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ウィキリークスの新たな暴露文書(2)

2011-09-04 | ラジオ
バチューク氏は今回のウィキリークスでの電信公開は、露米関係に深刻な影を落とすものではないと付け加え、さらに次のように語っている。
「露米は同盟国ではない。最良の場合でもある種の国際問題に関してパートナー国同士であるという関係だ。他の問題ではライバル関係にある。
こうしたアメリカ外交官の声明は露米関係の現実に即している。今までウィキリークスで暴露された文書も、この二国の関係には影響してこない」
バチューク氏は、このように発言している。

昨年2010年の12月、メドヴェージェフ大統領はロシア連邦のテレビ局の指導たちらからのインタビューを受けたなかで、ウィキリークスでの暴露文書はアメリカと他の国々との関係に影響する可能性はあると語ったものの、露米関係には影響しないとしている。
メドヴェージェフ大統領はアメリカ外交官の発言を、瞬間的な栄光と呼び、如何なる人間でもそうした発言を行う権利があると語った。
ラヴロフ外相も面白い三文小説だと一笑し、現実の政策ではロシア政府はアメリカとは具体的な問題に集中していくと答えている。
こうした訳でアサンジ氏の投げた今回の爆弾は、世間の注目を集める目的で、それこそ個人的な瞬間的な栄光以上のものにはならない。

ウィキリークスは昨年10年にアメリカ国務省がアフガニスタン、イラクで行った作戦の黒幕を映す文書を公開したときは大きな人気をさらった。
マスコミの調べではウィキリークスは、25万件の秘密文書を所持している。そして、その一つひとつは短いものだと報じられている。

8月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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