1010 Radio

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昨年、中国が行ったミサイル迎撃システムの実験を予め知っていたアメリカ(2)

2011-09-23 | ラジオ
これに対して高等経済学校のマスロフ教授は、ウィキリークスが公開する情報に付いては慎重に対処するよう呼びかけている。
マスロフ教授は情報の洩れは計画的に行われる可能性があるとして、次のように語っている。
「ウィキリークスの掴む中国関係の情報は、一部は不正確か、またははったりである可能性は除外できない。中国は大国で軍事諜報機関も非常に発達していれば、軍事情報のデマを飛ばすことにも長けている。
このため中国の軍事関係者からは、よく計画的に情報が漏らされており、これにアメリカはいちいち反応している訳だ」
教授は、このように発言している。

マスロフ教授は中国は実験の詳細に付いて、アメリカに予め警告を発することはできた筈だと考えている。
第一にそれは余計な過敏な反応を避けるために、また第二にアメリカのミサイル防衛システムに並ぶ、競争力をつけていることを見せつけるためだ。

こうした一方で中国軍は今回の情報の詳細が洩れたことに関し、非常に神経を尖らせている。
有名な中国の軍事専門家の(聴き取れない)氏は、アメリカの諜報機関は中国の軍事政治関係者らから直接情報を受け取ったと捉えている。
(聴き取れない)氏は技術的諜報手段を使えば、中国のミサイル発射基地の活況を映し出すことはできるが、ミサイルの型や実験に関する極秘情報は内部者、つまり自国の国益を他に売る者を通じなければ得られないと語る。
実際のところが、どうであったのかは見極めがたいが、こうした一方でウィキリークスは、今回公表された情報は中国とアメリカの厳しい敵対関係に関する、こうした極秘情報の一部でしかないと断言している。

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9月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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キーロフ級ミサイル巡洋艦に最新型総合ミサイル設備を搭載

2011-09-23 | ラジオ
ロシア国防省は世界でも最強のキーロフ級ミサイル巡洋艦に、総合ミサイル設備を搭載する意向だ。
このような近代化が進めば、敵空母を破壊したり空からの攻撃を防いだり、戦略ミサイルを用いて地上の標的を倒すことも可能になる。

今回の計画ではキーロフ級ミサイル巡洋艦のアドミラルナヒモフ、アドミラルラザレフ、アドミラルウシャコフなどの装備更新が計画されている他、北海艦隊の旗艦である、ピョートルヴェリーキイも含まれることになる。
今回の計画では現在搭載されているミサイルシステム・グラナトの代わりに、魚雷から長距離巡航ミサイルまで総合的に対応できる、最新のミサイルシステムを導入することになっている。
また最新の対空防衛ミサイルである、S-400も搭載されることになる。

地政学問題アカデミーのシフコフ副総裁は、このような近代化によってロシアは、さらに幅広い可能性を得ることが出来るとして、次のように述べている。
「以前、ミサイル巡洋艦の役割は空母を破壊することたった。ですから強力なミサイル設備であるグラニトが搭載されていた。
今回の近代化によってこれらのミサイル巡洋艦は、さらに総合的なものと成り得るだろう」
副総裁は、このようにコメントしている。

今日、ミサイル巡洋艦の任務には空母の破壊の他に、空からの攻撃の防御や地上の標的の破壊などがある。全体としてキーロフ級ミサイル巡洋艦は、300以上の様々な種類のミサイルを有することとなり、世界でも最大のミサイル運搬部隊となる。

ロシアは世界の海でのプレゼンスを弱めることなく、逆に強めようとしてい
る。
『コムソモールスカヤプラヴダ』紙のバラネツ軍事評論員は、近代化は成功するだろうとの意見を持った一人だ。
「ロシアには世界一の数の先進的で質の高い兵器がある。世界の海軍でも艦船を改修することで、さらに30年から50年の間、就役させる例が存在して(???)。
2015年にはアドミラルナヒモフが最初に改修を終え、艦隊に就役する見
込みとなって()全く聴こえない。

自分でつくるうまい!海軍めし―簡単!早い!おいしい!
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経済界

(???)は一体、何語なんだ

9月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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