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世界ダーティーマネー銀行は存在するか(2)

2012-05-13 | ラジオ
ロシア議会下院・安全および汚職克服委員会のメンバーであるレズニク議員は、しばしば問題となるのは、努力の調整であると見做している。汚職というものは様々な国々を巻き込むものだが、そうした国々の政府は、彼の意見によると犯罪撲滅に向けた、自分達の行動をよく調整できていないという事だ。
イタリアやスペイン、アメリカ、ロシアには大きな汚職グループが存在するが、そうしたいわゆるマフィアの大規模な摘発があるのは、かなり稀である。

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犯罪集団は犯罪場所から離れたところに、自分達の収入を分けて管理している。かつてはナチスの宝石や資金を熱心に受け入れたスイスの銀行は。今や何十億もの犯罪マネーの受け入れを厭わない存在だ。
またリヒテンシュタインやアメリカ、サウジアラビアさらにはドイツの、いわゆる殺菌された様な銀行でさへ、犯罪集団からのお金を歓迎している。ダーティーマネーは、一つの口座から別の口座へと渡り歩くものだ。

国家汚職対策委員会のメンバーであるザイツェフ氏は、国外に流出したロシアのお金を、今のところ合法的に国に戻せるメカニズムはないと指摘した。
麻薬および犯罪に関する国連組織の代表者フェドートフ氏は、ロシアの声の取材の最後に、多くの国々にとって必要なのは組織犯罪と闘う、明確とした戦略である。今のところ犯罪グループは、治安維諸機関の行動に強い印象を与えるような適応を示している。このように指摘している。

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4月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
コメント (2)
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