメリカはロシアからエネルギー供給が欧州市場の大部分を賄っているということに、相変わらず不満を訴えているようだ。
2009年バイデン副大統領はチェコ訪問の際、欧州は他のエネルギー資源国を見つけることで、ロシアへの依存を減らすことができる筈だと述べている。
ウィキリークスで公開された手紙には、欧州諸国は、たった一国が蛇口を止めたらどうなるか、その脅威を感じていないというバイデン氏の言葉が引用され、ロシアのエネルギーが欧州で独占状態になることが、あってはならないという氏の呼びかけが明らかにされている。
また別の電信では、ロシアが独立国家共同体の圏内に、特にウクライナへの影響力を広げていることが書かれていた。
これに対抗するかのようにアメリカ政府は、ウクライナのロシアへのエネルギー依存率を下げるため、エネルギー資源の供給を多極化すべくウクライナに梃入れした。
一例だがアメリカはウクライナの核部門の発展のために、3億8000万ドルを費やしたものの、ウクライナは今日、ほぼ100割がロシアの核燃料に頼っている。
(※「100割???」ふつう100%て言うよな)
またロシア、ベラルーシ、カザフスタンの間で結ばれている、関税同盟に付いての電信もあった。
これに付いては同盟を作ることが、ロシアがカザフスタンに圧力をかける手段となったと書かれ、この同盟に加盟する以上、カザフスタンの世界貿易機関加盟の難しいと述べられている。
アメリカ・カナダ研究所の専門家バチューク氏は、公開された文書に付いてアメリカ政府が抗議を行わないことが、この文書の信憑性の高さを物語っているとして次のように述べている。
「今回公開された電信文書は、アメリカがロシアの旧ソ連圏への影響を封じて、孤立させようという政策を行っているいい証拠となっている。
この政策は多くの点で現実に即しているのではなく、冷戦後のアメリカの凱旋主義を表すものだ。当時は(???)は零細国と見なされ、それに応じた扱いを受けていた。
このアメリカ外交官らの行為はロシアにとっては、秘密でも何でもなく幻想も一切ない」
専門家は、このように発言している。
※「100割」は面白いな
※(???)は、何と言っているのか全く不明
※ウィキリークスの新たな暴露文書(2)へ続く
8月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
今回公開されたアメリカ国務省のスキャンダラスな文書は、一部極秘の性格を帯びるもので、ロシアと欧州の近隣諸国との関係に関わる内容となっている。
今回アサンジ氏とその同僚は、世界中のアメリカ大使館から発せられた電信10万本を一気に公開した。
アメリカの外交官の公用文書から判断すると、アメリカはロシアからエネルギー供給が欧州市場の大部分を賄っているということに、相変わらず不満を訴えているようだ。
2009年バイデン副大統領はチェコ訪問の際、欧州は他のエネルギー資源国を見つけることで、ロシアへの依存を減らすことができる筈だと述べている。
ウィキリークスで公開された手紙には、欧州諸国は、たった一国が蛇口を止めたらどうなるか、その脅威を感じていないというバイデン氏の言葉が引用され、ロシアのエネルギーが欧州で独占状態になることが、あってはならないという氏の呼びかけが明らかにされている。
また別の電信では、ロシアが独立国家共同体の圏内に、特にウクライナへの影響力を広げていることが書かれていた。
これに対抗するかのようにアメリカ政府は、ウクライナのロシアへのエネルギー依存率を下げるため、エネルギー資源の供給を多極化すべくウクライナに梃入れした。
一例だがアメリカはウクライナの核部門の発展のために、3億8000万ドルを費やしたものの、ウクライナは今日、ほぼ100割がロシアの核燃料に頼っている。
(※「100割???」ふつう100%て言うよな)
またロシア、ベラルーシ、カザフスタンの間で結ばれている、関税同盟に付いての電信もあった。
これに付いては同盟を作ることが、ロシアがカザフスタンに圧力をかける手段となったと書かれ、この同盟に加盟する以上、カザフスタンの世界貿易機関加盟の難しいと述べられている。
アメリカ・カナダ研究所の専門家バチューク氏は、公開された文書に付いてアメリカ政府が抗議を行わないことが、この文書の信憑性の高さを物語っているとして次のように述べている。
「今回公開された電信文書は、アメリカがロシアの旧ソ連圏への影響を封じて、孤立させようという政策を行っているいい証拠となっている。
この政策は多くの点で現実に即しているのではなく、冷戦後のアメリカの凱旋主義を表すものだ。当時は(???)は零細国と見なされ、それに応じた扱いを受けていた。
このアメリカ外交官らの行為はロシアにとっては、秘密でも何でもなく幻想も一切ない」
専門家は、このように発言している。
ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争 | |
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※「100割」は面白いな
※(???)は、何と言っているのか全く不明
※ウィキリークスの新たな暴露文書(2)へ続く
8月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル