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知的な安全保障

2012-05-09 | ラジオ
ウラジオストックでのアジア太平洋経済協力APECサミット、ソチのオリンピック、カザンのユニバーシアードの開催用に開発された、安全保障のイノベーション手段について、ロシア内務省は採算がとれると踏んでいる。
こうした知的手段は起こり得るテロを未然に防ぐために役立つ。この目的でロシアは2億3千万ルーブル、およそ800万ドルを拠出する。

ロシアでは規模の大きな国際的な催しが、これからいくつか続く。これを前にして治安維持関連機関は、安全を保障するための技術的な手段を強化しつつある。このため爆発物、爆破装置を操作する器械の大量購入が計画されている。
こうした機械の全てロシア製でテストの結果、高い効果を発揮することが証明されている。
その長所は危険物をいち早く発見するため、高い精度とスピードを有していることだ。そしてコンパクトな点だ。
例えばスキャナーの重さは200グラム足らずで誤算なく危険物を判別できる。危険な爆発物の原材料であるトリニトロトルエンや、トリメチレントリニトロアミンを類似した砂糖のような物質と混同することなく探しだす。

ロシア議会下院国家会議国防委員会副委員長は、こうした機械の購入を内務省は時を逸せず行っているとして次のように語った。
「ロシアは爆破や破壊行為に使われる電子機器を見つけ出し、除去するための最新の機械の購入に取り掛かろうとしているが、そうした機械は非常に有効なものだ。国は無駄に拠出を行っていないと思う。
残念なことに我々は国がテロの危険性から、市民を守らねばならない時代を生きている。購入される機械はテロの危険物を特定し、未然に防ぐために大きな効果を発揮するだろう。
もちろん治安維持隊が専門的な作業を行い、市民一人ひとりも注意を怠らないことは必要だ。大掛かりな行事が行われる前は専門家のトレーニングが行われ、市民にも注意が促されるのが世界では普通の光景となっている」
副委員長は、このようにコメントしている。

現在ロシアではテロの9割が未然に防御されている。世界的にこの数値は決して悪くないものだ。
専門家たちは内務省が購入を予定している器機は、技術的ポテンシャルを上げることだろうとの見方を示している。
金のため、おかしな理想のため、個人的な野心のために犯罪を犯そうとする者たちの企みを未然に防ぐこと。この(?)の目的は明確なものだ。

(?)は何と言っているのか不明
粗末な喋りの若い男性アナウンサー

4月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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