1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

北朝鮮:ミサイルの脅威なのか張りぼてのトラか

2012-05-19 | ラジオ
日本の各メディアが匿名情報筋として伝えたところによると、朝鮮民主主義共和国は弾道ミサイルの新しい発射場を建設している可能性があるという(語尾が聴こえない)。
同時に中国は北朝鮮が新しい核実験を行わないよう説得を行っている。放射能漏れを懸念しているためだ。
韓国の各メディアは2006年と2009年に、それぞれ北朝鮮が地下核実験を行った施設の衛星画像を発表した。専門家らは新しい核実験に向けての準備が整っているとの見方を示している。

ロシア科学アカデミー極東研究所・朝鮮研究センターのジェビンセンター長は、北朝鮮が実際の脅威ではなく、張りぼてのトラだと指摘している。
「衛星打ち上げが失敗したことを見ても、北朝鮮の脅威というのはまだ仮説に過ぎないことが分かる。恐怖を煽り立てることは、ミサイル防衛システム装備を進めたり、北東アジアにおける前線基地を維持しようという思惑を背景としているのだ。冷戦が終結したにも関わらず、アメリカはアジアに軍事基地を維持しようとしており、ミサイル防衛システムまで整備しようとしているのだ」
センター長は、このようにコメントしている。

MDの一部はすでに日本のアメリカ軍基地や、海上自衛隊の艦船に配備され(語尾が聴こえない)。その配備のためには北朝鮮からのミサイルの脅威が必要なのだ。
ジェビン氏は北朝鮮のミサイル計画の進行テンポについて、次のように語っている。
「この分野の専門家らはミサイルを実地配備するためには、10発以上の実験が必要だと考えている。失敗の原因を明らかにし、構造上の欠陥を修正し、新しいミサイルを開発するためには、北朝鮮では3年はかかるでしょう。どちらにせよ外交的な手段での、解決(?)をさらに行う必要があるのだ」
センター長は、このようにコメントしている。

日本、アメリカ、韓国の外交官らは来週、北朝鮮の衛星打ち上げ失敗後、初となる会合をソウルで開くことになっている。

(?)は若い男性アナウンサーの粗末な喋りで聴き取れず

飢餓とミサイル―北朝鮮はこれからどうなるのか
クリエーター情報なし
草思社

5月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル