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オバマ大統領の政治ゲーム

2011-09-09 | ラジオ
アメリカのオバマ大統領は8日、アメリカ議会で演説する予定。この演説では、経済成長の促進と新たな雇用の創出が主要テーマとなる。
専門家たちはオバマ大統領の演説は、来年の大統領選挙を見込んだ発言内容になるとの確信を示している。
オバマ大統領は上下両院の議員たちに、従業員を新規採用した企業に対する税控除をさらに一年延長するよう求めると見られる他、住宅市場の支援、インフラ再建に関する新たなプログラムも発表される見込み。

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マスコミは、これらの案が民主党によって、予算削減案を準備している民主党と共和党による、両(?)委員会の優先課題に盛り込まれる可能性があると指摘(???)。
一方で、このような対策がアメリカ経済に影響を与えるとは考え(???)。アメリカでは経済が著しい速度で下降線を辿っており、アメリカ政府はその修正に間に合わない。アメリカでは毎年予算が、およそ3兆ドル(???)されている。アメリカ政府が努力しても1兆ドルを補うのが(???)一杯だろう。

コンサルティンググループ・ネオコンのハジン会長は、アメリカ経済の低下は今後も続くとの確信を示し、次のように語っている。
「アメリカ政府には短期間で経済を促進できる手段が一つだけある。それは3回目となる国債の発行だ。2回目の発行では如何なる効果も見られなかった。
しかし現在、今後2、3ヶ月の間に2兆ドルの国債が発行されたならば、効果は現れると思う。
しかしこれは数ヵ月後にインフレの波を引き起こすだろう。3回目の国債発行はオバマ大統領にとって最後のチャンスだ。オバマ大統領は最後の国債発行を2012年6月までは行わないだろう。最後のチャンスは大統領選挙の直前に使われると考える。
2012年の秋にはロシア、ブラジル、中国そしてヨーロッパの経済が不安定化に向かう可能性が高い。ヨーロッパはアメリカにとって最大の資金源だ。
アメリカの最近の行動を見るとアメリカはヨーロッパで、極めて大規模な経済危機を起こしている」
ハジン会長は、このような見解を示している。

アメリカでは経済成長速度が2012年にも回復に向かうとの予想が出ているが、アメリカの国民はオバマ大統領の演説に懐疑的な態度を見せている。
FBBキャピタルパートナーズのフルトン社長は、ロシアの声からのインタビューに次のように語った。
「我々は現在、イデオロギー的危機の状況にある。アメリカ議会では、どの勢力も譲歩する意向を見せていない。
アメリカ共和党と民主党が唯一獲得したのは予算の削減だ。しかし経済危機への勝利は予算の削減だけでは不可能だ。資金を一つにする必要がある」
社長は、このように発言している。

アメリカの債務は15兆ドルに達しようとしている。この動きを止めるために、アメリカ国ではすでに一連の緊急措置が承認された。その中には今後10年にわたるアメリカ国務省と国防総省の大幅な予算削減のほか、国連の分担金支払いを完全に停止かる可能性もあるという(???)。

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(?)は電波状況が悪く聞き取れないが、女性アナウンサーがもっと声を出せは聴こえるレベル
(???)は女性アナウンサーの声が全く出ていない

9月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル